「リッツカールトン大阪」に6泊してみた、黒豆納豆オジサンの朝食紀行

リッツカールトン大阪

「リッツカールトン大阪」に6泊ほどしてきた。
ザ・リッツ・カールトン大阪

普段は泊まらないレベルの高額ホテルだが、貯まった無料宿泊券の消化や諸般の事情から、こちらで6泊ほど滞在した形。

リッツカールトン大阪 レセプション・エリア

リッツカールトン大阪のロケーションは、大阪駅・梅田駅から徒歩10分くらい。
隣には「HERBIS」(ハービス)というションピングセンターがあり、
JR大阪駅や地下鉄駅からは地下通路だけでアクセスできる。

大阪駅からリッツカールトン大阪までの地下通路

地下通路だけで駅にアクセスできるという意味では楽ちんだが、徒歩10分なので距離的には少しある感じですね。
また、この地下入口は地下2階にあたり、宿泊フロアに戻るには一度1階グランドフロアでエレベーターを乗り換える必要がある。ちょっと面倒。

一方で宿泊フロアから地下通路にいたる経路はフロントも経由せず、ドアマンなどもいないので、気軽に出入りするという意味では心理的に楽ちんではあった。

ホテルの内装はクラシカルかつ高級感があり、箇所箇所に絵画・食器・銅像が飾られているなど、ちょっとしたホテル内の移動も優雅に過ごせる。
端的にいうと、一瞬だけ現実を忘れてお金持ちになった気分が味わえる(笑)

リッツカールトン大阪 通路

なお、こちらのホテルではホテル独自のマリオット会員特典があり、朝食30%割引などを選べる。
プラチナ会員以上で「ポイント泊」であれば、朝食無料のオプションもあり。

リッツカールトン大阪 朝食30%割引
  • スプレンディードでの朝食30%割引(何回でも/2名まで)
  • オーナーバー2000円クレジット
  • インルームダイニング2000円クレジット
  • スパ15分延長

今回は無料宿泊で朝食がついてなかったので、迷わず「朝食30%割引」を選択した。
この情報はレストラン側と連携されるらしく、レストランで伝票にサインする時点で既に30%割引となっていた。

部屋(Superiorルーム/43㎡)

今回予約した部屋はSuperiorルーム(43㎡)。
一番安い部屋なのに43㎡もあるのは、さすがにリッツカールトンですな。

リッツカールトン大阪 Superiorルーム

個人的には、カッチリした大きめのデスクと椅子があったのは、良かった。
電源はデスク周りに用意されているほか、有線LAN/WiFiともに完備。

リッツカールトン大阪 デスクとソファ

照明をつけずに写真を撮ったので、だいぶ見辛いですね。
せっかく高いホテルに泊まったのに、失敗した。

水は最初から4本セットしてあったのと、毎日補充がきた。

またエスプレッソマシンがあったが、電気ケトルでお湯を沸かし、コンビニで買ったドリップバッグで毎朝コーヒーを淹れました。

リッツカールトン大阪 コーヒーカップとグラス

トイレは、近づくと便座の蓋が自動であがるタイプ。
最近の高いホテルは、だいたいそうなんですかね。

リッツカールトン大阪 シャワーブース

浴槽とは別に、ガラス張りのシャワーブースもついていた。
普段は浴槽でなく、基本的にこちらのシャワーを使ったんだが、水圧が普通よりちょっと弱めだったのが残念。

広くてキレイな空間で、すごく快適だったんだけどなー。
水圧だけが、ちょっとなぁ。。。

用意されていたアメニティは「アスプレイ」。
イギリスのブランドだそうで。

リッツカールトン大阪 アメニティ

朝食(スプレンディード)

スプレンディード 内観

朝食は、アメリカン・ブレックファーストと和食がある。
定価4500円で、30%割引にして3150円だった。
やっぱり、こう、なかなかのお値段しますね。。。

リッツカールトン大阪 朝食メニュー

現在はコロナの影響もあり、ブッフェも規模を縮小して展開してるっぽい。
ブッフェ・コーナーの品数は、ちょっと少なめ。

客にビニール手袋を着用させない気遣いからか、ブッフェにいくと必ずトレイをもった店員がついてくれて、自分の代わりに品をピックアップしてくれる。

リッツカールトン大阪 ブッフェ・コーナー

なお和食を選択した場合、「本日の魚料理」だけ調理場から提供され、ご飯・みそ汁・おかずはブッフェ・コーナーでピックアップする。

一方、アメリカン・ブレックファーストを選択した場合は、選択制の卵料理と、パン・サラダ・フルーツなどがスタンドで提供される。
その上で、ご飯・みそ汁・おかずなどブッフェの方にあるものも、「ご自由にお召し上がりください」とのこと。

初日は、アメリカン・ブレックファーストを選択した。

リッツカールトン大阪 アメリカン・ブレックファースト

よくよく見るとたいしたアレではないんだが、アフタヌーンティーみたいなスタンドに盛り付けられて出てくると、一気にテンションあがりますね(笑)

卵料理は選択制で色々食ってみたが、エッグベネディクトが一番美味かった。

スプレンディード エッグベネディクト

メニューには「アメリカン・ブレックファースト」と「和食」しかないんだが、何日か通っているとスタッフからいつもありがとうございます。長期滞在とお伺いしております。フレンチトーストやパンケーキもできますので、是非お試しくださいと声をかけてくれた。

ちょうど飽きかけていたので、なるべく毎日違うモノを食うようにした。

以下は、メイン「フレンチトースト」と卵料理「トリュフオムレツ」の組み合わせ。
※アメリカン・ブレックファーストの際にスタンドに盛られてきたサラダ・フルーツなども別途提供される

スプレンディード フレンチトーストとトリュフオムレツ

フレンチトーストは、なかなかボリュームありました。
生クリーム・はちみつ、トッピング用のイチゴを乗せて食えて、美味かったです。

あとこちらのお店では、トリュフオムレツが名物のようですね。
個人的にはエッグベネディクトの方が美味かったですが。

以下は、メイン「パンケーキ」と卵料理「ホワイトオムレツ」の組み合わせ。

スプレンディード パンケーキとホワイトオムレツ

パンケーキもハチミツや生クリームがついてきました。
普段パンケーキを食わないのでアレだが、フレンチトーストの方が美味かった。

ということで色々な朝飯メニューを食ってみたけど、組み合わせ的には「フレンチトースト+エッグベネディクト」が、一番良かったかな。

和食に関しては、先述の通り「本日の魚料理」だけ調理場から運ばれてくるので、残りはブッフェで調達。

スプレンディード 魚料理

「本日の魚料理」は、日替わりで変わってました。

僕が黒豆納豆オジサンになった日

スプレンディード 和食

朝食ブッフェの品数は、さほど多くない。
そのため和食の時には「こっちの棚(和食小皿)のヤツ、全部1個ずつ」とか店員に頼んでトレイに乗せてもらっていた。

「この棚のを、全部ちょうだい」っていうやつですね。
普段なかなか言う機会のない富豪感のあるセリフを言えて、ちょっと嬉しい。
少なくとも個人的には、焼き鳥屋のテイクアウトでしか言ったことないな。
「その棚のを全部、1本ずつ。あ、全部タレで。」みたいな。

それはともかく、ある日、前日にはあった小鉢「黒豆納豆」(黒豆で作った納豆)が見当たらず、代わりに市販の紙カップ納豆が置いてあった。

普通の紙カップ納豆も好きではあるが、「小鉢に盛られたヤツだけでいいかな」と思って、店員に「納豆以外、全部1つずつください」というオーダーにしたんですよね。

すると店員が焦った様子で、「今は、ちょうど黒豆納豆を切らしておりまして、申し訳ございません」と。
前日も同じ店員さんだったので、当方がわざわざ納豆を外して指定したのが分かったんだろう。

ただまぁ、当方もそこまで黒豆納豆にこだわっているワケでもないので、、、
適当に話をしつつ、「さすがリッツカールトンは接客が細かいな・・・」と感心しながら座席に戻ったのであった。

朝食を終えて帰る段になると、今度はマネージャーらしき方が挨拶にいらした。
曰く「本日は黒豆納豆を切らしており、誠に申し訳ございません。明日は必ず黒豆納豆を用意させていただきます」と。

いやいやいや、そこまで気を使っていただかなくとも・・・。
恐縮のいたりで、和やかに談笑しつつ退出。

翌日の朝。

朝食に赴くと、店員さんがニッコリ。
「本日は黒豆納豆の方も用意できております」

その刹那・・・

深遠なる天上の閃きが・・・

宇宙空間を渡り、電離層を抜けて・・・

僕の脳に、突き刺さった。

受信完了、全てを理解した。
オーバッ。

つまり、これ・・・

バックヤードで「おい、黒豆納豆の人、今日もきたぞ」って連携されてるヤツだよね。

あと朝礼で「黒豆納豆を希望されるお客様が毎朝いらっしゃるので、品を切らさないように常にチェックを」とか、周知されてる感じ?

・・・。

当方、知らぬ間に、名も無き客人から「黒豆納豆オジサン」に昇格していたでござる。

感無量。

多分、マリオット最高位のコバルト・エリートと並ぶくらいレアな属性。
当方ステータス的にはゴールドだが、実質プラチナやアンバサダーあたりは超えたんじゃなかろうか。

いやはや。

人生、分かんないもんですね。

まさか自分が「黒豆納豆オジサン」の称号を得る日がくるとは・・・。

ランチ(グルメショップ)

ランチでは、ホテル内にある「ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ」を毎日利用した。
こちらでパンを買って、部屋で食べる感じ。

ザ・リッツ・カールトン・グルメショップ パン棚

基本的にはパン2つで1000円いかないくらい。
朝飯がブッフェだったので、ちょっとボリュームを控えてランチを済ませていた。

そこら辺の話は以下など参照。

プールとスパエリア

滞在中は、プールとスパエリアも利用した。
食った分のカロリーは、運動で消化したい。その一心です。

リッツカールトン大阪のプール

そこら辺の話は、以下など参照。

ほい。

そんな感じ。

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