※2015/10/12追記
ここの話は古いので、↓を参照ください。
https://www.bousaid.com/2015-10-12-174934/
ANAのチケットの種別や、料金体系。
これが、さっぱり分からない。
特に混乱したのは、「予約クラス」と「運賃タイプ」の違い。
運賃タイプがF?
Fのマイル積算率は・・・
とか探しても、全く情報が見つからないワケで。
※マイル積算率は「予約クラス」で決まる
あと、
なんでシンガポールにはエコ割50がないの?
ヤベ!もう売り切れちゃった?
みたいな。
※そもそも売られてない
最近だと、ほんのりと理解し始めたが、、、
自分の8bitな頭では、なかなか理解できねーときた。。。
まぁ、そーゆー話のメモにて。
「エコ割」の種類
ANAの場合、エコノミークラスの正規割引航空券を「エコ割」と言う。
運賃表[国際線] | ご予約/旅の計画 | 国際線航空券予約・空席照会 | ANA
※国際線の場合
基本は、この「エコ割」を買うことになる。
いったん予約したら変更不可能だが、割安な料金という扱い。
更に「エコ割」は、行き先によって「エコ割7」とか「エコ割5」などが設定されている。
この数字部分は
○日前まで予約可能
という意味。
エコ割3?、エコ割5?
どの「エコ割」が使えるかは、行き先の国による。
エコ割3 | 3日前まで予約可 | メキシコ・カリブ 中南米/南米(欧州経由)/ 中国/香港・マカオ/ 韓国/台湾/フィリピン |
---|---|---|
エコ割5 | 5日前まで予約可 | ハワイ/グアム/ 東南アジア/南アジア /ニュージーランド |
エコ割7 | 7日前まで予約可 | アメリカ・カナダ /メキシコ・カリブ・ 中南米/南米(欧州経由) /ヨーロッパ/中東 |
エコ割50 | 50日前まで予約可 | アメリカ・カナダ |
例えばシンガポールの場合。
東南アジアに設定されているのは「エコ割5」。
このため、
SIN行きの安いチケット=エコ割5
というコトになる。
一方、前日まで予約可能で、予約後の変更も可能だが、料金がちょっと高いのもある。
- エコ割スタンダード
- エコ割スタンダードライト
など。
まぁこれは高いので、普通使うことがない。
料金的な面で、基本的にはエコ割3,5,7,50を使うことになる。
それぞれのエコ割のルールは、以下参照。
http://www.ana.co.jp/int/fare/reg/list/2013_1/
「予約クラス」と「マイル積算率」の関係
同じ「エコ割5」とかの中で、「予約クラス」(ブッキングクラス)が分かれている。
「予約クラス」が違うと、料金も違う。
結論からいうと、基本的には空席連動(と需給予測+α)。
要は、席が少なくなってくると、「予約クラス」があがり、料金が高くなる。
予約クラスは、料金が高い順に
U、H、Q、V、W、S、T
という1文字のアルファベット。
チケットの料金も違うが、この予約クラスで「マイル積算率」も異なる。
積算条件 | ANA国際線 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ
チケットが高い方が、マイルの加算率がよい。
以下、シンガポール5月~8月の例。
予約 クラス |
運賃 タイプ |
マイル 積算率 |
空席 待ち |
---|---|---|---|
Uクラス | タイプA | 70% | ○ |
Hクラス | タイプB | 70% | × |
Qクラス | タイプC | 70% | × |
Vクラス | タイプD | 50% | × |
Wクラス | タイプE | 50% | × |
Sクラス | タイプF | 50% | × |
Tクラス | – | 50% | – |
一番下の「Tクラス」は、自分は見たことないので知らない。
たぶん、ツアーとかキャンペーン系かな。
「予約クラス」ごとの料金感、「運賃タイプ」との関係
「予約クラス」とは別に、「運賃タイプ」というのが設定されている。
「運賃タイプ」は、AからFまで設定されている。
また、タイプ毎に料金が決まっている。
「運賃タイプ」と「予約クラス」の関係は?
基本は連動している模様。
「運賃タイプA」=「予約クラスU」みたいな。
その組み合わせは、上表の通り。
チケットの値段は「空席連動」で変動する。
しかし、1円単位で動くわけではない。
「運賃タイプ」のAからFの料金単位で変動する。
Aが最も高く、Fが安い。
「予約クラス」的に言うと、Uが最も高く、Sが安い。
このA~Fの価格表は、エコ割5の運賃表をみればチェックできる。
例えば、羽田-シンガポールの場合は以下。
運賃表[国際線] | ご予約/旅の計画 | 国際線航空券予約・空席照会 | ANA
料金感を表にしてみる。
再び、東京-シンガポールの例。
予約 クラス |
運賃 タイプ |
マイル 積算率 |
空席 待ち |
SIN料金の例 5~8月の場合 |
---|---|---|---|---|
Uクラス | タイプA | 70% | ○ | 135,400+燃油代等=約16.5万 |
Hクラス | タイプB | 70% | × | 96,400+燃油代等=約12.5万 |
Qクラス | タイプC | 70% | × | 75,400+燃油代等=約10.5万 |
Vクラス | タイプD | 50% | × | 55,400+燃油代等=約8.5万 |
Wクラス | タイプE | 50% | × | 43,400+燃油代等=約7.5万 |
Sクラス | タイプF | 50% | × | 35,400+燃油代等=約6.5万 |
Tクラス | – | 50% | – | – |
同じ「エコ割5」でも、、、
最も高い、予約クラス「U」(運賃タイプA)は、16.5万。
最も安い、予約クラス「S」(運賃タイプF)は、6.5万。
なお、注意点は3つ。
- 「運賃」は「支払い総額」ではない
- 実際の支払いには以下が追加
- 燃料代(サーチャージ)
- 空港使用料など
- 時期によって料金が異なる
- 空港によって諸税の額が異なる
「燃料代」は、時期や行き先によって違うし、「空港使用料」は使う空港によって微妙に異なる。
なお、燃料代(サーチャージ)についてはコチラ。
安い時期は?「燃油サーチャージ」の推移グラフ(2014年ANA版) – やじり鳥
しかし面倒なのでざっくり言うと、、、
今だと燃油代と空港使用料でシンガポールなら、約3万円。
つまり、「運賃」に3万円を足した金額が、実際のチケット料金。
シンガポールの場合、、、
最安の3.5万+3万→6.5万円で往復できる、ということになる。
その場合、
- 予約クラスS
- 運賃タイプF
で、マイル積算率は50%。
マイル積算率「70%」を狙いたい場合は?
最安でも
- 予約クラスQ
- 運賃タイプC
で、約10.5万。
マイル積算率70%を狙うと、4万円高くなった。
基本的に、ANAのマイル積算率はショボイ。
なので、積算率より、予約クラスS(運賃タイプF)を狙った方が、得なことが多い。
ただし、安めの運賃タイプの場合は、ビジネスへのアップグレード不可。
UGしたい場合は注意。
アップグレード可能なのは、最も高い「Uクラス」(タイプA)のみ。。。
また、空席待ちで予約する場合。
「空席待ち」が可能なのも、「Uクラス」(タイプA)のみ。
つまり、空席待ちをすると、高くつく、ということになる。
まとめ
うむ。
相変わらず、さっぱり分からん。