大掃除の一環で、古いデスクトップパソコンを捨てようかと思いまして。
ただ、「PCリサイクルマーク」がついてない昔のパソコンやBTOパソコンだと、廃棄するにも数千円かかってしまう。
どうしたもんかな、と。
まぁ、メモにて。
ちなみに、「PCリサイクルマーク」が付いているパソコンについては、無料で廃棄することができる。
(市販で買ったメーカー製PCなら、大抵付いている)
詳細は業界団体である「パソコン3R推進協会」のページを参照。
PC3R : : 一般社団法人 パソコン3R推進協会
※自分の持っているPCのメーカーのリンクへ
では、「PCリサイクルマーク」が付いてない場合はどうすれば良いか?
パソコン 回収 無料
などと検索すると、回収業者がたくさん出てくる。
無料、かつ着払いで回収してくれる会社も結構ある。
一方、廃品回収全般に関していうと、なかなか難しい側面も持っているようで、当方あんま経験がないので、業者の選択に迷った。
廃品回収業者とのトラブルに注意!(発表情報)_国民生活センター
【事例4:業者が回収した物が不法投棄されていた】
「不用品回収します」と訪問され、パソコンディスプレイと自転車を渡して処分代金1500円を払った。
後日、回収品が道路脇に捨て去られていた。
うーむ。
それで、まぁ。
ちゃんと専門の会社に頼んだ方がよさそうだなぁ、と。
それでネットをみてたら、アスキーの紹介記事があった。
無料でパソコン回収してくれる会社の工場に潜入したら、よだれが出たの巻 – 週刊アスキー
「パソコン回収.com」。
完全無料のパソコン処分・廃棄なら「パソコン回収.com」
これがペイドパブか一般記事なのかは知らないが、まぁ、ここにしようかな、と。
ここの場合、PCからレアメタルを回収したり、パーツのリサイクルをしているので、
- 無料回収
- 着払いで送付OK
ということらしい。
最近「都市鉱山」「レアメタル」そんな言葉がよく聞かれますが、パソコンなどの廃棄・処分する予定の電子機器を有価物として回収できるわけは、まさにその素材にあります。金、銀、銅、プラチナ、パラジウムなどなど……。
無料サービスのワケ | 完全無料のパソコン処分・廃棄なら「パソコン回収.com」
なるほど。
そういう仕組みなんすねぇ。
まず、気付いたのは「ISMS」という資格を持っている点。
ISMS適合性評価制度
ご存じですか? ISMS規格改訂の背景と意図 (2/2):みならい君のISMS改訂対応物語(1) – @IT
ただ、全般としては自分は「ISMS」について知らない。
なので、いったんスルーする。
HDDについてはどうなのかな?
個人情報が入っているHDD。
全てのハードディスク(HDD)は一度取り外され、消去専用ソフトもしくは電磁破砕機にかけられます。
安心のデータ消去 | 完全無料のパソコン処分・廃棄なら「パソコン回収.com」
消去専用ソフトもしくは電磁破砕機。
なるほど。
「消去専用ソフト」については、下記方式なので安心。
HDD内の1セクターごとに2進数のデータを書き込む方式
「電磁破砕機」については、何を言ってるかさっぱり分からんが、映画マトリックスに出てきたEMPみたいなモンだろうか。
直流強磁場を瞬間照射パルス状態し、磁性体に記録されているデータを一瞬で完全破壊
「電磁破砕機」には、「DATA KILLER DM-180C」を使っていると明記されている。
DATA KILLER(データキラー)強磁気破壊装置:日本パーソナルコンピューター株式会社(JPC)
なるほど。
HDD初期化のフローもかなり詳細に書かれている。
ここにしようかな、と。
実際にPCを着払いで送付する手順。
簡単な回収法 | 完全無料のパソコン処分・廃棄なら「パソコン回収.com」
ビックリしたのは、「ゴミ袋にパソコンをいれるだけでOK」という点。
段ボールを用意して梱包とか、しなくてよい。
おぉ。
マジか。
これはかなり助かる。
詳細な手順はコチラも。
カンタンパソコン回収法 – YouTube
実際にパソコンとディスプレイを紙袋にいれて送ってみた。
終了。
特記事項の手順とか、なし。
いやー。
想像してたより全然楽勝だった。
最近は回収ビジネスも進化してるなぁ。。。
その他。
自分の場合は、自分でもHDDを初期化してから送った。
まぁ、業者側でやってくれるので、実際は不要だったんだけど。
USBメモリで起動可能な「wipe-out」でHDDを初期化し、個人情報を削除する – やじり鳥