プライオリティ・パスに初の国内空港レストラン追加、関空「ぼてぢゅう」で3400円割引

空港ラウンジを無料で使える「プライオリティ・パス」。
最近では、ラウンジでなく「空港内のレストラン」にも利用範囲が広がってる。

ラウンジの場合は「利用無料」となるが、レストランの場合はだいたい3000円くらいの割引。

対応レストランはオーストラリアを中心に海外空港が多い。
今回は、初めて日本国内のレストランがプライオリティ・パス対応となった次第。
(ちょっと前にコメントで教えていただきました。ありがとうございます)

追加されたのは関西国際空港の「ぼてぢゅう」。
BOTEJYU プライオリティ・パス
ぼてぢゅう 食べログ

場所 T1 3階 レストラン・フロア
(制限区域外)
営業時間 午前7時~午後10時
LO 21:30
7:00~10:00はモーニングメニューのみ

ぼてぢゅう | 関西国際空港

「ぼてぢゅう」はお好み焼を中心とする粉モノの老舗。
たこ焼き、焼きそばなどもあり。

公式HPによると、「お好み焼き+マヨネーズという大阪スタイルのお好み焼きを始めた店」らしい。

お好み焼き+マヨが「大阪スタイル」というは、初めて知った。

関空内の「ぼてぢゅう」については、残念ながら制限区域外。
保安検査を通る前なので、出発前に利用する場合は時間に余裕をもって行動する必要がある。

利用条件は「プライオリティ・パスの提示のみ」しか記載ないので、行きも帰りも使えそうな雰囲気ではある。
(往路/復路規制の条件や、航空券提示の条件の記載がない)
※2018/04/06追記
搭乗券の提示が必要になったとのことです(コメント欄参照)

割引は、1名あたり3400円となる。

カード保持者はラウンジのご利用特典で3,400円の割引を受けることができます。
3,400円の割引き1回は、カード保持者のラウンジのご利用1回分に相当します。

同伴者は1名まで。

同伴者がいる場合は、合計6800円の割引が受けられる。

また、割引はカード保持者のご利用時に適用され、必要に応じて請求されます。
例: カード保持者が同伴者1名様を登録した場合、最終請求額から6,800円の割引きが適用になります。
また、カード保持者1名と同伴者1名のラウンジ利用として計算されます。

ただ通常のラウンジ利用と同様で、所有のプライオリティ・パスが「1名のみ利用可、同伴者は有料」の場合は注意が必要。

店頭での割引(6800円)は受けられるが、後でプライオリティ・パスから「同伴1名分=約3400円」がクレカに請求される。
・楽天カード付帯のプライオリティ・パスの場合、楽天カードから請求がくる
・「3400円」かは、カード会社によって異なる(だいたい2000~3400円)。ラウンジ利用の同伴料金と同じ。

まぁラウンジ利用時と、同じスキームですね。

例えば1500円のお好み焼き×2=3000円を無料にしたとしても・・・
後から3400円を請求されたら、トータルでは損になってしまう。

一応、プライオリティ・パス提示時に2枚持ってれば、それでイケそうな雰囲気もするが・・・

登録場所では1度にカード保持者につき1枚のカードをご利用になれます。

店舗側の運用次第だと思うので、分からない。
レジが混むような場合は、断られてもおかしくないかな?

※2018/02/19追記
プライオリティ・パス利用の流れは、以下のような感じとのこと。
・注文前にプライオリティ・パス利用を店員に伝える
・注文後にプライオリティ・パスをスキャン&電子サインしpassenger copyをもらう
・同伴者もプライオリティパスを持っていれば、2枚スキャン
・同伴者がプライオリティ・パスを持っていない場合は、1人あたり3400円の割引
 ただし無料人数分を超えた分は、後日クレカ会社から請求発生(カード会社による/ラウンジ利用時の発生料金と同じ)
・会計時、3400円以下なら支払いナシ
※コメントで教えていただきました。詳細は、下記コメント欄を参照ください。

ちなみに、プライオリティ・パスはクレカに付帯することが多い。
ラウンジが何回でも無料の「プレステージ」資格が付帯する。

ただ同じ「プレステージ」でも、クレカによって同伴者の扱いが異なる。

楽天プレミアムカード(年会費1万円) 本人のみ無料
MUFGプラチナカード(年会費2万円) 本人+家族カードのPP発行無料

あとアメックス・ゴールドは「プレステージ」相当でなく、「年2回まで無料」(同伴者は有料)。
アメックス・プラチナは「プレステージ」相当(回数制限ナシ)で、同伴1名まで無料。

まぁクレカの年会費に合わせて、ちょっと待遇が違う感じ。

結局ラウンジ/レストラン料金は、レストラン→プライオリティパス社→クレカ会社に請求されるので、そうなっちゃうんですね。
「空港ラウンジ」ビジネスの舞台裏。ラウンジ会社がプライオリティ・パスや航空会社に請求する料金など。 – やじり鳥

※2018/04/03追記
・「ぼてぢゅう」を2名以上で利用する場合については、↓コメント欄、および下記を参照ください
・扱いをカードデスクにきいても、ちょっと混乱があるようです
http://www.kappanopointodo.net/entry/2018/04/03/%E8%B6%85%E3%81%8A%E5%BE%97%EF%BC%81%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%91%E3%82%B9%EF%BC%88PP%29%E3%81%A7%E9%96%A2%E8%A5%BF%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E7%A9%BA%E6%B8%AF

※2019/03/15追記
・朝7時からモーニングセットのメニューあり
※コメント欄を参照ください

そんな感じ。

「プライオリティパス」(ラウンジ)は必要か?メリットと注意点。「楽天プレミアムカード」から最短で取得するメモ。

プラオリティ・パスで3000円割引対応、ニューヨークJFK空港のステーキハウス「BOBBY VAN'S STEAKHOUSE」

プライオリティ・パス対応のラウンジならぬ「レストラン」、オーストラリアで13軒目が登場。

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