ANAで国内線を使う際に、搭乗口とか保安検査所で「ピッ」てやるやつ。
チケットに印刷されたQRコードとか、おサイフケータイを使う。
いわゆるANA「スキップサービス」。
ANA国内線の搭乗スタイル「スキップサービス」 | ご旅行の準備 [国内線] | ANA
ただ、iPhoneだと「おサイフケータイ/フェリカ」に対応してないので、紙で印刷したQRコードがデフォなんすよね。
一応、「PassBook」があったり、IC機能付きのクレカが使えたりはするけど。
iPhoneの「PassBook」についてはコチラ。
iPhone向けアプリケーション Wallet [国内線] | Service & Info | ANA
「PassBook」は単純に画面にQRコードを表示しているだけなので、ちょっと不便というか。
iPhoneで「PassBook」を表示してスタンバってても、、、
列に並んでる間にディスプレイがOFFになっちゃう。
OFFになったまま「ピッ」ってやるところに行くと、パスワード入力とかでもたついて、行列の渋滞原因になりかねない。
スッといきたいのよね。スッと。。。
しょーがないので、「PassBook」を表示したままにしつつ、iPhone画面の関係ないとこをたまーにタッチして、画面がOFFにならないようにする。
なんという、マニュアル感。
自分の場合はAndroidも持ってるので、結局そっちのおサイフケータイを使っちゃうんだけど。
それはともかく。
そんなiPhoneでも、画面のON/OFF関係なく「ピッ」とできるようになるという。
うぉおおおおおおお!!
と思って発売を待ってたんだが。
よく見てみるとアレなので、ちょっと躊躇してる。
こちら。
報道発表資料 : 「おサイフケータイ ジャケット01」を開発 | お知らせ | NTTドコモ
その名も「おサイフケータイ ジャケット01」。
ドコモからの発売だが、別に他キャリアのiPhoneでも使える。
製造メーカーはパナソニック。
iPhoneジャケットにフェリカICをしこんである。
パナソニック側の公式ページはコチラ。
携帯電話|Panasonic
ドコモ側の公式ページはコチラ。
https://www.mydocomo.com/onlineshop/options/osaifu_jacket/index.html
ふむ。
今までも、ジャケットにカードをしこめるアイテムはあったよね?
それと何が違うの?という話だが。
↑のようなアイテムだと、ICカードが何枚も入らない。
Suica、Edy、ANAカード、etc。。。
今回の「おサイフケータイ ジャケット01」では、ジャケット側に入れるのはフェリカICチップのみ。
ICチップに「どのICカードデータをインストールするか」は、チップ側とBluetoothで通信して、iPhoneアプリから管理する。
つまり?
複数のカードデータを、ジャケットのフェリカICに設定可能。
10枚分でも20枚分でもいける。
すばらしい。
iPhoneアプリはコチラ。
ただし。
「ジャケット」がiPhone本体とBluetooth通信するということは?
ジャケットにバッテリーも必要、、、
ということで、「おサイフケータイ ジャケット01」には薄型のリチウムイオンバッテリー(150mAh)が入っている。
充電が必要。
ただ、2.5ヶ月に1度の充電で済むらしい。
1度フル充電すれば、約2.5ヶ月の連続利用が可能です。また、電池残量はLEDの表示でわかるので、あんしんして利用できます。
充電はiPhoneケーブルとは別に、Androidと同じmicroUSBケーブルになる。
そこがちょっとアレな気がしないでもないが、iPhoneを充電するわけでなく「made for iphone」じゃないのでしょうがない。
充電用のmicroUSBケーブルは「おサイフケータイ ジャケット01」に同梱される。
あと、厚さ。
厚さ:約4.2mm
4.2mmかぁ。。。
結構厚いよなぁ。
iPhoneと一緒じゃなくても使える? ドコモの「おサイフジャケット」をチェック – ITmedia Mobile
クレジットカード5枚分くらいらしい > 厚さ。
いやー、厚い。
しかし待て。
逆に考えよう。
もし5枚分以上のICデータをチップにつっこんだら?
4.2mmは、、、むしろ「薄い」。
正解ッ!!
とにかくこのアプリに、EdyやらANAカードやらiDやらポイントカードやら、全部いったれやー!!
と思ったんだが。
対応カードがまだまだアレなんすねぇ。。。
・2014年10月30日(木曜)提供開始
- ANA スキップサービス
- ヨドバシカメラ ゴールドポイントカード
・2014年12月予定
- iD
・2014年度内予定
- QUICPay
・時期未定
- 楽天Edy
- ローソンモバイルPonta
現時点ではANAとヨドバシのポイントカード機能だけか。。。
値段は5,000円くらいするしなぁ。
※ちなみに1,000円くらいで売ってるのは「ジャケットのみ」(ICナシ)なので注意
Suicaは、対応がまったく不明だしなぁ。。。
うーむ。
ちょっと待とうかな。
自分はAndroidも持ってるんだけど、iPhoneがメインなので、できればiPhoneでいろいろやりたいのよね。。。
そのほか。
ジャケット側とiPhone側を結ぶBluetoothって、何のプロファイルを使ってるのかな?と思ったら。
*2:Bluetooth機能の接続手順を製品の特性ごとに標準化したものです。
と書いてある。
なんのことかよく分からんが、GATTでコネコネして自分でがんばってるってことかな?
Bluetooth Low Energy – Wikipedia
特にLEのプロファイルってさっぱり分からんのだが、セキュリティとかどうなってるんだろう。
そう思いました。
あと、フェリカネットワークスが共通仕様のリリースだしてた。
iOS端末とおサイフリンク対応製品をBluetooth SMARTで接続しておサイフケータイサービスが利用できるアプリ『おサイフリンク™』の提供を開始します。 | FeliCa Networks
最後に1点。
iPhoneはともかくとして、今度出るスマートウォッチの「SmartWatch3」( SWR50)。
これはSony製品なのにフェリカ載ってないというアレなんだが、それはともかくとして。
ANA「スキップサービス」用のQRコード。
これをスマートウォッチの画面に出したいなぁ。
そうすれば、
腕時計を「ピッ」として飛行機に乗り込む
という憧れの近未来が実現する。
これはシビれるビジョンだ。最高です。
ぜひともANAには対応して欲しい。
ララァなら、分かってくれるよね?
まぁANAアプリができないなら、キャプチャ画像をSWR50に転送して、自分でやるけど。