ANAの最上位ステータス「ダイヤモンド」会員に付与される、ANAスイート・ラウンジご利用券。
そのラウンジ利用券についての記事が、ちょっと面白かったのでメモにて。
記事はこちら。
ANAが「ラウンジ利用券」転売の撲滅に成功したシンプルな方法(鳥海 高太朗)
要点は・・・
・今年から、ANAスイートラウンジの混雑が緩和された
・原因は、ダイヤモンド会員に付与される利用券に、当該会員の名前・マイル番号が入るようになったため
・利用券が「転売禁止」なのは今も昔も変わらないが、記名式になったことで転売が減った
・ダイヤ会員は規約を破ったことによる会員資格剥奪が怖いので、チクリを恐れて利用券を売らなくなった
※名前とマイル番号が記載されるようになった利用券↓
ANAスイート・ラウンジ利用券は、年に1回ダイヤモンドメンバーに付与される。
6枚綴り(6回分)なんだが、ダイヤ会員はそもそもスイートラウンジに入れるので、ANA側の想定としては「家族やお世話になった人へのプレゼント」というのも利用想定に入っているらしい。
「ダイヤモンドサービス」メンバー限定 選択式特典
友人や知人などに対して無償でプレゼントされた利用券を使ってスイートラウンジを利用することは今も何一つ問題ないのだ。
このような理由からANAも「記名の必要がないものと考えていた」そうだ。
とはいえ、「転売」は規約で明確に禁じられている模様。
そして転売の多さからラウンジが混むようになったので、いよいよ利用券に名前を入れるようになった、と。
まぁ、ヤフオクとかメルカリをみると、まだまだ名前や会員番号の部分を隠した写真を載っけて、がんばって売りにだしてる人も結構いるけど。
それでも、そういった転売が、結構減ったらしい。
当方はスイートラウンジに入ったことがないので分からないが、以前は相当混んでいたという。
それで思い出したんだけど、そういやANAの株主優待券はどうなんだろうな?と。
国内線を割引で乗れる、ANA株主優待券。
ANAの株主優待割引でプレミアムクラスに安く乗る「プレミアム株主優待割引運賃」を使ってみた – やじり鳥
券面をみてみると、以下のような記載があった。
商業目的での転売やオークション等により入手された「株主優待番号ご案内書」に記載の株主優待番号および登録用パスワードが使用できない場合、当社は一切の補償をいたしかねます。
自己責任でドーゾ、みたいな記載。
転売自体は、別に許されてるのかな。
ラウンジ利用券の転売も、問題が大きくなるまでは放置されてたワケだし、なんていうか、、、
意外とそこら辺は、緩いんだな。
マイルの転売とかが放置されているのも、なんでかなと思ってたんだけど、まぁ、実害がないうちはいちいち取り締まらないってことなんだろうな。
人手もかかるし、そりゃそうか。
なるほどなぁ、と。
ほい。
ちょっと、ラウンジ利用券の「記名の必要がないものと考えていた」というANAのコメントが面白かったんで。
それだけなんだけど。
そんな感じ。
ANAスーパーフライヤーズ会員(SFC)の会員数と推移 – やじり鳥