楽天証券が投資信託の保有残高へのポイント付与を終了(2022年4月～)

投資信託の保有残高でポイント付与

楽天証券では、投資信託の保有残高に応じてポイントがもらえる。
もらえるのは「保有残高10万円につき毎月3～10ポイント/月」で、銘柄によってポイント数は異なる。
(アクティブ投信のように手数料率が高い銘柄ほど、付与ポイント数が高い)

これは楽天銀行「ハッピープログラム」におけるサービスの一環で、楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジ(口座連携)した場合に、楽天証券での取引もポイント付与対象となっている形。
楽天証券 ハッピープログラム

しかしこの「投資信託の保有残高に対するポイント付与」は、2022年4月から改悪される。
毎月の保有残高に対するポイント付与でなく、一定の保有残高を達成するたびにマイルストーン・ボーナスとしてポイント付与が発生する形になる。
【楽天銀行・ハッピープログラム】ポイント進呈条件の変更に関するお知らせ

結構な改悪だなぁと思います。

それにしても、楽天証券のポイント付与は2021年7月に制度変更したばかり。
半年でまた制度変更するの？というのが、本件のチャーミングポイントですかね。

楽天証券の投資信託における「ハッピープログラム」でのポイント付与は、2011年9月に開始している。
2012年にはポイント倍増(4pt)しつつ、その後は10年近く動きがなかった。

• 2011年9月 保有残高10万円毎に2ポイント付与
• 2012年3月 保有残高10万円毎に4ポイント付与
• 2021年7月 保有残高10万円毎に3～10ポイント付与
• 2022年4月 保有残高が一定金額に達したらポイント付与

それに比べて昨今の制度変更の慌ただしさは、なんだろうな、という。。。
投資信託の普及キャンペーンが世の中的に終わる流れとかだったら、悲しいね。

影響度合いの確認方法

現在自分がハッピープログラムにおける「投資信託によるポイント付与」をどれだけ受けているかは、「楽天 ポイント実績」で確認出来る。

「内容」が「楽天銀行ハッピープログラムでポイント獲得　楽天証券お取引分」となっているものがソレで、毎月2日に付与されている。

このポイントは「保有残高10万円毎に3～10pt」なんだが、これが2022年4月からゼロになるというワケ。

自分の場合も月に数十ポイントはもらえていたので、ちょっと残念。

個人的に、楽天証券は「楽天カード投資で1%ポイント付与」でしか使ってない。
制度が始まった2018年12月付近から、地道に毎月5万円を投入していた。

それで毎月500ポイント(楽天クレカ1%)もらえるのと、本件で改悪となった「投資信託の保有残高に対するポイント付与」が、楽天証券を使う理由だったんだな。

積立対象の銘柄の方はS&P500にしてたので、運良く米株バブルのおかげで1.5倍くらいにはなっており、まぁ派手さはないけど悪くない。米株バブルはいつ弾けるん？というのが、ちょっとアレですけど。

なお今回の改悪は、自分がチビチビとメンテしている下記フロー図の下部「②残高10万円ごとに3～10pt(2022/3末で終了」(紫色)の部分にあたる。
※前提となる話は「住信SBIネット銀行「提携NEOBANK」でのポイント獲得方法（JALマイル・Tポイント・ヤマダ電機ポイント)」を参照

SBI証券も「保有残高に対するポイント付与」(上図の右上）を実施しているワケだが、今回の楽天証券の改悪をうけて他社が追随しないことをお祈りしたいと思います。

マネックス証券のクレカ投資も始まる

関係ないけど、マネックス証券もクレカ投資によるポイント付与(1%)が始まる。
1月開始の予定が延期されて、2月下旬からだそうです。
マネックスカード投信積立　2月下旬より開始予定

自分は昨年、これのためにマネックス証券の口座を作って正座＆待機中。
また詳細がでてきたら、マネーフローをメンテしたいと思います。

ほい。

そんな感じ。