ドーミーイン青森に泊まった。高さ13階の屋上露天風呂、朝食にホタテ・いがめんち、素晴らしい宿。

ドーミーイン青森

青森市で、ドーミーイン青森に泊まった。
2023年7月に開業したばかりのドーミーインで、青森では弘前・八戸に続く3軒目。
天然温泉 淡雪の湯 ドーミーイン青森

ドーミーイン青森 外観

JR青森駅からは徒歩10分ほどあるが、ほぼ屋根付きの新町通りを歩いてスグ。
交差点では屋根が途切れるなど、完全屋根付きルートではない。

ただ「しんまち商店街」の店を眺めながら、駅から歩いてアクセスできる。
数軒離れたところにセブンイレブンもあり、ロケーションは良い感じだった。

ドーミーイン青森 入口 新町通り

ホテルのフロントは4階にあり、入口を入ってエレベーターで上階へ。
フロントは広々としており、新規開業だけにキレイな内観だった。

ドーミーイン青森 フロント

このロビーの奥を左に曲がると朝食会場・夜鳴きそば会場。
その途中に、無料のコーヒー・サービスがある。
チェックインを済ませたら、まずは奥を覗いてコーヒーをいただく。

ドーミーイン青森 無料のコーヒーと林檎ジュース

ドーミーの場合、無料コーヒーは珍しくない。
しかしこちらでは、「青森産リンゴのストレート果汁ジュース」も用意されていた。
グビッと爽やか林檎ジュースを飲める。美味しい。

無料ドリンクの提供時間は以下。

  • 午後 14:00~23:00
  • 午前 06:00~11:00

リンゴジュースは、朝食でも用意されている。

高さ13階の屋上露天風呂

この宿に泊まった理由はもちろん、屋上露天風呂。
大浴場は13階にある。

エレベーターを降りると、まずはねぶた展示が目に飛び込んでくる。
青森だなぁ!っていう、ね。

ドーミーイン青森 大浴場フロアのねぶた展示

ドーミーインのキャラクター「ドーミーいんこ」が、ねぶたになってた。
あと奥には、プロによる本格ねぶたの画像パネル(2017年ねぶた大賞受賞「紅葉狩」(北村氏))。
ドーミーいんこのねぶたも、同作者の北村氏が制作している本格プロ仕様らしい。

ドーミーいんこのねぶた

大浴場の入口は、ルームキーで解錠。
タオルは部屋から自分で持ってくる。

湯は、青森の名湯「追子野木久米」源泉からの運び湯。
内風呂にはリンゴの木(照明オブジェ)が配されている。

ドーミーイン青森 大浴場と屋上露天風呂

湯けむりに林檎の赤い灯がボワっとして、なかなか雰囲気が良かった。
照明に凝ったドーミー大浴場というと個人的に「ドーミーインPREMIUM小樽」を思い出すが、こういう照明演出の風呂もどんどん増えてくるといいすね。

洗い場のシャワーヘッドはRefaファインバブル
安めのノーマル版のためミスト機能などはないが、ファンバブル入りのシャワーとなる(水圧調整あり)。
※ちなみにドライヤーにもRefaビューティーテックがあった

内風呂の外には屋上露天風呂がある。
露天スペースには壺風呂が2つあり、熱湯(43度)とぬる湯(40度)。
休憩用の椅子は2つ。

露天風呂には植木が配され、湯船からの眺望はナシ。
立つと市街地が見える。青森夜景も少しあり。

しかしこの露天風呂は、とにかく最高だった。
海が近いからか風が強く、気持ちいい。

ちょうど雪が降り始めた頃だったので、夜はビュンビュンと音を立てて風が吹き、雪が舞い散る中・・・
ぬる湯の壺風呂で、ボーッとしてました。
最高。
こういうのが、屋上露天風呂の醍醐味であります。

今回はサウナにも足繁く通った。
テレビ付き、アロマありのサウナ。

サウナで10分ほど体を温めてから、露天スペースの椅子へGo。
椅子には雪が積もっており、それを払いのけてから座って、寒くなるまで風に吹かれてまったり。。。

休憩処・湯上がりサービス

風呂を上がったら、同じフロアの休憩処へ。

ドーミーイン青森 休憩処

休憩処には無料の「湯上がりサービス」が用意されている。
夜はアイスクリーム、朝はヤクルト風の乳酸菌飲料。

ドーミーイン青森 湯上がりサービス アイス 乳製飲料

なお、それぞれに一応「提供時間」が設定されている。

  • 夜の湯上がりアイスクリーム(15:00~25:00)
  • 朝の乳酸菌飲料サービス(5:00~10:00)

漫画棚も結構充実してました。
休憩処で読むか、部屋に持ち帰って読むことも可能。

ドーミーイン青森 漫画コーナー

朝食(ホタテ・いがめんち・せんべい汁)

ドーミーイン青森は、朝食もかなり良かった。
ドーミーの中でも、個人的にはお気に入りかも。

朝食会場は広くてゆったり。
窓際に行くと新町通りの眺め。
「今日の雪はどうかな?」という感じで、いつも窓際に陣取ってました。

ドーミーイン 朝食会場 Hatago

今回、自分は朝食付きのプランで宿泊。
プランに付いてない場合、2300円であります。
しかし国内ビジホの朝食は、充実度の割に値段が安いですな。。。

ドーミーイン青森 朝食メニュー

まずは小鉢メニューから。

特筆すべき点としては、イカが美味かった
実は小鉢にはそこまで期待してなかったのに、食ってみるとイカが美味い。
塩辛なんかは辛さマイルド&柔らか~いので、クセになる。

ドーミーイン青森 朝食 黄金イカのなめ茸和え・いか塩辛・大間漬け(ワサビ風味)・青森県産納豆
  • 黄金イカのなめ茸和え
  • いか塩辛
  • 大間漬け(ワサビ風味)
  • 青森県産納豆

ご飯は、「めったら丼」(津軽弁で「おいしそう」)。
ホタテ・漬けマグロ・ねぶた漬け・オクラ・とろろをご飯に乗っけていただく。

ドーミーイン青森 朝食 めったら丼

ホタテはさすがに小ぶりだが、丼として食うなら十分。
お米は青森県産「青天の霹靂」で、これは有名な米らしい。
醤油には「リンゴ醤油」なるものも用意されていた。
※試さなかった

ちなみに「栗ご飯」もあったので、ホタテは刺身でいただく日もあった。
栗ご飯、美味しいね。

メインのおかずも、いろいろ。
青森名物だけピックアップすると・・・

青森県産「つがる豚」を、青森名物「スタミナ源たれ」で炒めた「源たれの豚バラ炒め」

津軽地方のソウルフード「いがめんち」(イカのメンチ)。

そして再度のホタテ登場、「ほたてフライ」(青森県産)。

ドーミーイン青森 朝食 ホタテフライ・いがめんち

ほたてフライが、やっぱり嬉しい。美味しいです。
「いがめんち」は、専門店に比べるとそれほど。

あとは、青森の郷土料理「せんべい汁」と青森十三湖産しじみの「しじみの味噌汁」
当方は、しじみの味噌汁で攻めました。

ドーミーイン青森 朝食 せんべい汁

パンもある。
バルミューダのトースターが用意されていた。
自分はお米ばっかりで、パンは試してない。

ドーミーイン青森 バルミューダのトースター

デザートも捗る。
青森名物「アップルパイ」はもちろん、「青森県産林檎流し」など林檎が充実。

ドーミーイン青森 朝食 デザート

アップルパイもうれしいんだが、何気に「芋大福」が美味くて・・・。
毎日、芋大福をいただきました。

ということで、当方の朝食。

ドーミーイン青森 朝食  実際に食べたメニュー

ほたての刺身と、ほたてフライ。
ほたてフライは毎日2ついただきました。

ドーミーイン青森 朝食  ほたての刺身とほたてフライ

コーヒーと、デザート。
アップルパイと芋大福。

ドーミーイン青森 朝食  コーヒーとデザート

ということで・・・。

普段はなるべく1ページ毎に画像を20枚に収めるべく取捨選択するんだが・・・

こちらの朝食は結構気に入ったので、たくさん画像を使ってしまった。

よい朝飯だった。

ホテル周辺の観光情報

ドーミーイン青森は青森駅の近くにあるワケだが・・・

雪の日に徒歩で行った範囲のメシや観光スポットなど。

まず、駅からホテルに向かう途中にある定食屋「おさない」
駅チカなので観光客も多いが、混雑時間を避ければフラッと寄って美味いホタテを食える。
青森 お食事処おさない

青森 お食事処おさない 外観

テーブル席のみだが、1人で気軽に入れる雰囲気で使い勝手が良かった。
名物料理は「ほたて貝焼みそ定食」(1100円)。
しかし単品でつけた「ほたてフライ」(1180円)が美味くて2度ほど食った。
ほたてフライは、極厚のホタテを醤油で楽しめる。幸せの厚み。
刺身も食ったが、個人的にはフライに軍配。

青森 お食事処おさない ほたて貝焼みそ定食

これまた駅からホテルに向かう途中にある「やきとり直 本店」。
テイクアウトで「いかメンチ」をいただいた。

焼き鳥 直 外観

「いがメンチ」(いかメンチ)はドーミー朝食にもあったが、ちょっとイマイチだった。
そこで、もう少し本式の「いかメンチ」を食おうと、テイクアウトで買って夜食にした。

焼き鳥 直 いかめんち

大玉が2個で480円と、お値段もそこそこだが・・・。
これまた、うまい!
大量のイカが使われており、イカまみれの一品であった。

青森駅から歩いてスグ、海沿いにある「A-FACTORY」。
土産物屋や飲食店が入っている。

A-FACTORY 外観

こちらの土産物店で買ったアップルパイが、すこぶる美味かった。
弘前アップルパイ総選挙で3連覇しているらしい。
RIN&GOアップルパイ(MACUREHOUSE)。

RIN&GOアップルパイ(MACUREHOUSE)

1個480円と、なかなか。
しかし、味は素晴らしい。

みずみずしいリンゴと、サクサクのパイ生地。
甘さもほどよく、爽やかな逸品。
有名らしく、青森空港や新幹線の新青森駅なんかでも購入できる。

「A-FACTORY」の横には、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」がある。
ねぶたの展示が迫力あり、素晴らしいの一言。

ねぶたの家 ワ・ラッセ

大型のねぶたが複数展示されており、360度ぐるっと鑑賞できる。
中身を見られたり、一部のねぶたは「触ってOK」なのもあった。

ねぶたの中

ちなみに、少し駅から離れたトコロに「青森県観光物産館アスパム」がある。
そちらでは「360°3Dデジタル映像シアター」があり、3Dメガネをかけて360度映像の「ねぶた祭り」を3D鑑賞できるんだが、これまた素晴らしかった。超オススメ。
3D(3Dメガネ使用)と360度の映像で、満足度が高かった。

そのほか、青森市では喫茶店が充実しており、これまたオススメ。
メシが美味い。雰囲気もよい。

ほい。

そんな感じ。

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