マリオット「ホテル・カテゴリー」の変更(2020/3)、無料宿泊の必要ポイント数が16軒変動

カテゴリ変更(2020年3月)

マリオットの無料宿泊に必要なポイント数は、ホテル毎に設定された「カテゴリ」で決まる。
そのホテル毎のカテゴリは毎年3月に変更が入り、今回2020年3月の変更(3月4日適用)が発表されている。
https://points-redemption.marriott.com/ja/category-change/marriott-bonvoy

今年のカテゴリ変更については、国内ホテルでも大きな影響があった。
16軒でカテゴリ変更が発生している。

  • ウェスティンホテル淡路リゾート&コンファレンス=5→4
  • フォーポイントバイシェラトン函館=4→3
  • シェラトングランドホテル広島=5→6
  • 軽井沢マリオットホテル=5→6
  • 神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ=5→4
  • シェラトン沖縄サンマリーナリゾート=6→7
  • ウェスティン都ホテル京都=5→6
  • シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート=5→4
  • ザ・リッツ・カールトン沖縄=7→8
  • モクシー大阪本町=5→4
  • コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション=5→6
  • シェラトン都ホテル東京=6→5
  • ウェスティンホテル東京=6→7
  • シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル=6→7
  • シェラトン北海道キロロリゾート=5→6
  • キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道=5→6

5軒がカテゴリ・ダウン(必要ポイント数が減った)。
11軒がカテゴリ・アップ(必要ポイント数が増えた)。

無料宿泊の必要ポイント数

無料宿泊に必要なポイント数は、「カテゴリ」と「シーズン」によって決まる。
各カテゴリ・シーズンでの必要ポイント数は以下。

カテゴリ オフピーク スタンダード ピーク
1 5,000pt 7,500pt 10,000pt
2 10,000pt 12,500pt 15,000pt
3 15,000pt 17,500pt 20,000pt
4 20,000pt 25,000pt 30,000pt
5 30,000pt 35,000pt 40,000pt
6 40,000pt 50,000pt 60,000pt
7 50,000pt 60,000pt 70,000pt
8 70,000pt 85,000pt 100,000pt

マリオットBonvoyでは、無料宿泊における必要ポイント数の割引キャンペーン「ポイントセーバー」が用意されている。
選定されたホテルについて、必要ポイント数が最大33%割引
ただし選定されるのは、ほとんどアメリカのホテルで、国内ホテルが対象になることは滅多にない(見たことないレベル)。

カテゴリ オフピーク スタンダード ピーク
1 4,000pt 6,000pt 8,500pt
2 8,000pt 11,000pt 13,000pt
3 12,000pt 16,000pt 18,000pt
4 17,500pt 22,500pt 27,500pt
5 27,500pt 32,500pt 37,500pt
6 35,000pt 45,000pt 55,000pt
7 45,000pt 55,000pt 65,000pt
8 65,000pt 80,000pt 90,000pt

マリオットBonvoyでは、現金とポイントを併用した「キャッシュ+ポイント」による宿泊も可能。

カテゴリ オフピーク スタンダード ピーク
1 55ドル + 1,500pt 55ドル + 3,500pt 55ドル + 4,500pt
2 65ドル + 4,000pt 65ドル + 6,000pt 65ドル + 7,000pt
3 80ドル + 6,000pt 80ドル + 8,500pt 80ドル + 9,500pt
4 105ドル + 8,000pt 105ドル + 12,000pt 105ドル + 15,000pt
5 140ドル + 13,500pt 140ドル + 17,000pt 140ドル + 21,000pt
6 190ドル + 19,000pt 190ドル + 25,000pt 190ドル + 30,000pt
7 250ドル + 25,000pt 250ドル + 30,000pt 250ドル + 40,000pt
8 440ドル + 27,500pt 440ドル + 42,500pt 440ドル + 57,500pt

カテゴリ変更の履歴と一覧

各ホテルのカテゴリ一覧と、過去の変更履歴は以下。
※マリオットとSPGが統合した2018年8月からの履歴
※統合時点での変動もあったが、それに関してはコチラ

ホテル名 2020年3月
カテゴリ変更
2019年3月
カテゴリ変更
2018年8月
統合後
ウェスティンホテル淡路
リゾート&コンファレンス
4 5 5
フォーポイントバイシェラトン函館 3 4 4
シェラトングランドホテル広島 6 5 5
ウェスティン ルスツリゾート 7 7 7
軽井沢マリオットホテル 6 5 5
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ 4 5 5
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート 7 6 6
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都 8 8 8
ザ・リッツ・カールトン京都 8 8 8
ウェスティン都ホテル京都 6 5 5
イラフ SUI ラグジュアリー
コレクションホテル 沖縄宮古
8
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート 4 5 5
コートヤード・バイ・マリオット白馬 4
ザ・リッツ・カールトン沖縄 8 7 7
名古屋マリオットアソシアホテル 5 5 5
JWマリオット・ホテル奈良 6
ザ・リッツ・カールトン日光 7
オキナワ マリオット リゾート&スパ 6 6 6
ルネッサンス・オキナワ・リゾート 7 7 6
コートヤード・バイ・マリオット大阪本町 5
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション 5 5 5
モクシー大阪本町 4 5 5
大阪マリオット都ホテル 6 6 6
シェラトン都ホテル大阪 5 5 5
ザ・リッツ・カールトン大阪 7 7 7
セントレジスホテル大阪 7 7 8
ウェスティンホテル大阪 6 6 5
ウェスティンホテル仙台 5 5 5
琵琶湖マリオット・ホテル 5 5 5
伊豆マリオットホテル修善寺 5 5 5
フォーポイントバイシェラトン名古屋 中部国際空港 4
アロフト東京銀座 5
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル 5 5 5
コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション 6 5 5
メズム東京、オートグラフ コレクション 6
モクシー東京錦糸町 5 5 5
シェラトン都ホテル東京 5 6 6
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
ラグジュアリーコレクションホテル
8 8 8
ザ・プリンス さくらタワー東京
オートグラフ コレクション
6 6 6
ザ・リッツ・カールトン東京 8 8 8
ウェスティンホテル東京 7 6 6
東京マリオットホテル 6 6 6
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル 7 6 6
南紀白浜マリオットホテル 5 5 5
富士マリオット・ホテル山中湖 5 5 5
シェラトン北海道キロロリゾート 6 5 5
キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道 6 5 5
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ 5 5 5

4月に開業予定の「メズム東京 オートグラフ コレクション」は、カテゴリ6が設定されている。
今春に開業予定の「アロフト東京銀座」は、カテゴリ5。

5月に開業予定の「ザ・リッツ・カールトン日光」は、現時点でのカテゴリ設定ナシ。
ブランド別「国内新規ホテル開業予定」一覧 – やじり鳥

SPGアメックス無料宿泊

SPGアメックスの無料宿泊特典(Eサーティフィケート)については、5万ポイントまで無料宿泊で利用できる。
「1泊分のみ」の利用で、複数泊には利用できない。

5万ポイントは、スタンダード・シーズンのカテゴリ6まで。
ただしピーク時のカテゴリ6は「6万ポイント」になるため、5万ポイントの無料宿泊特典は使えない。

その代わりオフピーク時のカテゴリ7は、5万ポイントの射程に収まる。

ほい。

そんな感じ。

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