函館「恵山」を登る
函館で「恵山」という山に登った。
活火山である。恐山と並ぶ霊場でもある。
1時間ちょいで登れる軽登山。
しかし「活火山」ということで、異世界感のある風景が面白い山だった。
恵山(えさん)への登山(函館市)
基点は最寄の駐車場、「火口原駐車場」(地図)。
トイレあり、自販機ナシ。

遊歩道で恵山を近くまで見に行く人も多いので、この辺りには人がたくさんいた。
恵山の頂上を目指す場合は、「権現堂登山コース」(2.9km/60分)を行く。
コース名は、頂上にある「恵山大権現」という小さなお堂の名前からきている。

火口原駐車場を出発して、遊歩道を歩いて行く。
恵山から吹き出す煙と硫黄の匂いが、迫力あります。
この煙ってる山を、登ってくワケですね。

煙が吹き上げてる面を通り過ぎ、別の面まで回り込む。
周囲には火山性の岩?がゴロゴロ転がっており、この時点から「雰囲気あるなぁ」という感じです。

権現堂登山コースの入口にきました。
↓こんな感じの階段を、1時間ちょいかけて登っていきます。

ボロボロと崩れそうな岩に囲まれた、登山道。
ほんと「別世界みたいだなぁ」という感じ。

霊山だけあって?、たまに積み石があった。
よけながら歩いて行きます。

岩の形が面白いので、風景に飽きず。
でも落石が、ちょっと怖いね(笑)

登山道にも、たまに硫黄が吹き出しているスポットがあった。
緑色に染まった穴から、煙が薄く吹き出している。

1時間ちょいかけて、頂上に到着。
奇岩と煙の山、上から見下ろす眺めもなかなか見事でした。

頂上には、「恵山大権現」もあり。

本当は頂上で弁当を食おうと思っていたんだが、雨が降りそうな気配だったので下山を優先。
ちなみに頂上付近は、硫黄の匂いがあまりしなかった。
メシを食おうと思えば、食える感じではありました。
ということで、恵山。
写真だけだと伝わりにくそうだが、とにかく雰囲気が独特、かつ、1時間で登れるという手軽さ。
非常によい軽登山でした。
恵山つつじ公園(恵山つつじ祭り)
恵山には「恵山つつじ公園」(地図)があり、そこで偶然「恵山つつじ祭り」を開催中だった。
ちょうどツツジの開花の時期らしく、毎年5月にやっているようです。
恵山つつじ公園(函館市)

相変わらず天気が悪く残念ですが・・・

しかし屋根付きのベンチがあり、つつじもキレイに咲いていると言うことで・・・
ランチタイムです。

今回は、函館駅で駅弁「鰊みがき弁当」(1000円)を買ってきました。
函館の有名な駅弁ですね。
駅弁「鰊みがき弁当」/函館市

骨まで柔らかく煮込んだ鰊と、コリコリの数の子。
鰊は甘過ぎず、柔らか過ぎず。おいしい。
数の子は味が薄め、食感楽し。
これは、良い駅弁ですね。
恵山登山口までのアクセス
今回は、函館駅から「恵山登山口」バス停(地図)までバスを使い、そこから歩いて「火口原駐車場」を目指した。
函館駅からのバスは、例によってスカスカでしたね。

ちょうど「はこだて縄文めぐりパスポート」というフリーパスあり、それでバスに乗りました。
期間限定で半額「はこだて縄文めぐりパスポート」

函館市内のバスと電車に1日乗り放題で1350円という格安。
これは「はこだて旅するパスポート」というフリーパスが、期間限定で半額になっていたもの。
自分は結局「函館駅」→「恵山登山口バス停」の往復のみ(通常3100円)の利用だった。
それだけでも、結構お得ですね
「恵山登山口バス停」から「火口原駐車場」までは、徒歩1時間ほど。
バス停の近くにはトイレもあり。

その後は単調な車道を、歩いて登っていく必要あり。
恵山に登る前に、この時点で割と疲れました(笑)

なお、「恵山登山口バス停」から「火口原駐車場」までの間には、途中で「恵山つつじ公園」があります。
ということで、函館駅→(バス)→恵山登山口バス停→(徒歩)→火口原駐車場(徒歩)→恵山頂上。
なかなか良い運動になりました。
ほい。
そんな感じ。