ステーキ「ジャッキーステーキハウス」
那覇にて、有名なステーキ店「ジャッキーステーキハウス」を訪問した。
ジャッキー ステーキハウス(食べログ)

ステーキを食うためである。
こちらは1953年創業の超老舗だが、庶民的なお値段で美味いステーキが食えるという人気店。

店頭に掲げた標語は「力がつきます!」(ジャッキアップされる車の図)とシンプルにして軽快。
これは、期待出来る(確信)。
こちらはカウンター席はないが、1名でもスルッとテーブル席に案内された。
早速、メニューを拝見します。
店のオススメは「テンダーローイン ステーキ」(L/250g/3100円、M/200g/2800円)。

せっかくなので「テンダーローイン」(Lサイズ/3100円)で、いきましょうか。
ご飯・パンの選択制で、今回はパンをチョイス。
焼き加減は、ミディアムレアでオーダー。
すると、なかなかのレアな感じでやってきた(写真は少し時間が経って焼けた後)。

いやー、めちゃくちゃ美味い。
柔らかくて、最高に美味いですね。

テンダーローイン(ヒレ肉)って、こんな柔らかいんですなぁ。
当方、ステーキと言えば「いきなりステーキ」の最も安い「ワイルドステーキ」がデフォなので、それに比べると衝撃の柔らかさでした。
なお、お店のオリジナル「No1ソース」もついてくるが、基本は塩でいただいた。
個人的には、ソースより塩が良かったカナ。
さて。
こちらのお店、創業時の店長の名前は長田氏である。
「ジャッキーステーキハウス」の「ジャッキー」というのは、創業時にお世話になっていた米軍の常連さんの名前をもらったものだということ。
店名である「ジャッキー」は、お世話になっていた米軍の常連さんのあだ名が由来なのだそう。
https://oki-raku.net/gourmet/steak/nanbu/jack’s-steak-house/
公式HPにある創業時(ながたや)のメニューをみると、「JACK’S STEAK HOUSE / ながたや」のダブルネームの店名を見てとれる。

「JACK IS OWNER」の記載もあることから、米人向けには(もらった)あだ名の「ジャック」、日本人向けには「ながたや」で通していたのかもしれない。
なおメニュー表は、創業時は沖縄が米国統治時代だったこともありドル表記だったものが、後に赤線で訂正されて日本円が追記されている模様。
とんかつ「豚々ジャッキー」
最近コメントで教えていただいた那覇のとんかつ名店「豚々ジャッキー」。
豚々ジャッキー(食べログ)

お店は、階段を上がった2階にあり。
店内は清潔感溢れるキレイな感じで、カウンター席・テーブル席を備える。
こちらもジャッキーの名を冠しているワケですが、「ジャッキーステーキハウス」から徒歩5分のところにあります。
※ちなみに両店の関係は特にない

琉球在来豚「あぐー」(数量限定)の「ロースかつ」(2200円)、どうでしょうか。
数量限定ということだが、まだ在庫があるようで注文できました。
注文してから揚げはじめ、提供まで少し時間がかかる。
結構ディープに揚げてる感じですね。

やってまいりました。
見事な茶色、バキバキに揚がってますね。
高温→低温の2度揚げ。
食べてみると、程よい弾力と程よい肉汁。
甘い脂が美味い。

脂はサラッとしてるんだが、飲み込んだ後も口に残り香というか、独特の風味が残りますね~。
なんだろうな。ちょっと変わった感じで、美味かった。
結構な量があるので、キャベツでリセットしながら、ひたすら塩でいただいた。
個人的には低温でじっくり揚げたヤツがタイプなんだけど、これはこれで美味しかったですね。
さて。
こちらの店名にある「ジャッキー」は、店長だる謝敷氏(じゃしき氏)のあだ名からきているとのこと。
店名「豚々ジャッキー」の由来は、謝敷さんのあだ名=ジャッキーからきているんです。
https://www.smartmagazine.jp/okinawa/article/meal/3864/
ということで、ジャッキーステーキハウス・豚々ジャッキーも「あだ名」からジャッキーに着地している模様。
偶然ではありますが、那覇のジャッキーに外れナシ、といったところでしょうか。
ほい。
そんな感じ。