都内ホテル15社がカルテルのおそれ、公取委が警告

フロント・リザベーション会(FR会)

都内の大手ホテル15社が、カルテルのおそれで公取委による警告を受けるとのこと。

ホテル御三家をはじめとする15社は、持ち回りで「フロント・リザベーション会」(FR会)なる月例を開催。
稼働率や平均単価、客室単価の設定方針などの情報を交換していた。
ただし、FR会メンバーによる客室料の一斉値上げなどがされた形跡はないとのこと。
都内大手ホテル カルテル・独禁法違反のおそれ 公取委が警告へ

実際には「禁煙客室の割合」とか「掃除ロボットの導入率」など、様々な情報を共有していたとのこと。
「フロント・リザベーション会」という名称からして、予約・フロント業務の勉強会ちっくな感じなんですかね。
ただ、現在や将来の単価を情報交換するというのは、なかなかリスキーな感じがありますな。

参加ホテルは御三家(帝国・オークラ・ニューオータニ)など、歴史のあるホテルが多そうだった。
他には、どういうホテルが参加していたのかな、と。

ホテル御三家

「フロント・リザベーション会」に参加していたホテルは以下。

ホテル名運営会社初期開業
帝国ホテル 東京帝国ホテル1890年
パレスホテル東京パレスホテル1961年
The Okura Tokyoホテルオークラ1962年
ホテルニューオータニニュー・オータニ1964年
京王プラザホテル京王プラザホテル1971年
シェラトン都ホテル東京近鉄・都ホテルズ1979年
ハイアットリージェンシー東京西新宿ホテルアンドリゾート1980年
浅草ビューホテル日本ビューホテル1985年
ホテルメトロポリタン日本ホテル1985年
ロイヤルパークホテル三菱地所ホテルズ&リゾーツ1989年
ホテル椿山荘東京藤田観光1992年
グランドニッコー東京 台場オークラニッコーホテルマネジメント1998年
セルリアンタワー東急ホテル東急ホテルズ&リゾーツ2001年
ザ・プリンス パークタワー東京プリンスホテル2005年
第一ホテル東京第一ホテルサービス

歴史あるホテルが多く、ホテル名が変わってたりするので創業年が難しいが、wikiから適当にチョイスした。
第一ホテル東京は、どこを初期開業(自己定義曖昧)とするか判じがたかった。

「フロント・リザベーション会」は数十年続いているという。
そういう意味では、昨今のホテル価格急騰とは別軸で開始された会だとは思うが・・・

他社の価格は予約サイトをみれば分かるだろうが、この会で情報交換されていたレベル感にもよると思うが・・・
他社価格が参考になる側面も、あったのかもしれないですね。

単純に、こういう会でそういう情報を交換するのは、迂闊だったんだろうなという気がしますが。

なお「フロント・リザベーション会」というのは、ネット情報には全く情報がない。
2000年代に入ってから参加したホテルとかもあるようだが、なにを規準に会の構成メンバー決めてたんだろ。
営業同士のネットワークで、紹介制とか、そういうこと?
東京のホテルって、相当な数があるとは思うんだけど、どうなんだろうな。

ほい。

そんな感じ。

tonogata
tonogata

4件のコメント

  1. 私の知るところ,東京ホテル15社のフロント・リザベーション会は,40年以上の歴史があります。

    • どもども。
      情報ありがとうございます。
      40年というと、昭和ですね~。
      内容は分からないですが、当時ならではの事情でいろいろあったんでしょうね。
      他の地域でも、こういうのはありそうですな。

  2. 実際に価格に影響を与えたのか?と言われればそうでもないのでしょうが、
    違法行為になる恐れがあるのでやめるべきでしょうね

    • どもども。
      このホテル代高騰の時勢においては、もっと早めに危なさに気がついても良かったかもしれないですな。
      実際中にいると、それが難しいんでしょうけど。

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