マリオットBonvoyの隠れ最上級ステータス「コバルト・エリート」(Cobalt Elite)

マリオットのホテル会員プログラム「Bonvoy」において、隠れ最上級ステータスの「コバルト・エリート」(Cobalt Elite)があることが判明した。

詳細はThe Points Guy(TPG)を参照。

Marriott Has a Secret Top Tier Elite Status Called Cobalt Elite

「コバルト」は一般公開されない隠し最上級ステータス。

ただしマリオット本部から各ホテルに、コバルト会員への特典内容を指示する資料が配付されており、今回はその内容が判明した形。

「コバルト」はインビテーション制で、マリオット従業員による推薦と、マリオットCEO(グローバル)の承認が必要。

宿泊数などの具体的な基準は決まっていない(明らかになっていない)。

コバルトを含むステータス一覧は、以下のようになる。

ステータス 資格
一般会員
シルバーエリート 10泊/年
ゴールドエリート 25泊/年(SPGアメックス付帯)
プラチナエリート 50泊/年
チタンエリート 75泊/年
アンバサダーエリート 100滞在/年+2万ドル利用/年
コバルトエリート
(Cobalt Elite)
インビテーション制
マリオット従業員からの推薦
マリオットCEOの承認が必要

隠しステータスなので、公式WEBサイトのステータス一覧にはコバルトの記載は一切なし。


コバルト会員には、専用のステータスカードが付与される。

その特典内容は、「アンバサダーエリート特典+α」

  • スイートを含むアップグレード
  • ゼネラルマネージャーによる挨拶
  • パーソナライズされたアライバル・ギフト
  • パーソナライズされたアメニティ

また、リッツカールトンでの「ラウンジ・アクセス」、ヨットコレクションでの「船長とのディナー」、エディションでの「レストランでのVIPテーブル確保」、セントレジスでの「Ritual Experience」など、ホテル毎に特典が用意されている。

それぞれコバルト会員+同伴1名~。

資料では、ホテルのゼネラルマネージャー向けに、「到着前」「到着時」「滞在中」「出発時」に分けて、個別シーンでの接待例も例示されている。

「到着時」には、(可能なら)ゼネラルマネージャーが部屋までエスコート。

チェックイン時には、R5コード(?)を予約記録に付与する、etc。


これらのコバルト特典を、詳しい人達はどう見ているのか?

関連するFTスレッドを読む限り、「アンバサダーとの明確な違いは、リッツカールトンでのラウンジ・アクセスくらい」という感想の模様。

(プラチナ~アンバサダー会員はラウンジ利用が可能だが、リッツカールトンやセントレジスのラウンジは含まれない)

Marriott Bonvoy Cobalt – FlyerTalk Forums

個人的な感想としては、いよいよもって我が「ゴールド・ステータス」(by SPGアメックス)が、ステータスのピラミッドにおいて「下から数えた方が早い」状態が際立ってきたな、と。

誠に遺憾であります。


ほい。

そんな感じ。

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