Googleのホテル検索
Googleの旅行ポータル「Google Travel」が、国内旅行や海外旅行で宿泊するホテルを探すのにスゴク便利になった。
Googleの旅行関連機能としては、元々フライト検索の老舗ITA Matrixを引き継いだ航空券検索「Googleフライト」を重宝して使っていた。
そして今年の春くらいからは、ホテル検索がブランド絞り込みに対応して、宿泊関連機能もグッと便利に。
今では旅行に関するほとんどをGoogleTravelで賄うことができるようになった形。
現時点のGoogleホテル検索が便利な点は以下。
- 詳細なブランド絞り込み機能
- 柔軟な地図連動
- 公式サイト価格を含む横断検索
- 最安値カレンダー
以下、それぞれについて。
ブランド絞り込み機能
まず、「Google Travel」で「ホテル」を選択。
PCでもスマホもOKだけど、PCで見た方が便利(地図機能)。
次に目的地を検索。
3桁のIATA空港コードに対応しているのも、いいですね。
検索すると、「ブランド」という絞り込み項目が出現する。
ホテルのブランドで、絞り込むことができる。
ブランド絞り込みは、グローバルなホテル・チェーンに対応している。
- アコーホテルズ
- インターコンチネンタル
- ウィンダム ホテルズ アンド リゾート
- オヨ・ルームズ
- ハイアット
- ヒルトン・ワールドワイド
- フォーシーズンズホテル
- ベストウェスタン
- マリオット・インターナショナル
- ラディソン・ホテル・グループ
それだけなら、以前から他の予約サイトでも可能だった。
しかしGoogle Travelの場合は、詳細なホテルブランドも指定できる。
例えば、IHGの中でもインターコンチネンタルだけとか、ホリデイ・インだけとか。
これはアレですね。
例えばIHGスピードアップ・キャンペーンの「2ブランドに滞在で2000ポイント」オファーのために、「ちょっと遠くてもいいからホテル・インディゴを探してる!」っていう場合に便利ですね。マイナーな使い方ですが。。。
後述の地図連動と組み合わせると、特に便利さを実感する。
柔軟な地図連動
検索結果は地図上でも表示される(PCのみ)。
地図をググッと引いてみると、世界中の選択したブランドの結果・価格が表示されるので、「なるべく近くて安そうな○○ブランドのホテル」を手軽に探せる形。
※ホテル・インディゴで絞り込みした状態
これは例えば、「どこか安いリッツカールトンはないかなぁ」という、旅行先を含めたホテル検索が可能になる。
安いリッツカールトンがあれば、その国への航空券を予約する、みたいな。
もちろんホテル検索の絞り込み機能は、一般的な予約サイトにも備わっている「価格上限」や「設備」(WiFi有無・プール有無など)も指定できる。
いろんな絞り込み機能を指定した上で、更に地図からもグリグリ探せるというのが、GoogleTravelの素敵な点ですね。
公式サイトの価格対応
なお検索結果や地図上で表示される宿泊料金は、複数の予約サイトの横断検索結果になっている。
Expedia・Hotels.com・KAYAK・agoda・TripAdvisor・楽天トラベル、などなど。
GoogleTravel自体には予約機能がなく、ホテルを選択すると様々な予約サイトへのリンク先と価格が表示される形。
特に、公式サイトの価格も含まれているのが、非常に便利。
例えば上記のIHG系ホリデイ・インは、7228円。
これは公式サイト上での、非会員向けの最安値になっている。
実際にリンク先(IHG公式)に飛んでみると・・・
ホリデイ・インの非会員向け料金は、6141円。
ただし予約を進めると、諸税込で7228円となる(Google上の価格と同じ)。
ちなみに会員であれば割引がきいて、もう少し安くなる。
最安値カレンダー
またGoogleTravelが非常に便利な点として、最安値カレンダー機能がある。
日付毎の最安値を表示できる機能で、そのホテルの安い日程がいつかチェックできる形。
まずはホテルを選択する。
次の画面で、日付部分をクリックすると、カレンダーが表示される。
カレンダーには、その日の最安値が表示されている。
超便利。
「このホテルに泊まりたいけど高いなぁ」という時に、宿泊する日程や日数をカレンダー上で変更することで、なんとか予算内に含める。
そういう使い方ができるんですね。
まとめ
個人的に昔からホテル検索もGoogleを活用していたが、今年に入ってからブランド絞り込みも追加されて、一気に便利になった。
どうもGoogleは、今後もホテル検索を強化していくっぽいので、今後が楽しみだな、と。
そんな感じ。