メリットとデメリット
最近では、水陸両用ラッシュガードの選択肢も増えてきた。
自分はビーチ・プールでラッシュガードを着ることが多い。
特に海外だとビーチの後でフラフラと歩いて店に入ったりするので、水陸両用のは重宝する。
実際に商品を買っていく中で分かってきたこともあるので、そこら辺のメモにて。
まず、ラッシュガードの基本的な役割は以下。
- 肌の保護(対クラゲ)
- 体型を隠す(対メタボ)
- UVカット(対日焼け)
- 耐久性(耐塩素性能)
- 速乾性
そして「水陸両用」となると、サイズ感・素材感が重要になる。
モノによって異なるが、自分の中での「水陸両用」のイメージは以下。
ラッシュガードはゴムっぽい素材のが多い中、「水陸両用」だとちょっとゴムっぽさが少なくなる。
速乾性・UVカット・耐塩素耐性の素材機能はもちつつ、街歩きに使えるような繊維感もでてくる。
あと「体型を隠す」(ピチッとしてない)というのも、街歩きには重要。
普通のTシャツのようなサイズ感で着れるなら、街歩きも気軽にできるようになる。
ただし。
体型を隠せる代わりに、素材が肌に密着しないタイプのラッシュガードは以下の問題点もある。
- 泳ぐと服の隙間に空気が入って、最初に空気を抜いてやる必要アリ
- 肌との間に水が入り、クラゲに対しての防御力が下がる
特にクラゲ観点は、大きなデメリットですね。
サイズ感はブランドによって異なるので、「普段着にも使える」が「あまりブカブカではない」というギリギリのフィット感を目指すのも、1つの考え方となってくる。
ちなみに、そもそも街歩きをしたいなら「上に何か羽織れば良い」というのもある。
自分は荷物を減らしたいので、「水陸両用」が好みなんだけど。
商品例と探し方(検索ワード)
水着ブランドの「水陸両用」は、かなり「水寄り」の素材間・サイズ感になることが多い。
一方「水陸両用」となると普通のTシャツ感も出てくることから「非水着ブランド」も選択肢に入る。
ただし非水着ブランドが言う「水陸両用」は「ちょっと速乾性があるだけ」(水に入ることは想定してない)みたいな場合もあるので、商品説明のチェックも重要。
ここでは特に非水着ブランドのラッシュガードについて。
水陸両用ラッシュガードを探す場合の検索ワードは、そのまま「水陸両用 ラッシュガード」でいける。
もしくは「ラッシュT」(ラッシュTシャツ)。
意外と色んなブランドがラッシュガード(ラッシュT)を出している。
最近の傾向だと、カジュアルブランドが「ランド アンド ウォーター」というワードも使ったりするので、それも検索ワードに加えてもいいかもしれない。
例えば以下は「B:MING by BEAMS」の「ランド アンド ウォーター ポケット Tシャツ」。

水陸両用で着用可能なポケットTシャツが登場。ポケットの隅に菊穴を開けることで水の通りを良くし、機能性を備えたデザインに仕上げました。
ラッシュガードとしての役割をはたせる「速乾性」「海水」「耐塩素性」「UVカット」の機能を備えた素材を採用。さらりとした肌触りで快適な着心地をキープします。
ユナイテッドアローズでは、グリーンレーベルリラクシングが「ランドアンドウォーター」シリーズを展開。
以下は「オーバーサイズラッシュガード スイムウェア」。

【飽きずに着られる程よいトレンド感】【シンプルで大人っぽいカラー】【気になる部分を隠しつつ、女性らしいラインを表現するカバー力】をテーマに開発したこだわりのスイムウエアです。
スイムウエア用の素材を使用しているので、水に濡れても重くなりにくくストレスフリー。
肌にピッタリとフィットしづらい張り感のある素材を使用しています。
あとは水着ブランドとのコラボを探すのも、いいかもしれない。
例えばBEAMSは水着ブランドSpeedoとのコラボを定期的に出しており、ラッシュガードも含まれる。
「Speedo×BEAMS コラボレーション・コレクション」。

UPF50+を兼ね備えた、ゆったりとしたシルエットの水陸両用Tシャツ。
UV機能・塩素への耐久性にも優れています。
あと、水着ブランド「Hurley」なんかもコラボ品をちょくちょく出している。
以下はHurleyとデサントのコラボ品(水陸両用)。

サーフィンを楽しむ男性へ向けた、海辺やトレーニング時に着用できるアイテムをラインナップ。
ラフでルーズなシルエットをコーディネートできる。
ただしコラボ品は1シーズンのみで、継続的に発売されないことも多い。
定期的に検索して、販売された買っておくのが吉。
ということで、自分がよく使う検索ワードをまとめると・・・
- 「水陸両用」+「ラッシュガード」
- 「ラッシュT」(ラッシュガードTシャツ)
- 「ランドアンドウォーター」
- 上記のワード+「コラボ」
- (HurleyやSpeedoなど水着ブランド名)+「コラボ」
素材をチェック(Primeflex)
水陸両用のラッシュガードに使われる素材はいろいろあるが、素材を押し出している製品もある。
例えばヘレイワホの「スーパーラッシュガード」で、これは東レ「Primeflex」を使っている。
Primeflexは一般の服にも使われるポリエステル系のストレッチ素材で、それをカスタマイズして活用。
いわゆる耐水・UVカット・ストレッチ性の他に、このポリ系素材は自然な風合いの繊維感もある。
東レが開発したPrimeflexとは? | ヘレイワホ

東レの”Primeflex”を使用し、発汗や泳いだ後もサラリとした使い心地、着心地の良さを実現。
UVカットはもちろん、伸縮性、速乾性、耐摩耗性、耐水性、耐汗性を向上。着こなしやすいデザイン、綿のような風合いのため、マリンスポーツだけでなく、陸上のスポーツ、アウトドア、普段着にも使える優れもの。
このスーパーラッシュガードは、イメージ的には「タイト目のTシャツ」感。
素材のゴムっぽさは少ない。
同じPrimeflexを活用したラッシュガードとしては、ニューバランスのがある。
靴メーカーのニューバランスだが、近年ではアウトドア・ウェアの「MT1996」シリーズを展開。
そこにラッシュガードも含まれる。
ニューバランスは、もう少し「普通のTシャツ寄り」のセミ・リラックスフィット。

性質の異なる2種類のポリマーを貼り合わせた断面を持つバイコンポーネント構造の機能素材「Primeflex(R)」を起用。
吸汗速乾性/4wayストレッチ/UPF40+と耐候性を併せ持った高機能シングルジャージ。
「街で着られるラッシュガード」をコンセプトに素材からパターンワークまでこだわりのUVカットアイテム。
セミリラックスフィットをしっかり表現する薄手ながらハリコシある素材がベストマッチング。
ということで。
Primeflexに限らず、ポリ系素材であっても「天然繊維感を志向した加工」であれば、いわゆる「普通のTシャツっぽい感じ」がでてくる。
あとは、フィット・レベル。
どこまで「街でも使える感」を出したいか。
どこまで対クラゲ戦でガードを下げられるか。
そこら辺がポイントですかね。
ほい。
そんな感じ。