ANAプレエコ「特別運賃」の「Super Value Plus」(通年設定)と、SFC修行のPP単価

ANA「特別運賃」(通期設定)

2017年から、自分がよくチェックしていた東南アジアの「期間限定運賃」で、プレエコの「Super Value Plus」をあまり見かけなくなった。

「Super Value Plus」とはビジネス・クラスにアップグレード可能で、かつ一番安い割引運賃。

マイルやアップグレード・ポイントでビジネスにアップ可能。

プレエコは、マイル/PPの積算率が100%。

そして東南アジアはPP倍率が1.5倍なので、東南アジア行きのプレエコは海外旅行ついでにPPを稼ぎやすい。

(そしてビジネスにアップしなかったとしても、疲れない距離でもある)

「期間限定運賃」が少なくなった代わりに、例えば通年でクアラルンプールのプレエコ「Super Value Plus」が安くなった。

そうした運賃をANAのHPをみてみると、「特別運賃」として通年設定されているようなので、そこら辺をチェックしてみようかな、と。


2018年のプレエコ特別運賃「Super Value Plus」

個人的な興味の範疇から、チェックしたのはプレエコ@東南アジアのみ。

(ほかのエリア・運賃もざっと見たけど、大してアレだっだので)

ANA 特別運賃表(アジア・オセアニア)

以下は、各都市への運賃(上記に記載の料金)と、諸税の合計=チケット代。

そしてSFC修行に使う場合の、単純往復した場合のPP単価

路線 運賃 諸税 チケット代 獲得PP PP単価
シンガポール 99,000円 14,560円 113,560円 10,736PP 10.6円
バンコク 112,000円 14,560円 126,560円 9,407PP 13.5円
ジャカルタ 126,000円 15,940円 141,940円 11,636PP 12.2円
ムンバイ 174,000円 17,170円 191,170円 13,403PP 14.3円
クアラルンプール 108,000円 13,930円 121,930円 10,814PP 11.3円
シドニー 125,000円 33,880円 158,880円 10,526PP 15.1円

注意点として、上記のうちシンガポールとバンコクについては、シーズン設定がある。

上記はローシーズン(L)の価格。

具体的なシーズン設定は以下。

逆にいうと、クアラルンプールはシーズン設定がないので、安定してそこそこ安い。

運賃による設定席数もあると思うので、もしチケットが残っていれば、だけど。

なお運賃規則は、全部はチェックしていない。

なぜなら、面倒だから・・・。

クアラルンプールだけ、運賃規則をチェックした。

シンガポールも軽くみたが、同じような感じではあった。

留意事項としては・・・

  • 28日以上前の予約が必要
  • 火曜~土曜の出発であること
  • 最低滞在条件は、日曜を挟むこと
  • OKAなどの国内区間はつけられない

ミニマムステイ条件は「日曜を挟むこと」なので、土曜出発なら復路=日曜も可能。

つまり土日のみの1泊2日↓

なるほど。

ちなみに、PP単価11.3円は「特別安い」ワケではない。

比較的に短期で日本発着のプレエコ国際線で量を稼いだり、海外旅行のついでに貯められる、という話。


プレエコ「特別運賃」の履歴

2017年から安くなったかな?と思ったんだが、そこら辺を「特別運賃」の最安値一覧でみると、以下のような感じ。

2017年から「Super Value Plus」が入っている。

その代わり、シンガポールとバンコクにはシーズン設定も一緒に導入されている。

都市 2016年 2017年 2018年
シンガポール 168000
(Value Plus)
L:99,000
H:147,000
(Super Value Plus)
L:99,000
H:147,000
(Super Value Plus)
バンコク 168000
(Value Plus)
L:112,000
H:147,000
(Super Value Plus)
L:112,000
H:147,000
(Super Value Plus)
ジャカルタ 195000
(Value Plus)
126000
(Super Value Plus)
126000
(Super Value Plus)
ムンバイ  244000
(Value Plus)
174000
(Super Value Plus)
174000
(Super Value Plus)
クアラルンプール 172000
(Value Plus)
108,000
(Super Value Plus)
108,000
(Super Value Plus)
シドニー 168,000
(Value Plus)
125,000
(Super Value Plus)
125,000
(Super Value Plus)

2016年→2017年では変更が入ったが、2017年→2018年には大した変更ナシ。

ちなみに「運賃表」に運賃が設定されているだけで、実際にはプレエコが売られていない場合もある。

上記は一通り予約可能だったが、ホーチミン・ヤンゴン・プノンペンは予約検索してもでてこないので、含めなかった。


そのほか

「特別運賃」への「Super Value Plus」導入と引き換えに?少なくなった、「期間限定運賃」の方については、以下など参照。

Super Value Plus カテゴリーの記事一覧 – やじり鳥

期間限定運賃については、現時点では東南アジア向けのプレエコは設定されていない。


去年の期間限定運賃で「お、面白いな」と思ったのは、↓。

ANAプレエコ、インド行き期間限定運賃(Super Value Plus)、PP単価は7~8円。

ただコレは最低滞在期間が9日と、使いこなすのがムズかった。

最近、期間限定運賃はミニマムステイが厳しいのがちょくちょくある。


そんな感じ。

ANAが2018年10月から、国内区間の予約クラスを国際線連動へ。獲得マイルとプレミアムポイントが減少。

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