- Marriottアメックス
- 2016年10月4日
- #マイルの価値
SPGアメックスで毎年もらえる「無料宿泊特典」の予約方法、実際に使った際に得した金額など。
「スターウッドプリファードゲストアメリカン・エキスプレ……
マリオット提携のクレジットカード「SPGアメックス」がリニューアルし、新しく2つのクレカが登場する。
アメックス公式サイトはこちら。
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス提携カード
SPGアメックス所有者向けの特設サイトはこちら。
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」へ⽣まれ変わります。
新規募集は、2022年2月24日に申し込みを受付開始。
SPGアメックスは、年会費が高い「プレミアム」の方に自動移行となる。
自動以降の場合、年会費があがるのは2022年5月11日以降のカード更新タイミング。
それ以前にカード更新がある場合、従来の年会費で更新が可能。
さて。
2019年、アメリカからスタートした新カードデザインへの変更。
日本版でも2019年には「もうすぐカードデザインが新しくなります!」とか言ってたが、やっときましたね。
ただまぁリニューアル結果をみると、「だいぶ振り落としにきてるなぁ」という印象なのであった。
SPGアメックスからの変化点サマリーは以下。
新しい2枚のカードとSPGアメックスの比較は、以下の通り。
※SPGアメックスの自動移行先は「プレミアム」の方
スペック | Marriott Bonvoy アメックス | Marriott Bonvoy アメックス プレミアム | ※旧カード SPG アメックス |
---|---|---|---|
年会費 | 23,100円 | 49,500円 | 34,100円 |
ポイント(通常) | 2ポイント/100円 | 3ポイント/100円 | 3ポイント/100円 |
ポイント(宿泊) | 4ポイント/100円 | 6ポイント/100円 | 6ポイント/100円 |
付帯ステータス | シルバー | ゴールド | ゴールド |
UPGステータス | 年間100万円で ゴールド | 年間400万円で プラチナ | – |
宿泊実績付与 | 5泊/年 | 15泊/年 | 5泊/年 |
無料宿泊特典 | 150万円/年利用で 35,000ポイント分 | 150万円/年利用で 50,000ポイント分 | 50,000ポイント分 |
プロパティ クレジット付与 | リッツカールトン セントレジスにて 2連泊なら100米ドル | リッツカールトン セントレジスにて 2連泊なら100米ドル | – |
家族カード | 1枚無料 2枚目以降11,550円 | 1枚無料 2枚目以降24,750円 | 17,050円 |
海外旅行 傷害保険 | 決済あり=3000万 | 決済あり=1億円 | 自動付帯=5000万円 決済あり=1億円 |
国内旅行 傷害保険 | 最高2000万円 | 最高5000万円 | 最高5000万円 |
ショッピング プロテクション | 最高200万円 | 最高500万円 | 最高500万円 |
オンライン プロテクション | ○ | ○ | ○ |
リターン プロテクション | – | 最高3万円 | 最高3万円 |
スマートフォン プロテクション | – | 最高3万円 | – |
年会費以外の面での一番のビックニュースは、決済条件でのプラチナ付与でしょうか。
ただ年間400万円は、厳しいですね。
個人的には無理ぽ。
ちなみに、お隣の国「韓国」では、年間600万円でプラチナ付与のクレジットカードがある。
それに比べれば、日本の条件はイージーと言えるかも。
韓国でマリオットのクレカが登場、年間600万円でプラチナ付与
ただまぁ年間400万円を決済しても、もらえるのは「プラチナ」。
プラチナは、マリオット内の序列で言えば上から3番目に過ぎない。
雲上ステータスのコバルトや、超レアな黒豆納豆おじさんを含めれば、上から5番目ですぜ。
例えばヒルトンであれば、提携アメックスの決済200万円/年で、最上位の「ダイヤモンド」が付与される。
ヒルトン提携クレカがアメックスから登場、ヒルトン・オナーズAMEXカード
そう考えると、「うーん、プラチナかぁ~」と思わないこともない。
まぁヒルトンとマリオットでは、ホテル数がマリオットの方が多いので、そこら辺の観点もあるけど。
参考まで、ANAは400万円/年でブロンズ、600万円/年でプラチナorダイヤモンド。
※別途PPも必要
ANAがステータスチャレンジ開始、ANAカード決済額で上級会員資格
家族カードが1枚無料になったというのは、大きな変更点ですね。
一方、無料宿泊特典をもらうには年間150万円の決済が必要。
150万円も、なかなか厳しいです。。。
もし年間150万円を決済できない場合・・・
通常カードは「2.3万円を払ってシルバーをもらうクレカ」になってしまう。
プレミアムは「4.9万円を払ってゴールドをもらうクレカ」。
ちょっと残念な感じ。
ポイント還元率も、プレミアムの「100円につき3ポイント」はともかく、通常カードにいたっては「100円につき2ポイント」はシブい印象。
ポイントの価値は使い道によって異なる。
マイル換算だと「3ポイント→1マイル」。
TPGのポイント価値表では「1ポイント=0.8cents」。
マリオットのポイントは、可用性が高い。
無期限でポイントを貯めて、必要になったタイミングでマイルに交換できるのが、個人的には便利だった。
いずれにせよ、年間決済で150万をこなせるなら、かつ、400万プラチナを狙える距離なら、プレミアムは良いカードなんじゃないかと思いました。
なお、無料宿泊特典については、2023年4月23日までは「150万円決済条件」は不要で、今まで通りカード更新のみで付与される。
2023年4⽉23⽇(日)までに付与される無料宿泊特典は、プログラム期間中のご利⽤⾦額にかかわらず、これまでどおり年会費のお⽀払いで獲得いただけます。
今は結構ゴールド・プラチナの会員の数が膨らんでいるという印象がある。
勘だけど。
それが、このカード・リニューアルで、徐々に振り落とされていくかもですね。
決済額が大きい人だけが生き残っていく、ある意味正しい姿だとは思いますが。
個人的には、現在SPGアメックスホルダーなので、身の振り方を考えようかと思います。
次の更新タイミングで、多分やめちゃう方向かなぁ。。。
SPGアメックスは2014年に入会して、長きにわたってお世話になった。
考えてみたら、結構長い期間、使ってましたね。
マリオットはホテル数も多いことから、将来的に海外旅行に行った時の滞在先の選択肢として、なんらかステータスを底上げする手段は持っておきたいが。。。
今後の楽天に期待(笑)
ほい。
そんな感じ。