徒歩での行程
函館から電車で30分ほどのところに、無人駅「仁山駅」がある。
新幹線が停まる「新函館北斗駅」の隣駅でありながら、無人駅なんだという。
そんなこと、あるんですね。
そして駅前には温泉があり、ちょっと歩けばラッキーピエロ本店や道の駅があるということで、徒歩での散策が好きな自分としては「観光にも、ちょうど良いな」と思って行ってきたというワケ。
全体の行程としては、往復で5kmくらい。
- 仁山駅
- 道の駅「なないろ・ななえ」
- ラッキーピエロ峠下総本店
- ニヤマ温泉 あじさいの湯
ちなみに、仁山駅から2駅で「大沼公園駅」がある。
そのため午前は国定公園「大沼公園」を散策・観光して、午後から仁山駅を基点にして歩いた感じ。
大沼国定公園の観光情報サイト「大沼ップ」
大沼公園は、自然豊か&景色が見事で非常に良かったです!!
今回、その話は省くけど。
仁山駅(無人駅)
切符を車掌さんに渡して駅に降り立つと、線路に降りて渡った向こう側に駅舎。
こういう線路の渡り方も、東京だとなかなかないので新鮮。。。
仁山駅の中に入ってみると、そこそこの広さ。
落書き等は見られるものの、基本的にキレイに保たれているようでした。
情報ノート(って言うんだっけ?鉄道の場合)が置いてあった。
12月にこの駅で50分ほど待ち時間を過ごす羽目になった人が、「寒い、寒い」と窮状を書き記していた。
いやー、寒いだろうなぁ、12月は。。。
駅を出て、函館新道を目指します。
駅の近くにはお店などはないが、住宅はポツポツと。
やはり北海道は、景色が雄大ですな。
普通の車道ながら、歩いてて気持ちがいい。
道ばたの草花も、色とりどりで気分ヨシ。
道の駅「なないろ・ななえ」
途中で雨が降ってきたため、雨宿りついでに道の駅「なないろ・ななえ」に寄ってみた。
仁山駅からラッキーピエロ峠下本店に向かう途上に位置している。
2017年に開業した道の駅で、大きくてキレイな印象。
特産品やレストランなど、一通りある。
併設の「THE DANSHAKU LOUNGE」(男爵イモから取った名前)は、相当にオシャレな感じでした。
「男爵いも」の生みの親、「川田龍吉 男爵」に関する展示品なども、あり。
ラッキーピエロ峠下総本店
道の駅から歩いてスグのところに、ラッキーピエロの本店。
雨がパラつく中、店の前には長蛇の列。
結局45分ほど並んで、ようやく入店できた。
さすがに本店となると、混んでますなぁ。。。
本店、めっちゃ広い。
店内はいくつかのゾーンに分かれており、一番奥にあった「幸福堂」はスカスカだったので、そちらに着席。
1930年代のアメリカアールデコの世界を再現した部屋だそうです。
ラッキーピエロは、テイクアウトして車内で食べる人の割合も結構多い。
そのため「店前はスゴイ行列なのに、店内はスカスカ」ということが、よくあった。
今回もチャイニーズ・チキンバーガーなどを食べたワケだが、そこら辺の話は以下を参照。
さすが本店だけあって、土産物コーナーも大きい。
オリジナルのマスクケース(100円)などを購入して、帰路についたのであった。
あじさいの湯(無人駅ビューの露天風呂)
駅まで戻ってきたら、駅前の温泉へ。
ニヤマ温泉 あじさいの湯
サウナあり、露天風呂ありだが、その様子(写真)は以下など参照。
ニヤマ温泉 「あじさいの湯」 をご紹介
ただし今回訪問時には、サウナ=整備中、露天風呂=夏期のみオープンということで、内風呂のみの営業であった。
こちらの温泉は駅の目の前にあるワケだが、露天風呂から駅が見える「無人駅ビュー」という噂。
それで今回は行程にいれたんだが、露天風呂が営業してなかったのは残念。
内風呂から露天風呂に行くには、引き戸をガラガラと開けて外に出る感じ。
引き戸を開けると、そこそこ近い距離で目の前に無人駅。
これはスゴイ無人駅ビューだな!!
と思ったんだが、露天風呂にお湯がないのでスゴスゴと内風呂に戻ったのであった。
ちなみに、自分が函館行きの電車を待つべく駅で待機していたら、ガラガラと音がしたので何気に振り向くと、男性の上半身が見えた(壁があるので下半身は見えない)。
ちょっと遠目だが、それくらいの近さであるということですね。
それはさておき。。。
建物に入ると、そこは無人だった。
お店の人が、どこかに出かけているらしい。
入浴料は540円、タオルセット200円。
普段はプリンやビールも売っているようです。
お店の人が留守の場合は、入浴券をカウンターのカゴに入れて入場してよいとのことなので、そうした。
内風呂については、そこそこ広さもあって気持ちよかった。
ここは、いい風呂です。
風呂を上がった後は、湯上り処でしばし休憩。
ストーブや漫画など設置あり、なかなか雰囲気あります。
ほい。
ということで、お目当ての「無人駅ビューの露天風呂」は楽しめなかったが、それはまた今度の機会にとっておこうかと思います。
そんな感じ。