「SFC修行」と「JGC修行」、検索人気度の比較と過去10年の推移

SFC修行とJGC修行

2024年からJALの新ステータス制度が始まり、JGC修行が大きく変わった。
新制度「JAL Life Status プログラム」でのJGC修行におけるLSP単価

ANAはJALほど急激に変更してないが、クレカ利用など経済圏の要素をステータス付与条件に取り込みつつある。
ANAが2025年度の上級会員獲得に向けた「ライフソリューションサービス」で対象サービス追加

グローバルでは、この10年で少しずつ「距離ベースから金額ベースへの移行」が進んできた。
2014年の時点でも「マイル修行は終わった」という声があったが、まずは米国で移行が進み、日本はかなり遅れて、かつ、少し形を変えて金額ベースの側面がでてきた。
「マイル修行の時代は終わった」?米ニューヨーク・タイムズの記事をチェック。

近年で言うと、コロナ禍もあった。
この期間に修行をした人もいるとは思うが、総量でみると減ったんじゃないかな。
実際のところ、どうだろうか。

ここらで一度、定量チェックしてみたいなと思い、メモメモ。

過去10年の検索人気の推移

Googleトレンドで、過去10年の「SFC修行」「JGC修行」の検索ボリューム比較をチェックしてみる。
それぞれのワードがGoogleで検索されたボリュームを、相対的に指標化されたグラフとなっている。
つまり、どっちがたくさんググられたか?
サンプリングされた統計だが、Google全体では1日数十億件の検索ワードを使っているので、十分な量ではある。

検索人気の推移 SFC修行とJGC修行 2015年から2024年

期間全体でいうと、「SFC修行」は「JGC修行」より1.3倍ほど大きい。
つまり「SFC修行」というキーワードの方が、多く検索されている。
JALについては新制度も始まったことなので、今後1年くらいの推移がどうなるか、ですな。

2020年のコロナ禍で検索ボリュームが半分以下に落ち込みつつ、2023年の5類移行あたりから回復。
今後も緩やかに回復していくものと思うが、果たして2018年あたりの水準まで戻るかな?

ちなみに、Googleトレンドの結果は「検索数の比較」であり、サービス自体の人気比較ではない。
検索数は関連コンテンツの多さにも左右されるし、検索行動自体も人気の有無とは別軸の話となる。
あくまで、「検索回数の多さ」という話。

統計の範囲を更に広げて、2004年から2024年までのグラフをチェックしてみる。

検索人気の推移 SFC修行とJGC修行 2004年から2024年

さすがに2000年代は、データが安定していない模様。

とはいえ過去20年の中でいうと、「SFC修行」「JGC修行」がWEB上で盛り上がったのは、2016~2018年がピークなんだろうな、と。
このあたりの期間は、WEB上で一気に関連記事が増えたということかと思うけど、結果的にそれをきっかけに修行した人の数も増えたかもしれない。

ほい。

そんな感じ。

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