JAL国際線のプレエコ「Eクラス」は積算率70%にダウン、「Rクラス」がプレエコに格上げ

JAL国際線の予約クラスに変更が入る。

「予約クラス」は、マイルの加算率にも影響する。

予約クラス「E」(プレエコ)は100%の加算率だったが、70%にダウン予定。

その代わり「R」(エコノミー)が、プレエコ用の100%加算率として格上げされる。

E プレエコ(100%)→プレエコ(70%)
R エコノミー(50%)→プレエコ(100%)

公式サイトでの予約クラスに関する説明は以下。

https://www.jal.co.jp/jmb/earn/travel/flight/jal.html

「R」クラスについては、すでに搭乗ボーナス400FOPのページにも追記されていた。

もともと「R」はボーナス対象外の予約クラスであったが、プレエコ「R」の場合は対象となる。

FLY ON プログラムとは – JALマイレージバンク


なんていうか、この変更をみると、「E」はいじらず「R」をプレエコ(70%)にすれば良くない?って気がする。

まぁ、なんか理由があるんだろうけど。


それと関係あるかは不明だが、JALは最近、推奨GDSをAmadeus(アマデウス)に切り換えるというリリースを出していた。

JALとアマデウス、戦略的パートナーシップを締結

ちなみに「R」クラスについては、AABAではビジネスクラスとして設定されている。

(予約クラスは航空会社によって設定が異なる)


GDS(予約システム)については、JAL推奨のGDSがJAL独自系の「AXESS」→グローバル企業「Amadeus」のモノになる。

現行のAXESS(トラベルポートと連携)については、トラベルポートと合弁で「アクセス・トラベルポート」を作るという話があった。

JAL、旅行会社向け予約システムで新会社、トラベルポート社と合弁

しかし話がまとまらず、アクセスは解散。

JALはトラベルポートのライバルであるAmadeusとパートナーシップを結び、推奨GDSもAmadeusに切換える。

トラベルポート幹部、アクセスとの合弁会社設立断念に「非常に残念」

もともとJALは2017年、自社で利用するシステムをAmadeusの「アルテア・スイート」に切換えていた。

このタイミングで、いろいろな制度変更があった。

JALがアマデウス「Altea」にシステム移行、2017年11月16日にサービス刷新。 – やじり鳥

しかし旅行代理店が利用する予約システム(GDS)については、自社系AXESS推奨のままであった。

それが推奨GDSも、アマデウスになるって話ですね。

アマデウスのGDSは、「Amadeus Selling Platform Connect」というらしい。

「Amadeus Selling Platform Connect」のURLはこちら(旅行会社向け)。

https://www.sellingplatformconnect.amadeus.com

業者以外が閲覧可能なアマデウスのページとしては、以下がある。

checkmytrip

Amadeus e-ITR

アマデウスを使っている航空会社の予約番号を入力すると、eチケットが見れる。

(予約番号はアマデウスなどGDSから発行されているため)

これらのサイトは、海外航空会社のWEBサイトがイマイチな場合に、使ったりする。

あと昔は、BAでJAL国内線を予約した場合の、座席指定のためとかに使っていた。

ほい。

そんな感じ。

飛行機の搭乗券に印刷されたバーコードには、どんな情報が入っているか? – やじり鳥

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