ポイント宿泊数が多いホテルのランキング
マリオットが、2019年の実績データに基づいた「ポイント宿泊数が多いホテル」のグローバル・ランキングを発表した。
These 20 Hotels Around the World Are Members’ Top Spots to Use Points
We’ve gathered Marriott Bonvoy members’ 20 favorite hotels around the globe for redeeming points (according to 2019 redemption data).
https://traveler.marriott.com/tips-and-trends/marriott-bonvoy-top-hotels/
詳細が書いてないので分からないが、文脈的には「消費されたポイント数の合算」ではなく、「ポイント泊した会員数の合算」かな？もしくは「泊数」。
グローバルでのランキングは以下の通り。
- New York Marriott Marquis
- Wailea Beach Resort – Marriott, Maui
- Aruba Marriott Resort & Stellaris Casino
- The Cosmopolitan of Las Vegas
- JW Marriott Marco Island Beach Resort
- Sheraton New York Times Square Hotel
- Walt Disney World Swan
- The Westin Tokyo
- Sheraton Grand Seattle
- The Ritz-Carlton, Grand Cayman
上位はニューヨークのタイムズスクエアや、ハワイのマウイ島、アルバ島のカジノ、ラスベガスなど、米国・米国近辺の有名な観光地で占められる。
TOP10に関して言うと、9つは米国＋米国近辺。
マリオットは米国系ホテルチェーンなので、米国中心の結果になってますね。
米国系以外では、ポツンと1つだけ日本の「ウェスティン東京」が8位にランクインしている。
なぜウェスティン東京なのか
米国系以外で、ただ1つだけ「ウェスティン東京」がTOP10に入っているというのは、よほどの背景がないと説明がつかない気がする。
東京にある、リッツカールトンやシェラトンでなく、ウェスティンである理由は？
個人的には、さっぱり分からない。
書きながら何か思いつくかと思ってキーボードを叩き始めたが、ここに至ってアイディアはゼロである。
このまま最後まで、大した結論は思いつかないだろう。
とはいえ、なんかひねり出すとしたら・・・
やっぱ、立地なんすかね。
ガーデンプレイスが近いし、緑が多くて落ち着いた環境らしいし、その割には駅から徒歩10分とアクセスも良いし。
オシャレ・緑が多い・交通の便が良いとなると、米国系のインバウンド客にもウケが良い感じでしょうか。
あと、カテゴリ。
2020年3月まで、ウェスティン東京は「カテゴリ6」だった。
現在は「カテゴリ7」になっているが、2019年時点では「カテゴリ6」＝5万ポイントで宿泊できたんだな(スタンダードシーズン)。
マリオット「ホテル・カテゴリー」の変更(2020/3)、無料宿泊の必要ポイント数が16軒変動
例えばSPGアメックスの付帯サービスで「無料宿泊特典」というのがあるが、これは5万ポイント以下のホテルに宿泊できる。
このEサーティフィケートによる予約は、宿泊履歴をみたところ「ポイント泊」として扱われているので、今回のランキング集計にも含まれているんじゃないかと。
そんで、SPGアメックス持ってる人が「無料宿泊特典の期限がきれる前に、とりあえず近場のウェスティン東京で消費」とか、ありそう。
2019年時点では、「シェラトン都ホテル東京」もカテゴリ6だったが、こちらはチト交通の便が悪くなってくる。
※「シェラトン都ホテル東京」の最新のカテゴリは「5」
そんなこんなで、カテゴリ6だった時代に、米国系のインバウンド客や、関東圏の国内会員から、好んで使われるポジションだったのかな、と。
ウェスティン東京。
当方、泊まったことないので実体験ナシの妄想ですけど。
いずれにせよ、もし2020年度以降の実績が出たら、また違う結果になるかもしれないなぁ、と思った次第。
ほい。
そんな感じ。
