GWで読んだ本「グーグルマップ誕生の軌跡」「キングダムで解く中国大陸の謎」など

GWに読んだ本の感想メモ。
以下、面白かった順に。

グーグルマップ誕生の軌跡

世界を変えた地図グーグルマップ誕生の軌跡 NEVER LOST AGAIN グーグルマップ誕生 (T's BUSINESS DESIGN)

世界を変えた地図グーグルマップ誕生の軌跡 NEVER LOST AGAIN グーグルマップ誕生 (T’s BUSINESS DESIGN)

Googleマップに関わってた人が書いた本。

作者はマーケティング系の人で、視点が技術に偏りすぎてないので、「読み物」として読みやすかった。
気合い入れずにサラッと読めるのが、嬉しい。

内容的には、社内政治仕事の進め方など、Google特有の内情が興味深かったです。
こんな赤裸々に書いていいもんなの?という。。。

主題のGoogleマップは、「検索」に次ぐGoogleのヒット作。
その舞台裏について読むだけでも面白かったんだが、更に・・・

キーホール → Googleマップ → Ingress → ポケモンGO。
本書を読んで、全てが1つの線で繋がっていたことを知り、感動した。

キングダムで解く中国大陸の謎

始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎 (集英社新書)

始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎 (集英社新書)

これはキングダム・ファンには良本。

漫画キングダムの実際のページを引用しながら、その歴史背景について解説あり。
本書を読んで色々「腹落ちした」というか、よりキングダムを理解できるようになった。

なぜ秦が中国を統一できたのか。秦が特別な理由。
嬴政・李斯が語る法家の理念、失われた小国の王子「呉慶」の激情、動かざる大国「楚」の体制、王騎将軍の「城」とは何か、etc

ちなみに、この新書の作者テーマとしては「銃・病原菌・鉄」(ダイアモンド)などで語られる「中華統一の理由」に反論があるとのこと。

銃・病原菌・鉄 上巻

銃・病原菌・鉄 上巻

そこら辺はどっちが正しいかよく分からんが、「銃・病原菌・鉄」(ダイアモンド)は名著だと思います。

GW中に読んだ別の本(↓)でも「銃・病原菌・鉄」が引用されてて、「銃・病原菌・鉄」はやっぱ影響大きかったんだなと思った次第。

とんでもなくわかりやすい経済の話

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

父が娘に語る 美しく、深く、壮大で、とんでもなくわかりやすい経済の話。

なんか、やたらレビュー評価が高かったので買った。

第1章は、ざっくり「銃・病原菌・鉄」(ダイアモンド)だった。
それに経済視点の話も加わり、分かりやすく説明されてて良かった。

利益、利子、マーケットなど、経済のお話。
小話を交えて、というか小話を中心に、読みやすく仕上がっていた。

ただまぁ、なんていうか、「父が子供に語る体」なので全体的に書き方がライトというか。
もう少し手応え・読み応えが欲しいなとは思いました。
本の趣旨的にしょうがないんだけど。

サピエンス全史

サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福

サピエンス全史(上) 文明の構造と人類の幸福 サピエンス全史 文明の構造と人類の幸福

上巻・下巻を買ったものの、上巻でギブアップ。
長く終わりのないエッセイ感が、個人的には辛かった。

この本、レビュー評点は、やたら良い。
でも自分には合わなかったかな、と。

上巻を読み終わってから、下巻を買うべきだった。。。

ほい。

そんな感じ。

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