米・香港のアメックス付帯プライオリティ・パスで、空港レストランが特典対象外に。日本は不明。

プラオリティパスには無料ラウンジ以外にも、空港レストランで割引となる特典がある。

国内の空港だと対象レストランは関空「ぼてぢゅう」しかないが、海外の空港ではそこそこ選択肢が広がる。

プライオリティ・パスに初の国内空港レストラン追加、関空「ぼてぢゅう」で3400円割引 – やじり鳥

プライオリティ・パスはここ近年で、ラウンジ以外の特典が続々と増えているのだ。

空港レストランや免税店での割引が、それにあたる。

プライオリティパスが空港内免税の小売店での割引も開始 – やじり鳥

そんな中、香港のアメックス付帯のプライオリティ・パスで、「ラウンジ以外の特典はナシになる」というお知らせが出たらしい。

次に、同じくアメリカのアメックス付帯のプライオリティ・パスでも、同じ制限が適用されることが判明した模様↓

Starting August 1 U.S. American Express-Issued Priority Pass Cards Will No Longer Give Airport Restaurant Credit – View from the Wing

元々プライオリティ・パスは高額な有料会員サービスだが、クレジットカード特典で安価に利用することができる。

とはいえ、ラウンジなど空港の有料サービスをプライオリティ・パスで使うとき、その支払いは結局クレジットカード会社が賄っている。

「空港ラウンジ」ビジネスの舞台裏。ラウンジ会社がプライオリティ・パスや航空会社に請求する料金など。 – やじり鳥

最近のプライオリティ・パスのサービス拡充で、レストランや免税店でも割引が使えるようになると、カード会社の負担がどんどん増えていくことになる。

その負担増に最初にNOの声を上げたのが、アメックスということかな。

現時点では、日本発行のアメックスがどうなるかは、分かっていない。

上記「View from the Wing」によると、アメックスが制限を設ける意図としては「元々、世界中を旅する会員に、空港でリラックスしてもらうためのラウンジを提供するため、プライオリティパス特典を提供していた」とある。

つまり、空港の割引レストランをはしごして腹を満たすような使われ方は、意図したモノではないということだろうか。

いずれにせよ「サービス提供の意図と異なる」ということであれば、日本のアメックスも同じような制限がはいるかもしれない。

そうはならないかもしれない。

また、他のカード会社も状況は似ているだろうから、その点も気になるところ。

どうなるでしょうね。。。


ほい。

そんな感じ。

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