ホテル日航アリビラ
沖縄「ホテル日航アリビラ」に宿泊したので、そのメモにて。
ホテル日航アリビラ
ホテル日航アリビラはオークラ ニッコー ホテルズ(旧JALホテルズ)のホテルで、航空会社との兼ね合いで言うとJAL系のホテル。
沖縄の読谷村に位置し、スペイン瓦を用いた南欧風の外観が特徴。
沖縄言葉で「理想郷」(ニライカナイ)を意味するニライビーチ・カナイビーチを擁する。

こちらのホテル、個人的には非常に気に入りました。
この夏に滞在したビーチリゾートでは、一番だったかも。
例によって飲食は別稿とし、ここではビーチ・プール・部屋についてメモしていきたいと思います。
それでは早速、れっつらゴー!!
ニライビーチ
ホテルの正面にあるのは、ニライビーチ。
そこそこの長さがあるビーチとなっている。
砂浜を歩いて移動できる範囲でいうと、400mほどの長さ。
透明度はバツグン、砂は粒度粗め、珊瑚がたくさん落ちてるのでマリンシューズは必要。

ただし遊泳エリアは青いネットで仕切られており、ジェットスキーなどマリンスポートが終わる時間帯(午後)までネット外は遊泳禁止となる。
泳いでいると「危険なので遊泳エリア外で泳がないでください」のアナウンスが放送される。
※ライフセーバーの人にきいたところ「マリンスポーツが終わったらネット外でも泳いで良い」とは言っていたが、いつ終わったのか分かんないし、基本はネット内で泳いでいた

一方で、クラゲ防止ネットのおかげでネット内は安心して泳げるという側面は、ある。
ビーチにはパラソルが用意されており、宿泊者は無料で利用可能。
ビーチ後ろにあるビーチハウスでタオルを借りつつ、パラソル利用を申し出る。

ちなみにタオル貸し出し場所には「タオルは1人1枚まで」という注意書きあり。
ちょっと珍しいなと思いました。
こちらのパラソル、残念なのはチェアの長さが膝までしかないこと。
ある意味、珍しいタイプのチェアですね。
「うわ~、こりゃちょっと残念だなぁ・・・」というのが、初見の感想。
一方、ビーチの後ろには、木陰に芝生の有料席専用エリアが用意されていた。

有料席は事前予約可、当日ビーチハウスでその場での申し込みも可。
「くつろぎセット」と「デラックスセット」の2種類から選び、時間制限は特になしで1日使える。

- くつろぎセット(宿泊者=3200円/非宿泊=5300円)
- パラソル(1つ)
- チェア(2つ)
- ハンモック(1つ)
- タオル(2枚)
- 水(2本)
- クーラーBOX(小)
- 浮き輪
- デラックスセット(宿泊者=6400円/非宿泊=8600円)
- パラソル(1つ)
- チェア(2つ)
- 浮き輪(1つ)
- フロートマット(1つ)
- タオル(4枚)
- 水(4本)
- クーラーBOX(大)
- ハンモック型ベット(2つ)
自分が使ってみたのは「くつろぎセット」(3200円)。
これまた、最高でしたね!!

なんと言っても、ハンモックが優秀。
居心地が良すぎて、読書が捗りました。
また、通常のパラソル・エリアと異なり、静か。静寂感あり。
隣のパラソルとの間隔も広く、プライベート空間を確保できる感じ。
そして、こっちのチェアはちゃんと「足が伸ばせる長さ」!!
それくらいはデフォで備えておいて欲しい気がするけど、「膝下の長さの分は金で買え」ってことね(笑)

ちょっとしたテーブルもあるので、メシはレストランからテイクアウトして、ここで食えた。
クーラーBOXがあるので、冷えたままの水を飲めるのも嬉しい。
いいね!!
カナイビーチ
ホテル前のニライビーチ北端(海に向かって右方向)は、岩場で行き止まり。
奇岩ライクな岩は、鳥が羽を休めてたりもするので、海に浮かびながら眺めていても楽しい。

このビーチ北端から一度階段で陸にあがると「恋人岬」という小さな展望台あり。
夕陽を眺めるのに都合が良さそうな場所。
恋人岬を抜けて階段を降りると、隣のカナイビーチに到着する。
ニナイビーチとは、すぐに行き来できる距離感。

浜自体には、特に施設などはない。
しかし夕陽を見ながら散策したり、ぼんやり浜に座り込むには最適なビーチだった。
夕焼けがキレイで、雲が流れるのをぼんやり眺めてリラックスできました。
その結果、蚊にさされて痒くなりましたけど。
※蚊除けを持っていくの忘れた。油断してた。。。
昼にこちらで泳いだけど、遠浅で泳ぎやすくて良かった。
ちょっと岩があるのとナマコが散見されたので、マリンシューズは必須であります。
Amazon マリンシューズ
しかしナマコがいるくらい海の透明度が非常に高くて、なかなか良かったです。
連道原貝塚ビーチ
カナイビーチとは反対側、ニナイビーチの南端もまた崖でビーチが終わっているが、階段で登ることができる。

階段を登り崖の先端に進むと、アリビラ方面を臨む展望が得られる。
↓の写真を撮ったのが、そのスポット。

来た方角とは逆側に降っていくと、史跡「連道原貝塚」とビーチに降りる道。
小さな連道原貝塚ビーチ。
崖に囲まれた、ちょっと秘境感のあるビーチです。

こちらは人の気配もなく、プライベート感のあるビーチでした。
自分はニライビーチの「くつろぎセット」でぐうたらしていたので、ここでの滞在はしなかった。
こっちはパラソルもないしね。
でもちょっと静かなところで泳ぎたいなら、ここもアリだなと思いました。
部屋(スーペリアツイン)
今回宿泊したのは、スーペリアツイン(43㎡)。
一番安い部屋ながら43㎡もあるということで、広くて過ごしやすかった。

小ぶりなバルコニーがある。
しかし上下左右の他の部屋のバルコニーの様子も視界に入り、プライベート感なし。
他客も含めて、基本は水着を乾かす物干し場と化していて、バルコニーで寛いでる人はほぼいなかった。

部屋に備え付けの無料の水は2本。
お茶のみ、コーヒーなし。
バスアメニティはホテルオリジナル「ホワイトガーデニア」の香りだそうです。
使わなかったけど。

浴槽はかなり大きめで、リラックスできます。
ホテル内のコンビニで使い切りの入浴剤を売ってたので、それを買って使ったりしました。

ちなみに部屋の内装もそうだが、ホテル全体が非常にレトロ感を発していた。
開業は平成6年ということだが、「ほぼ昭和」な懐かしみのある感じ。
初見で思ったのは、「バブル期に大企業が金をかけて作った保養所が、ほどよくメンテされて令和にも生き残ってるんだな」風。
当方はそういう施設に泊まったことがないので、あくまでイメージの話ですが。
いずれにせよ、設備も相応にくたびれている。
クローゼットの扉を閉める際に「長く大きな軋み音」がして、過去に泊まったホテルでは最大であった。
「シャーっ」という蛇の威嚇音のような音に始まり、「ガタピシ・ガチャンっ」と家具の小物が連続して落下したかのような音が、長く鳴り響く。
そこら辺の古めかしい雰囲気は、ページ下部の動画が分かりやすいかも。
こういうレトロ感も、個人的には好きですけどね。
ガーデンプール・リラクゼーションプール
ホテルの真下には、ガーデンプール。
広さ的にはちょっと窮屈感があるが、「小さすぎる」というレベルではない。

そこそこ混雑していて場所取り(パラソル)も必要なので、自分は使わなかった。
夜は「18時まで営業」となっており、ナイトプール営業は実施していないようだった。

ホテル内にはもう1つのプール、「リラクゼーションプール」がある。
ただし、こちらは宿泊者であっても有料なので、使わなかった。
ワンハーモニーでの割引特典あり。

【ご宿泊のお客様】大人1,060円/小学生540円
One Harmony会員優待価格 大人742円/小学生378円
ホテル設備
ガーデンフロアにはコインランドリーあり。
そこに館内では貴重な飲料自販機も、ある。

同じガーデンフロアにコンビニ「ディア」。
営業時間が09:00~18:00だった。

このコンビニを含む、飲食関係については別途。
ウォークスルー・レビュー
恒例の「部屋からビーチまで歩く動画」を撮ってきた。
iPhone11 Proで撮影。
飲食
飲食関係はこちら。
まとめ
部屋は普通、プールも普通。
ただしビーチが非常に良かった(有料席利用が前提)。
ビーチが飛び抜けて良かったので、総合的な満足度は高かった。
逆にビーチで泳ぐことを前提としない場合は、ちょっとアレかもしれない。
この夏に滞在した沖縄の宿の中では、一番気に入ったかも。
インターコンチネンタル石垣は部屋とプールが良かったけど、ビーチが「それほど」だったので、そこら辺が甲乙つけがたいところではあるんだけど。
※留意事項
ニライビーチは干満差がかなりあり、干潮(1日2回)の前後2,3時間は泳げないほど潮が引くようです。
(コメント参照)
日付指定ができる以下のサイトで、事前に滞在日程の干潮時間と水位をチェックするといいかもしれない。
読谷村(都屋)エリアの潮見表
ホテル公式サイトでは、当日の干潮時間のみチェックできる。
ホテル日航アリビラ(今日の潮見)
ほい。
そんな感じ。