※最新の記事は以下を参照
旅行でホテルに泊まると、最近では基本的にホテルのWiFiが使える。
ただ夜になって利用者が多くなると「速度が遅い」「遅すぎる」と感じることがある。
「スマホでWEB閲覧」くらいなら何とかなるが、動画視聴やパソコンでのWEB閲覧なんかでは、致命的に遅すぎたりするのである。
自分の場合、特にホテルのWiFi環境が重要な旅行では、旅行用の小型無線LANルーターを持っていく。
使っているのは、ロジテックの「LAN-W300N/RS」。

Logitec 無線LANルータ mobileRouter 300Mbps コンパクト ブラック LAN-W300N/RSB
- 発売日: 2012/05/24
- メディア: Personal Computers
2013年からずっと同じものを使っており、新製品がでたら買い替えもやぶさかではないんだが・・・。
このジャンルの製品は、ホテルWiFiの普及でニーズが減ったためか?あんまり新製品がでない。
しかし先述のように、ホテルWiFiが遅すぎるのを解消したい場合には、いまだ重要なアイテムだ。
ホテルのWiFiが遅くなる原因は、そもそもルーターから部屋までの距離が遠いとか、ルーターに同時アクセスする人数が多すぎるとか、もろもろあると思う。
そこで、部屋にある有線LANから自分でWiFi環境を作れば、そうした点がある程度は解消されるというワケ。
そのため「LAN-W300N/RS」を使うには、部屋に有線LANがついてる必要がある。
たいていのビジネスホテルには、WiFiの有無に関わらず有線LANもついていることが多い。
「LAN-W300N/RS」は、↓みたいなサイズ感。
本体には、小型のACアダプタとLANケーブルが付属しており、それらも一緒に持っていく。
LANケーブルをLANポートに挿入し、電源をつなぐ。
特別な設定は不要、これだけで「自分だけのWiFi」が完成する。
このWiFiにアクセスするためのSSIDやパスワードは、↑本体の裏面に書いてある。
元回線はホテルのもので、その点は部屋のWiFiを使うのと変わりない。
しかし、そもそも遮蔽物に弱い無線なので、部屋の外のどこかにあるルーターから拾ってくるより、部屋に敷かれた有線LANからWiFi化した方が、速度は早いことが多い。
さて。
最近、大分の某ホテルで「WiFiが遅い!!」と感じたので、「LAN-W300N/RS」を使うことになった。
部屋のWiFiと速度を比較してみる。
部屋のWiFi | 1.97 mbps |
---|---|
有線のWiFi化 | 4.85 mbps |
おおよそ、2.5倍の速度になった。
翌日、もう一度計測した。
部屋のWiFi | 1.57 mbps |
---|---|
有線のWiFi化 | 6.15 mbps |
おおよそ、4倍の速度になった。
あとping値やUP値についても、かなり改善する。
ちなみに部屋のWiFiの1.5mbpsというのは、まぁスマホなら使えるレベル。
ただパソコンでWEB閲覧すると、ちょっと遅くてストレスがたまる。
今回はタブレットでNetFlixの動画を見たかったのと、パソコンを使いたかったので、「LAN-W300N/RS」が活躍してくれた次第。
旅行から帰ってきて、「なにか新製品はでてるかな?」とチェックしてみたが、今のところ大きく進化した製品はなかった。
ACアダプタが一体化した「ちびファイ3」(PLANEX)なんかは、ちょっといいかもと思ったが。

PLANEX ホテルでWiFi コンセント直挿型 無線LANルーター ホテル用 11n/g/b 150Mbps ちびファイ3 MZK-DP150N PS4・AppleTV・WiFi-WiFiモード対応
- 発売日: 2015/01/30
- メディア: Personal Computers
ただしこの場合、コンセント形状が異なる海外だと、形状変換のアダプタが追加で必要になる。
「LAN-W300N/RS」の場合はACアダプタ以外に、モバイルバッテリーでの給電も可能。
うーん。
どっちがいいかな。
また考えよう。。。
そんな感じ。