「Helinox」(ヘリノックス)の「チェアワン」
持ち運びに便利な、折りたたみ式。
DAC社の超軽量アルミポール。
絶妙の座り心地。
花見や登山、野外フェスなど、アウトドアで超絶便利な「Helinox」(ヘリノックス)のチェア。
Helinox(ヘリノックス)アウトドアライン公式ブランドサイト by モンベル
個人的に、この代表作である「チェアワン」を愛用している。

Helinox(ヘリノックス) チェアワン ブラック 1822151-BK
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とにかく、軽くて、小型で、座り心地がいい。
「座り心地がいい」というのは、マジで「座り心地がいい」。
つまり、うまく言葉で説明できないんだが。
小さくケースに収納できるので携帯性もよく、ちょくちょく使っていたんだが・・・
今回、そのヘリノックスから「より軽量」となった「チェア・ゼロ」が発売された。
自分も買い換えるべきか?
ちょっとメモにて。
座り心地を維持して軽量化した「チェア・ゼロ」
代表作「チェアワン」を軽量化した「チェア・ゼロ」。

Helinox(ヘリノックス) キャンプチェア チェアゼロ 1822177
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どの程度軽くなったのか?
なんと、「チェア・ゼロ」は「チェアワン」の半分程度の重さになったのだ。
スペック | チェアワン | チェアゼロ |
---|---|---|
重量(本体+収納ケース) | 960g | 510g |
ハンパない。
なお、ケースに収納時のサイズ感や、組み立て時のサイズ感は、「チェアワン」と変わらない。
サイズ感が同じで、軽くなったのだ。
軽量化の要因としては、素材を一新。
ポールも軽くなったんだろう。
収納ケースも重くてゴツいケース(70g)から、袋状の軽量なモノ(20g)に変わった。
あと座面シートも、メッシュ有りの複雑なシートから、シンプル軽量なポリエスチル製シートに変わった模様。
※右側の「チェアゼロ」は模様でメッシュぽく見えるがメッシュではない
「チェア・ゼロ」は、米系アウトドア誌「BACKPACKER」の「2017 Editors’ Choice Award」も受賞。
なかなか良い感じらしい。
【受賞理由】
持っていかない理由がないほど軽く、地面のコンディションが悪いときにも心地よく休ませてくれます。【BACKPACKER Editorsのコメント】
座った瞬間に、チェアゼロが「持っているといい製品」ではなく「持っていないといけない製品」だと確信しました。
激しい降雨に見舞われたコロンビア北部の5日間のトレッキングのなかで、チェアゼロは私たちの臀部をびしょ濡れのツンドラ(寒地の荒原)から28センチ遠ざけ、快適なトレッキングを実現させてくれました。
もちろんほかの多くのチェアも同じ働きをしてくれます。けれど“この軽さ”でそれが可能なのはチェアゼロだけでしょう。
「チェアゼロ」が「Editors' Choice Award 2017」を受賞しました!
「持っていないといけない製品」とは言い過ぎな気がするが、、、
あの軽量&座り心地からすると、そう言いたくなるのも分かる気がする。
荷物を軽くしようとすると、どうしてもチェアの座り心地って犠牲になるんだけど、そこら辺が両立できてるのがヘリノックスのスゴイところなのだ。
なお、「BACKPACKER」誌の公式動画でも「チェアゼロ」の紹介があるので、参考まで。
https://www.youtube.com/watch?v=I-0ATApB1nc
個人的には、座面シートの変更で「座り心地」がどのように変わったか、気になるところ。
「チェアワン」からわざわざ買い換えるべきか、ちょっと迷うのだ。
ただ、もし新しく購入する場合は、軽いし「チェアゼロ」でいいじゃないかな、と思いました。
座り心地が気になるようであれば、アウトドア・ショップで試してみるとか。
小型だが、小型すぎる子供用の「チェアワン・ミニ」
自分は「チェアワン」の他に、「チェアワン・ミニ」も持っている。
そして、メインで使っているのは「チェアワン・ミニ」の方。

Helinox(ヘリノックス) キャンプチェア チェアワン ミニ ブラック 1822168-BK
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しかし、これは基本的に「子供用」。
耐荷重は90kgなので大人でも使えないことはないけど、やっぱり小さいのだ。
それを「なんで使っているか」というと、「小さいから」。
自分の場合、海外旅行にも持って行ったりするので、スーツケースに詰め込む必要がある。
そうなると、「重さ」より「収納時のサイズ」が、よりシビアになってくるのだ。
ただまぁ、実は「チェアワン・ミニ」は、大人用と考えた場合には「小さすぎて、座り心地をかなり犠牲にしている」感あり。
※本来は「子供用」なので、大人の使い心地を云々してもしょうがないんだが
子供用としてならともかく、大人用にはオススメできないかなぁ。
自分のように、よほど「サイズを少しでも小さくしたい」ということでなければ。
ちょっと写真でサイズ感をみてみる。
下が「チェアワン・ミニ」。
ちょっとだけ「チェアワン」より小さいです。
でも、個人的には「このレベルの差」が命取り(スーツケースの場所取り)なので・・・。
横から見ると、こんな感じ。
丁寧に収納してないので、ボコボコになってます笑
ケースの中には、座面シートと、ポールが入ってます。
ポールはヌンチャクのように「1つ」で出来ており、組み立ては超簡単。
棒をカシャッと差して組み立てるだけ。
割と一瞬で出来る。
完成図がこちら。
右の「チェアワン・ミニ」が如何に小さいか分かります笑
大人の自分が座ると、窮屈です。
ただまぁ、「座れないこともないか」という感じ。
少なくとも「地面に直には座りたくない」というニーズに応えてくれる。
繰り返しだけど、基本はちゃんと大人用の「チェアワン」か「チェアゼロ」がオススメ。
この前のメキシコ旅行にも、「チェアワン・ミニ」を持って行った。
レンタル自転車で、島を一周する際に持って行くワケです。
それで、「お、ここはいいな」というところで・・・
ちょっと休憩(笑
そんな感じで、使ったりしてます。
チェアワン・チェアゼロ・チェアミニのスペック比較
個人的に、チェアゼロへの買い換えを検討のため、スペック比較にて。
「チェアミニ」は、小さいだけあって「チェアゼロ」と同じ重量感。
逆に言うと、サイズを犠牲にしない「チェアゼロ」の軽さは、素晴らしい。
スペック | チェアワン | チェアゼロ | チェアワン ミニ |
---|---|---|---|
重量(本体のみ) | 890g | 490g | 450g |
重量(本体+収納ケース) | 960g | 510g | 500g |
ケース収納時 幅 | 35cm | 35cm | 25cm |
ケース収納時 奥行き | 10cm | 10cm | 10cm |
ケース収納時 高さ | 12cm | 10cm | 8cm |
組立時 幅 | 52cm | 52cm | 40cm |
組立時 奥行き | 50cm | 48cm | 34cm |
組立時 高さ | 66cm | 64cm | 44cm |
座面高 | 34cm | 28cm | 24cm |
耐荷重 | 145kg | 120kg | 90kg |
チェアミニは、本体サイズの小ささからすると、もう少し「ケース収納時」のサイズが小さくなるといいんだけど・・・。
まぁ、個人的には「サイズ」重視なので、「チェアゼロ」はちょっと様子見かな。
結構なお値段するし。。。
その他
「チェアゼロ」が選出されたという米系アウトドア誌「BACKPACKER」の「2017 Editors’ Choice Award」。
受賞リストは、以下で見ることができる。
http://www.backpacker.com/gear/backpacker-editors-choice-2017
そこで、ポケッタブルなバックパックな「Ultra-Sil Day Pack」(Sea to Summit)も受賞していた。
これまた強烈な便利アイテムで、自分も昔から愛用している。
(ビーチ行くときとかに利用)
「BACKPACKER」の記事はコチラ。
http://www.backpacker.com/gear/sea-to-summit-ultra-sil-day-pack
そんな感じ。