クレカ付帯以外のラウンジ資格を探す
最近、プライオリティ・パス用に保持していた楽天プレミアムカードを手放した。
もう、海外旅行行くことが少なくなったので。。。
すると不思議。
手放した途端、「でも、もし海外に行くことになったら、どうしよう」と不安になってきた。
SFC/JGC資格はあるが、利用する航空会社によってはラウンジが使えない。
楽天プレミアムカードは10年近く保有していたが、コロナ禍以降の数年はPPの出番がなかった。
しかし失って初めて分かる、その安心感。
皮肉なことだ。
必要な時に限って、アナタはいない。。。
まだ海外旅行は決まってないから、「必要」とまでは言えないが。
それはともかく、この際なのでプライオリティパス・ラウンジキー・ドラゴンパスのような空港ラウンジが使える資格について、クレカ付帯以外で探してみようかな、と思ったワケ。
まだ実際に使うか分からないから、ラウンジ利用時に料金を払う「都度払いの資格」でいい。
一方でこの時点ではまだ「クレカを作る」のは面倒なので、クレカ付帯以外で。。。
それでは早速、レッツらゴー!!
中国版プライオリティパス「ドラゴンパス」
中国版プライオリティ・パス「ドラゴンパス」だが、どんどん対応ラウンジ数が増えている。
羽田空港でのレストラン飲食も可能な中国版プライオリティパス「DragonPass」
最新の情報によると、ドラゴンパスの対応ラウンジ数は1400あり、プライオリティパスの1300と同レベル。
サービスネットワークは世界135カ国・地域をカバーし、世界中に1,400のラウンジ、4千万以上の会員、500以上の有名企業クライアントを有しています。
関西国際空港内に DRAGONPASS会員のためのラウンジ業務提携開始!
ホントかな(笑)
しかし、実際に対応企業は増えている。
例えば2022年、マスターカードはカナダでラウンジキーとの提携を終了、ドラゴンパスに切り換えた。
Mastercard partners with DragonPass for airport lounge access
そのためカナダ発行の一部マスターカードではドラゴンパスが付帯するようになっているらしい。
Mastercard Travel Pass
カナダにおいてはVISAも上位カードにドラゴンパスをつけている。
Visa Airport Companion
※日本でもVISAは2019年に「ドラゴンパス プロモーション」を実施していた(ゴールドカード以上)
※今でも使えるかVisa Airport Companionに日本のクレカを登録してみたがエラーとなった
日本だと、どちらかというと「プラオリティパス提携をやめてラウンジキーに切り換え」という動きがあったり、一方でトラストクラブのマスターカードは2023年に「ラウンジキー提携をやめてプラオリティ・パスに切り換え」となっており、要は「プラオリティパス or ラウンジキー」という選択肢。
TRUST CLUBカード(Mastercard®ブランド)のサービス改定について
日本では、ドラゴンパスに対応しているクレジットカードは、まだない。
空港ラウンジを「都度払い」で使う選択肢
空港ラウンジ「都度払い」については、アメックス・グリーンのようにPPスタンダード会員(都度払い32ドル)という手もあるが、まずは「基本料金なし・クレカ付帯ではない」オプションを検討したい。
選択肢は、以下あたりか。
- ウォークイン(利用資格ナシでその場で支払い。高い)
- LoungeBuddyアプリ(対応ラウンジ数は少ない)
- ドラゴンパス・アプリ(対応ラウンジ数は多い)
空港ラウンジについては、民間運営ラウンジならウォークインが可能な場合もある。
航空会社ラウンジは、搭乗券や資格が必要となるので難しい。
いずれにせよウォークインだと、基本は高いようです。
5000円とか、したりする。
LoungeBuddyは、ウォークインでのラウンジ価格が検索できるほか、LoungeBuddyアプリ価格での決済も一部ラウンジで可能となっている。
ただし対応ラウンジ数は少ない。
ドラゴンパスについては、スマホアプリで無料会員登録ができた。
ラウンジ料の都度払いができて、料金はラウンジによって異なり25ドル~50ドルなど様々。
でも、だいたい30~40ドルですね。
対応ラウンジについては、民間ラウンジが多いが、航空会社ラウンジも少しあるようです。北米とか。
あと、プライオリティパスやラウンジキーで使えなくなったプラザプレミアム・ラウンジに対応しているのは、大きいですね。
PlazaPremiumラウンジがプライオリティ・パスから離脱の衝撃
Regus(リージャス)のドラゴンパス資格
Regus(リージャス)はワーキングスペース(レンタルオフィス・バーチャルオフィス)のサービス。
日本でも多数のレンタルオフィスがある。
https://www.myregus.com/home
ドラゴンパスをクレカ付帯以外でも安く使う手法として、このRegusが有名。
Regusの無料会員になると、ドラゴンパスの提携アカウントがもらえて、少しだけ安く使える。
ちなみにリージャスは日本版のWEBサイトもあるが、自分はそちらでは試していない。
グローバル版のWEBサイトで試しました。
- Regus(myregus)で無料の会員登録(個人アカウント)
- 会員登録の流れで、企業アカウント登録も必要
- 企業アカウント属性でないとドラゴンパスが使えない
- 企業登録については、必ずしも自分の勤めている企業を書かなくてもよい気が
- あとラウンジ費の決済等(クレカ)はアプリ上で行うので、会社は必ずしも必要ないというか
- 「クイックアクセス」→「パートナーオファー」から、ドラゴンパスに遷移
- メールでドラゴンパス用のID・パスワードが発行される
- ドラゴンパスのアプリにID・パスワードをいれてログイン
上記の手順で、ドラゴンパスにおけるRegus会員資格が得られる。
ラウンジ料金は、固定で27ドル。
Visits are charged at £19.00 / $27 per person per visit.
ドラゴンパスをアプリ会員で使う場合、料金はラウンジによってマチマチだった。
Regus会員であれば27ドルの固定。
ただし27ドルより安い25ドル程度のラウンジもあるし、50ドルオーバーのような高額ラウンジはRegus会員の27ドルではアクセスできない模様。
そのため、めっちゃ安くなるかというと、そうでもない。
ちょっと触った感じだと、「25~40ドルのラウンジが、27ドル固定になる」ってとこかなぁ。
あんまり、がっつりチェックしてないけど。
なお、実際の利用手順については、以下となる。
※「後払い」でなく、アプリ内決済(top up)による先払い
- アプリ上で利用券を購入(top up)、1回27ドル
- アプリの会員証に利用可能回数が反映される
- ラウンジでアプリ会員証を提示
アプリで完結するのが、いいですね。
プラスチックカードが、必要ない。

ちなみに、当方もアプリのインストールまでの実施で、まだ実際にはラウンジ利用を試していない。
そのため、実際にちゃんと使えるかは、また今度海外旅行の際にでも試してみたいと思います。
まだ決まってないけど。海外旅行。
国内のラウンジ・レストランも対応しているが、大抵の場合は割に合わない価格設定だった。
例えば普通のクレカで入れるパワーラウンジ(1100円)が、クレカ資格ナシ&ドラゴンパスだと27ドルとか。
なのでクレカ資格があるなら、そっちの方が安い。
空港レストランは都度払いだと割高。無料利用資格ならいいけど。。。
あと、ドラゴンパスでググるとHISの専用サイトもみつかる。
これは一律3200円。
HIS – Lounge Pass
しかしHIS側のサイトに情報がないし、よく分からないので自分は触っていない。
料金比較(ドラゴンパス・Regus会員・LoungeBuddy)
基本料金ナシの都度払いで、料金比較をしてみます。
自分が使いそうなラウンジを、2つだけ。
まずはKULのプラザプレミアムラウンジ(セキュリティエリア内)。

アプリ | 属性 | 料金 |
---|---|---|
ドラゴンパス | アプリ会員 | 30ドル |
ドラゴンパス | Regus会員 | 27ドル |
LoungeBuddy | – | 38ドル |
ドラゴンパスのRegus会員が、一応安い。
次にBKKのミラクルラウンジ。
この系列も、よく使います。

アプリ | 属性 | 料金 |
---|---|---|
ドラゴンパス | アプリ会員 | 35ドル |
ドラゴンパス | Regus会員 | 27ドル |
LoungeBuddy | – | 1200THB (4600円) |
このラウンジはLoungeBuddyでは対応しておらず、1200THBはウォークイン価格。
ほい。
ということで、自分はしばらくPPナシになりそうなので、ドラゴンパス(Regus)だけ保持して、海外旅行のチャンスを待ちたいと思います。
ほい。
そんな感じ。