ヒルトンのダイヤモンド会員が、生涯に1度だけダイヤモンド・ステータスを延長できる制度だが、本年版が始まった。
現在ダイヤモンドで、来年のステータスがダイヤモンドから落ちてしまう会員については、ライフタイムで1度だけ「来年もダイヤモンド」を申請できる。
ただし、過去にダイヤモンド会員期間が合計3年ある会員など、諸条件はある。
公式サイトはコチラ。
Diamond Status Extension
本件は、2017年にポイント制度などが大きく変わった際に発表されていた。
ヒルトンがポイント制度拡充で、ポイントがより使いやすく。ダイヤモンド会員は1年延長特典を新設(条件あり) – やじり鳥
制度が導入された理由は以下。
忙しくて旅行できない年もあるよね。分かる。そんな時は、この延長制度を使ってね。
Sometimes life puts travel on pause. We get it, and that’s why we’ve added a benefit to help eligible Diamond members keep their status after a slow travel year.
ステータス延長の申請条件は3つ。
- 2020年3月31日でダイヤモンド・ステータスが切れる人
- 過去に合計して3年間のダイヤモンド実績がある人
- 過去に250泊(ポイント泊含む)か、50万ベースポイントの実績があること
- Diamond status that expires on March 31, 2020
- Three total years at Diamond status (years do not have to be consecutive)
- At least 250 nights (paid or reward) OR 500,000+ earned Base Points since joining Hilton Honors
ちなみにヒルトンについては、ヒルトンVISAプラチナカードで年間120万円利用と10滞在でダイヤモンド・ステータスが維持できる。
ヒルトン・オナーズVISAプラチナカード
今回のステータス延長申請については250泊条件(or 50万ポイント条件)があるので、「ヒルトンVISAカードで3年間ダイヤモンド・ステータスを維持」→「4年目は延長制度でダイヤモンド」というやり方はできないですね。
そこそこ宿泊実績がないと、申請できないという。
そもそも「3年のダイヤモンド実績」については、ステータスマッチで資格保持した期間は除外されるため、クレカで得たステータスも対象外になりそうな気がする。
The year during which a Hilton Honors member used a status match to achieve Diamond Status will not count as one of the three years of Diamond status required to meet the criteria.
※ヒルトンではステータスマッチを実施しており、他社ホテルの上級会員はヒルトンの上級ステータスを申請できる
ヒルトンがステータス・チャレンジを延長、ステータス期限が2021年3月までに。 – やじり鳥
ちなみに50万ポイント条件も「宿泊によるベースポイント」で達成している必要あり。
キャンペーンや提携クレカで得たポイントは計算から除外。
Points earned via bonuses, promotions and/or co-branded credit cards do not count towards meeting the Diamond Status Extension criteria.
いろいろ、条件が細かいですね。。。
ほい。
そんな感じ。
ヒルトンのポイント有効期限が「最後の増減から1年」から「最後の増減から15ヶ月」に変更 – やじり鳥