IHGが提携クレカを含むポイント販売を加速する可能性
ロイヤリティプログラム手数料に関する契約変更
IHGがロイヤリティプログラム手数料に関する契約変更を発表。
これに関して米系サイトでの解説・考察があり興味深かったので、メモにて。
- IHG will let more partners award its points – because it can now keep the money
- IHG’s Loyalty Program Economics Are Changing
サマリーは以下。
- IHGにはロイヤリティ・プログラムを運営する「システム基金」があり、販促やマーケを担う
- 各ホテルは収益の3-5%を「システム基金」に支払う必要がある
- IHG自身も、提携クレカや個人にポイントを販売した時の収益を「システム基金」に入れる
- 今回の契約変更では、各ホテルやIHG自身が「システム基金」に支払う料率が減った
IHGはポイント販売の売上から「システム基金」に入れる部分が減り、より多く「利益」としてカウントできるようになる。
例えば提携クレカで銀行にポイントを売る場合の利益が増える。
一方、システム基金=ロイヤリティ・プログラム運営の資金は減る。
別途ブランド使用料(収益の5~6%)を払っている各ホテルとしては、販促の資金が減ることは必ずしも良い話とは言えない。
しかし「システム基金」への支払いが減ることから、この契約変更を了承したものと思われるとのこと。
提携クレカを拡大したいと語るIHG
SkiftのIHGインタビュー記事によると、IHGは提携クレカを強化しようとしている。
IHG CEO Sees Credit Cards as Key to Unlocking More Growth
サマリーは以下。
- IHG提携クレカが使われると、カード会社はIHGからポイントを買ってクレカ利用者に還元する
- この提携クレカでのポイント販売による利益は、もっと大きくなるとIHGは考えている
- IHGは、「マリオットやヒルトンはIHGの10倍くらいを提携クレカで稼いでいる」と推測しているからだ
ということで、IHGには提携クレカを強化するモチベーションがあり、それを明言もしている。
利益率を高めるための、システム基金に関する契約変更も実施した。

感想
そろそろ日本でも、IHG提携クレカを出して欲しいでござる。
ほい。
そんな感じ。



