ヒルトンが無料宿泊の必要ポイント数を変更、いくつかのホテルで必要ポイント数がアップ

2019年6月、ヒルトンの無料宿泊における必要ポイント数が変更された。
いくつかのホテルでは必要ポイント数が増えた
View from the Wingによると、ヒルトン公式は変更自体は認めたものの、ユーザーへの告知は特にしていないとのこと。

ヒルトンの無料宿泊については、2017年からアワード・チャートが廃止され、「Points & Money」と統合されたフレキシブルな必要ポイント数が導入されている。
必要ポイント数はホテル・日程によって異なるが、設定された最小ポイント数と最大ポイント数を以下からチェックできる。
Hilton – More Flexible Rewards

「必要ポイント数が増えた」と言っても、アワード・チャートがないので変化点が分かりにくい。
上記ページで検索してみないと、分からないんだな。

しかしloyaltylobbyのリストによると、日本のホテルで必要ポイント数に変化があったのは以下のホテルとのこと(いずれも必要ポイント数が増えている)。

  • ヒルトンニセコビレッジ
  • ヒルトン名古屋
  • ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
  • ヒルトン東京お台場

個人的には2017年の制度変更当初にリリースされた必要ポイント数しかメモってないので、それと現在の必要ポイント数を比べてみる。
(2017年以降のタイミングで変化があったかもしれないので、今回の変更とは関係のない変化点も入っていると思う)

ホテル名 必要ポイント(最小~最大)
ヒルトン小田原
リゾート&スパ
新:43,000~95,000
旧:18,000~95,000
コンラッド東京 新:95,000~95,000
旧:49,000~95,000
コンラッド大阪 新:84,000~95,000
旧:XXXXX~XXXXX
旧軽井沢KIKYO
キュリオ・コレクション
新:66,000~95,000
旧:XXXXX~XXXXX
ヒルトン東京ベイ 新:34,000~80,000
旧:18,000~80,000
ヒルトン沖縄北谷リゾート 新:49,000~80,000
旧:30,000~80,000
ダブルツリーby
ヒルトン沖縄北谷リゾート
新:72,000~80,000
旧:XXXXX~XXXXX
ヒルトン東京お台場 新:47,000~70,000
旧:21,000~60,000
ヒルトン東京 新:XXXXX~70,000
旧:33,000~60,000
ヒルトン大阪 新:52,000~70,000
旧:30,000~70,000
ヒルトンニセコビレッジ 新:32,000~70,000
旧:14,000~60,000
ヒルトン名古屋 新:42,000~60,000
旧:23,000~50,000
ヒルトン福岡シーホーク 新:32,000~50,000
旧:17,000~50,000
ダブルツリーby
ヒルトン那覇首里城
新:24,000~40,000
旧:11,000~30,000
ダブルツリーby
ヒルトン那覇
新:28,000~35,000
旧:16,000~30,000
ヒルトン成田 新:20,000~20,000
旧:19,000~20,000

「旧」=2017年リリース当初の数字で、その時点では「最小必要ポイント数」の方は旧アワードチャートから自動換算された数値になっていたので、変化点にあまり意味はない気がする。
「最大必要ポイント数」の変化点(黄色)については、少なくとも2017年から変化点があったのかな、と。
また表中で「X」になっている部分は、値が設定されてなかったもの。

その他、自分がチェックしたいホテルについては、下記のサイトで検索が可能。
Hilton – More Flexible Rewards

いずれにしろ、こうしてサイレントで必要ポイント数を操作されると、ちょっと怖いものがありますね。
どっかで大改悪がくるんじゃないか、みたいな。。。

なおヒルトンのポイント宿泊については最近、関連記事のコメントでもいくつか話題になっていた。

  • ポイント宿泊では宿泊金額に対する「ベースポイント」は付与されないが、キャッシュで支払った範囲についてはポイント付与あり(ポイント&マネーのマネー部分など)
  • ポイント獲得キャンペーンについては、ポイント宿泊でも対象となる(「POINTS UNLIMITED」など)
  • ポイント宿泊でも、宿泊数などステータス加算は可能

ほい。

そんな感じ。

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