泉佐野市(大阪)と言えば、ふるさと納税での収入額が全国1位の135億。
総務省からの「3割超の返礼品をいつまで続けるつもりだ」アンケートをも華麗にスルーして、発表資料中では個別に揶揄されるなど、独自路線をひた走るトップランナーである。
そんな泉佐野市だが、ふるさと納税ポータルの最大手・最古参たる「ふるさとチョイス」では、2019/1/3をもって掲載を終了した。
ふるさとチョイス 大阪府泉佐野市
2019/01/04(金) 00:00
【★重要★「ふるさとチョイス」における返礼品の掲載取り止めについて】
泉佐野市の「ふるさとチョイス」での返礼品掲載は、2019年1月3日23:59をもって終了いたしました。
ちなみに同サイトでは、9月時点で「掲載要件を満たしていない」としてPeachポイントの掲載も一時停止していた。
「ふるさとチョイス」は業界リーダーたる責任感?をもって、総務省指導に沿った妥当な対応をしているものと予想される。
※「ふるさとチョイス」での掲載終了のお知らせと、返礼品の代わりに登場した正体不明?のオリジナルキャラ
とはいえ、その他のポータルサイトでは依然として泉佐野市へのふるさと納税が可能。
2019/01/31時点で対応しているポータルサイトの一覧は、以下。
- ふるちょく(自治体直営)
- ふるさと納税特設サイト(直営サイト)
- 泉佐野チョイス(直営サイト)
- ふるなび
- 楽天ふるさと納税
- ふるさとプレミアム
- ふるさと納
- さとふる
- ANAのふるさと納税
- ふるさとスマイル
- ヤマダふるさと納税
- ふるまる
- ふるさと本舗
このうち、今回当方がチェックしたのは、泉佐野市の直営サイト「泉佐野チョイス」。
大阪府 泉佐野市ふるさと納税特設サイト「泉佐野チョイス」
この「泉佐野チョイス」、名前と色使いが「ふるさとチョイス」に似ている気がするが、たぶん気のせいだろう。
大阪のシステム会社「SHIFT PLUS」のふるさと納税管理システム「LedgHome」を採用した、泉佐野市による直営サイトである。
それはともかく。
この直営「泉佐野チョイス」のみ、総務省指導に関連した「お知らせ」が出ていた。
(他のポータルサイトや泉佐野市公式ページでは、動きナシ)
《重要》「泉佐野チョイス(ポイント制)」新規寄附受付の停止について
曰く、この直営サイトは1/31をもって新規受付を停止するとのこと。
また、すでに受付済みの分についても、ビールやPeachポイントなど「地場産品以外の返礼品」については、4/1以降に見直す可能性があるため、はやめにポイント交換してくれとのこと。
1/31(木)23:59をもって、新規寄附の受付、および寄附に対するポイント付与を停止いたします。
既にお持ちのポイントへの影響はございません。
なお、今後も保有されているポイントをお礼品に交換することは可能ですので、ご安心ください。【新規寄附受付最終日】
平成31年1月31日(木)23:59までの寄附(以降は新たなポイント付与を停止します。)【サイトのリニューアル】
「泉佐野チョイス」は、平成31年2月1日(金)16:00より、既にポイントを保有する方々の為の「お礼品交換専用サイト」となります。
※平成31年2月1日(金)0:00から15:59の間は、メンテナンスのため一時停止します。既にポイントを保有されている方は、「お礼品交換専用サイト」を利用して、ポイントと返礼品を交換してください。
また、地場産品以外の返礼品(ビール系飲料、缶酎ハイ、清涼飲料水、お肉、フルーツなど)、ピーチポイントは、4月1日(月)以降、見直す可能性がありますので、なるべく早くポイントをご利用ください。
総務省による「控除対象外選定」が決定するのは、5月上旬。
少なくとも、その手前の4月には「地場産品以外の返礼品」を削除する予定なんだろうな。
やじり鳥 遂に今年は「ふるさと納税」が厳格化、3割超の返礼品「控除対象外」化は6月から
「泉佐野チョイス」は寄付金分だけポイントをもらい、返礼品とポイントを交換する「ポイント制」。
つまり寄付した後に「ポイントで返礼品を交換する」という期間が、ユーザー側で必要になる。
そのため、他のポータルサイトより早めの対応になった可能性がありますね。
もしくは直制サイトだけは改修工数的に、早めの対応が必要だったか。
本件は直営サイト「泉佐野チョイス」の話なので、他のポータルサイトでの動きは分からない。
少なくとも他のポータルサイトでは、まだふるさと納税が可能な模様(1/31時点)。
しかしそれも、2月で終わるかもしれないし、3月に終わるかもしれない。
少なくとも直営サイトの「新規受付」は1月で終了したので、そんなに猶予はないかもしれない。
そこら辺は分かりま千円。
亀は万円。
なお、本日(1/31)は高野町の最終日にもなっております。
こちらは各ポータルサイトで、一斉に引き上げ実施予定。
さて。
2月以降のふるさと納税は、どんな感じになるでしょうね。。。
そんな感じ。