朝食会場や大浴場の混雑度をチェックできる、ドーミーインの「混雑状況確認システム」

混雑状況確認システム

「温泉大浴場」や「ご当地グルメの朝食」などが人気のビジネスホテル、ドーミーイン。
そんなドーミーインでは、部屋にいながら朝食会場や大浴場の混雑度が分かる「混雑状況確認システム」が導入されている。

未導入のホテルもあるが、新しく作ったホテルには大体ついているようだ。
最近、2017年にオープンした松山や高知のドーミーインに泊まったが、双方とも「混雑状況確認システム」が導入されていた。

システム自体はかなり前からあるが、今までさほど気にしていなかった。
それが今回ちょっと実際に使ってみて、「なるほど、コレは便利だな」と思った次第。

「混雑状況確認システム」は、部屋に備え付けのテレビでチェックすることができる。

テレビをつけると表示されるメニュー画面を、リモコンで操作。
「便利機能」→「混雑状況」でチェックできる。

ちなみにWiFiのパスワードも、この画面上で表示される。

以下、それぞれの機能について。

大浴場の混雑度

まず、ドーミーインといえば大浴場
PM3時から朝まで、夜通し入ることができる。

しかし時間帯によっては混雑するので、事前に混雑状況がチェックできるならありがたい。

「混雑状況確認システム」での表示は以下。
「空/Unoccupied」と表示されている(英語併記!!)

最初、「これは何をもとに混雑度を判定しているのかな?」と疑問だった。
風呂に入っている人数を、実際にカウントしているワケでもあるまいし。

しかし、よくよくシステムのメニュー名をみて分かった。
これは大浴場のロッカー(鍵付き)の空き状況で、混雑度を集計しているんだな。

朝食会場の混雑度

次は、朝食会場
これも混雑度が部屋にいながら分かる。

朝食も、混んでると結構待たされるんだよなぁ。。。

「混雑状況確認システム」での表示は、以下。
この時は「空」と表示されていた。

朝食については、どうやって混雑度を判断しているんだろう。

確かに、会場に入る際には必ず部屋番号と名前を伝えたりするので、朝食会場にはいった人数は分かるハズ。
しかし、食べ終わって会場から出て行く人の数はカウントしてないだろうから、混雑度をシステマチックに判定するのって難しくないか?

これは・・・

現場スタッフが、ボタン押してる感じかな?

※当方が予想する運用イメージです

スタッフ:うぉおお、きたぁ!!
客が大挙してきたぁ!!

あれだけチェックイン時に『朝8時前後は大変混雑いたします』と伝えたのにィイイ!!

しょうがない・・・。

『混雑モード』に、ポチッとな。

だいぶイメージできた。
多分、こんな感じでしょう。

コインランドリーの混雑度

そして最後は、コインランドリー。

ドーミーはコインランドリーも充実してて、便利ですね。
乾燥機も、もちろんアリ。

洗濯機の状況も、乾燥機の状況も、「混雑状況確認システム」で確認可能。

こちらは各洗濯機・乾燥機の稼働状況と経過時間が表示される。
「空いている機械があるか」がチェックできるのはもちろん、自分が使用中の機械の状況・残り時間も分かるので便利。

この稼働状況については、システム直結で状態をとっているんでしょうね。

ちなみにこのコインランドリー。
ドーミーイン高知では、洗濯は無料(30分)で洗剤は自動投入。
乾燥機が20分/100円だった。

乾燥機の方でお金を回収するんだな。
しかしコレ、洗濯だけして部屋干しする場合は、無料で使えちゃう気が・・・。

まぁそんな人、なかなかいないか

いずれにしろ、洗濯・乾燥を部屋で待てるので、なかなか便利でした。
ありがたい限りです。。。

まとめ

いやぁ、今のビジネスホテルって便利ですね。

大浴場、朝食会場、コインランドリー。
全部部屋にいながら混雑状況が分かる。

こうなると、次は過去統計や予想の表示でしょうか。
「○月の○曜日は、だいたいこの時間が混雑する」みたいな。

もしくは、スマートスピーカーの導入。

最近、マリオットがAmazonのアレクサ導入を発表していた。
米アマゾン、マリオットのホテルにAIスピーカー導入へ

ドーミーインも、是非この流れに乗って欲しいすね。
アレクサが「洗濯が完了しました」とか教えてくれたりして。

「混雑状況確認システム」、今後の進化も期待されるところです。

そんな感じ。