「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」とは
銀行や証券会社、クレカの資金状況をまとめて見るツールとして、「マネーフォワード」を使っている。
家計簿アプリ・家計簿ソフト「マネーフォワード」
自分はずっと有料プラン(月額500円)で利用しているんだが、最近
「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」
という、「住信SBIネット銀行」ユーザー向けのサービスもあることを知った。
家計簿アプリ・家計簿ソフト「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」
「住信SBIネット銀行」なら、自分も口座を持っている。
もしかして、コッチなら有料機能が無料で使えるのかな?と思ったが、違った。
使えるのは無料機能の範囲のみで、有料機能は別途課金が必要。
サービス的には、本家マネーフォワードと全く同じ。
むしろ、本家で使える機能が、「for 住信SBIネット銀行」では一部使えない。
現在、「金融機関・特定サービス向けマネーフォワード」で、下記をご利用いただけません。
何卒ご了承ください。
「ReceReco」との連携
「ICカードリーダー by マネーフォワード」との連携
「MFクラウド」シリーズとの連動
@Nifty払いでのプレミアムサービスお申し込み
https://moneyforward.com/faq/15#249
こうした金融機関向けのマネーフォワードは、いくつもある。
- 「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」
- 「マネーフォワード for YMFG」
- 「マネーフォワード for 静岡銀行」
- 「マネーフォワード for 東海東京証券」
- 「マネーフォワード for 東邦銀行」
- 「マネーフォワード for 滋賀銀行」
- 「マネーフォワード for 群馬銀行」
- 「マネーフォワード for 福井銀行」
- 「マネーフォワード for LOHACO家計簿」
- 「マネーフォワード for 岡崎信用金庫」
- 「マネーフォワード for 三井住友信託銀行」
※ちなみに、各銀行の口座をもってなくても、普通に使える
全てサービスの運営はマネーフォワード側で、銀行側は特に何もしていない。
(銀行のお知らせがアプリで確認できるくらい)
また、本家マネーフォワードと金融機関向けマネーフォワードで、同一アカウントを使うことはできない。
データの引っ越しも不可。
本家ユーザーが金融機関向けのマネーフォワードに乗り換える場合(あるいはその逆でも)、新しいアカウントを作り直す必要がある。
ただ、
「口座情報のコピー」(データを除く、ログイン情報のみのコピー)
だけは、「住信SBIネット銀行」と「静岡銀行」が対応してる。
「金融機関・特定サービス向けマネーフォワード」の登録口座コピー機能について
現在ご利用いただけるのは下記のサービスとなります。
「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」
「マネーフォワード for 静岡銀行」
https://moneyforward.com/faq/15#249
今回、「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」への登録口座コピーを試してみたので、そのメモにて。
「金融機関・特定サービス向けマネーフォワード」の登録口座コピー
まずは、「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」に会員登録。
本家マネーフォワードとは、別のアカウントを作る必要がある。
新規登録|家計簿アプリ「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」
ログインすると、「新規口座登録」の画面へ。
「マネーフォワードから登録口座をコピーする」のメニューがある。
登録口座コピー機能について
本機能をお使い頂くことで、「マネーフォワード」で登録している口座情報を「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」へコピーすることが出来ます。
IDやパスワードなどを改めて入力することなく、すでに登録済みの口座を「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」でもご利用頂けます。
コピーされる情報は以下になります。
・登録されている口座情報
・分類ルール
※過去の履歴については、コピーされませんのでご注意ください
ログイン情報だけでなく、分類ルールもコピーされるのは嬉しい。
ただし、過去のデータがコピーされるわけではない。
その後、コピー元の本家「マネーフォワード」のID/PASSを入力すると、コピーする口座情報が表示される。
(口座毎に取捨選択はできない)
↑の写真に入ってないが、クレジットカードや証券会社、ポイントなど、全ての口座情報が表示される。
確認ボタンを押して進むと、コピー開始。
コピーが完了すると、確認画面が表示される。
更なる認証が必要な場合、赤字で表示されている。
追加認証については、トップページにお知らせが出るので、そちらから。
ワンタイムパスワードや、画像認証への誘導がある。
ということで、無事にコピー完了。
念のために機能をいろいろみてみたが、やはり本家と同様だった。
(本家では有料プランを使っているが、こちらのアカウントでは無料機能しか使えかった)
まとめ
何か利点があれば乗り換えようと思ったが、特に違いがない上にデータの引っ越しができないので、本家マネーフォワードを使い続けることにした
本家マネーフォワードの有料プランは月額500円するので、金融機関向けのマネーフォワードで無料で使えるなら・・・と思ったが、そうでもないようだ。
そうなってくると、各銀行向けのマネーフォワードを使うより、本家を使った方が良さそうかな、と。
銀行は将来的に変更するかもしれないし、金融機関向けのは本家で使える機能が一部制限されるし。
今のところ、制限されている機能で必須のモノのは特にないが、今後はどうなるか分からないしなぁ。。。
別に銀行の名前が入っているからと言って、セキュリティが高いとかそういうメリットもないし。。。
さて。
この手のアグリゲーション・サービスも最近はずいぶん便利になった。
昔は「Microsoft Money」というPCソフトを使っていたが、ソフトが重かったりして大変だったのが、今は完全クラウドである。
サーバーのCPUでじゃんじゃんやってくれるので、いろいろ楽ちん。
「マネーフォワード」については、数年間有料で使い続けているが、やはり月額500円は重い。
(まぁ「Microsoft Money」の時も、年間ではそれくらい払ってたけど)
無料である程度できるが、無料プランだとデータの保持が1年しかなかったり、ワンボタンで全口座更新ができなかったり、ちょっと物足りないのよね。。。
https://moneyforward.com/pages/premium_features
最近は、「マネーツリー」が無料である程度できそうなので、そちらも登録して様子をみている。
https://moneytree.jp/
ただ、グラフ表示機能とか、登録可能口座とか、まだまだマネーフォワードの方が便利かな。
(マネーツリーは「円グラフがない」「項目毎の推移グラフがない」「ビューカードが登録できない」など)
そんな感じ。