ANAが機内モニターで表示できる「地図」に新機能「ANA Flight Path」を追加す。
対象は国内線、2018/4より。
国内線「ANA Wi-Fi Service」の地図に新たな機能を追加!
今回新たに導入する次世代型地図「ANA Flight Path」は、従来の放映型地図とは異なり、ご自身の端末上で自由に地図を動かすことができるほか、ご搭乗便のコックピットや左右の機窓からの景色(バーチャル)をお楽しみいただけます。
また、日本最大級の口コミグルメサイトである「食べログ」、国内最大手の地図情報会社ゼンリンと連携し、旅の楽しみの一つである食の情報や、日本各地の絶景ポイントなど、旅が楽しくなるような情報を地図上に掲載します。
個人的に、飛行機の機内では本(電子書籍)を読むか、機内モニターの地図をぼんやり眺めている。
あんまり「映画」は見ないタイプ。
(よほど暇な時はみるけど)
そのため、地図表示のモード追加は大歓迎である。
なお現時点でも、地図はいろんなモードで表示できる。
しかし今回は、スクロール可能な地図に「食べログ」などのお店情報もアイコン表示されるらしい。
一部の都市はストリートマップにも対応するとか。
また、「機窓からの景色」もモニターからみれるようになったということで、ちょっと楽しみ。
地名など、窓から見える景色に多少は説明がつくものと思われる。
「ANA Flight Path」は、Betria Interactive社の「FlightPath3D」を使っているとのこと。
Flightpath 3D
同社の機能説明みた感じでは、こんなイメージ。
「機窓からの景色」では、右の窓・左の窓をちゃんと選べるっぽい。
「Flightpath 3D」の公式動画はコチラ。
ANA向けのカスタマイズは入ると思うが、だいたいこんな感じになるんだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=XDSrbqL5HTc
実際に画面を操作している公式動画は、↓が分かりやすい。
(KLMで採用されているらしい)
さて。
海の上を飛んでいるときは景色もないのでアレだが・・・
窓の外に山や街がみえる時には、「山の名前」とか「街の名前」とか、地図で分かるといいかなぁ、と。
普通の地図でみればいい話ではあるが、窓の外の景色と連動して情報が見たいのだ。
究極的には窓自体がディスプレイとなって、いろいろARで情報表示してくれるのがいい。
例えば↓の「Acti-Vision Window」(Vision Systems)みたいな。
https://www.youtube.com/watch?v=N7GHt1C4pxM
まぁそこまでできるのは、まだまだ先だろう。
とりあえず今回、機内モニタに「機窓からの景色」が追加されたとのことなので・・・
今後は景色内の情報量をどんどん増やしていって欲しいところ。
(たぶん最初は数が少ないだろうから)
なお対するJALには、今のところ「富士山どっち?」という便利機能がある。
日付と便名を選ぶと、「富士山がどっちの窓から見えるか」分かるというモノ。
飛行機内から富士山が見えるのはどっちの座席? – JAL国内線
これなんかも、機内モニタでも実行できるようにしちゃえばいいのにな。
あ。
機内の時点で「どっちの窓に富士山が見えるか」分かっても、席動けないから微妙か(笑
そんな感じ。