航空券の燃油代が2026年7月から約15%値上げ、ANAとJALが発表

燃油代が2026年7月から15%アップ

ホルムズ海峡問題による原油価格の高騰が続いている。
5月時点で一気に2倍になった燃油代だが、7月は更に15%ほど値上げとなる。
北米・欧州行きの場合、燃油代(往復)は11.2万円から13万円にアップ。

下記は、ANAの燃油代(往復)のグラフ。

燃油代の推移 2013年から2026年8月

以下は、ANAの燃油代(往復)。

ANA(往復)2026年
5~6月
2026年
7~8月
欧州・北米・中東・オセアニア112,000 円130,000 円
ハワイ・インド・インドネシア73,600 円80,800 円
タイ・シンガポール・マレーシア58,000 円67,000 円
ベトナム・グアム・フィリピン39,400 円45,000 円
東アジア(韓国を除く)29,400 円30,800 円
韓国・ロシア13,400 円14,800 円

以下は、JALの燃油代(往復)。

JAL(往復)2026年
5~6月
2026年
7~8月
欧州・北米・中東・オセアニア112,000 円130,000 円
ハワイ・インド・インドネシア69,400 円80,800 円
タイ・シンガポール・マレーシア59,200 円70,000 円
ベトナム・グアム・フィリピン39,000 円45,000 円
東アジア(韓国を除く)28,400 円33,800 円
韓国・ロシア13,000 円14,800 円

6月末までの購入であれば、5-6月分の燃油代が適用される。
ただし、7月以降にチケットの日程変更などをして再発券となった場合、その日付の燃油代で追加徴収もしくは返金となる。
燃油サーチャージ価格と推移

今後の燃油代の行方

燃油代は、直近2ヶ月でのシンガポール・ケロシン価格で決まる。
7月以降の燃油代(6月中旬発表)は、4-5月の燃油代(平均)を基にしている。

次の燃油代の発表は、通例通り2ヶ月サイクルなら8月中旬で、計測対象のケロシン価格は6-7月分。
そして6月上旬のケロシン価格は、140ドル前後(約2.2万円)で推移している。
一時期は200ドルを超えていたので、それに比べると少し落ち着いた感じ。
シンガポールの石油製品価格

ケロシン価格に対する燃油代の対応表は、例えばJALの場合は以下。
今回発表された7-8月発券分は「ゾーンT=片道6.5万円(往復13万円)」に当たるが、もし6-7月のケロシン価格が140ドルのまま推移した場合は、9-10月発券分は「ゾーンQ=片道5.6万円(往復11.2万円)」に落ちることになる。
JAL – 国際線「燃油特別付加運賃」

JAL
北米・欧州の燃油代(片道)
ケロシン価格
ゾーン A
6,000円以上 7,000円未満
4,500円
ゾーン B
7,000円以上 8,000円未満
8,900円
ゾーン C
8,000円以上 9,000円未満
13,400円
ゾーン D
9,000円以上 10,000円未満
16,000円
ゾーン E
10,000円以上 11,000円未満
18,500円
ゾーン F
11,000円以上 12,000円未満
※2025年8月~9月発券分
21,000円
ゾーン G
12,000円以上 13,000円未満
25,000円
ゾーン H
13,000円以上 14,000円未満
29,000円
ゾーン I
14,000円以上 15,000円未満
33,000円
ゾーン J
15,000円以上 16,000円未満
35,000円
ゾーン K
16,000円以上 17,000円未満
38,000円
ゾーン L
17,000円以上 18,000円未満
41,000円
ゾーン M
18,000円以上 19,000円未満
44,000円
ゾーン N
19,000円以上 20,000円未満
47,000円
ゾーン O
20,000円以上 21,000円未満
50,000円
ゾーン P
21,000円以上 22,000円未満
53,000円
ゾーン Q
22,000円以上 23,000円未満

※ケロシン価格140ドル水準
56,000円
ゾーン R
23,000円以上 24,000円未満
59,000円
ゾーン S
24,000円以上 25,000円未満
62,000円
ゾーン T
25,000円以上 26,000円未満

※2026年7~8月発券分
65,000円
ゾーン U
26,000円以上 27,000円未満
68,000円
ゾーン V
27,000円以上 28,000円未満
71,000円
ゾーン W
28,000円以上 29,000円未満
74,000円

最近のニュースだとホルムズ海峡問題も和平が近づいているという話もあるが、どうなるだろうか。
とりあえず6-7月分のケロシン価格が下がってくれば、秋には多少値下げ・・・。
とはいえ、高い水準のままではある。

ケロシン価格は2月くらいには90ドル程度だった。
一時期は200ドルを超え、現在は140ドル。

100ドルをきる水準に戻ってくるのは、いつになることやら・・・。
少なくとも年内は無理そうな気がするが、来年はもうちょい戻ってきて欲しいですな。

ほい。

そんな感じ。

tonogata
tonogata

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