航空券の燃油代が6月発券分から値下げ、ようやく前年最高値の半額に(2023年6月~7月発券分)

燃油代(2023年6月~7月発券分)

ANAが2023年6~7月分の燃油代を発表した。
現在の燃油代から、値下げとなっている。

ANAの燃油代(往復)は以下。

ANA(往復)2023年
4~5月
2023年
6~7月
欧州・北米・中東・オセアニア66,000 円58,000 円
ハワイ・インド・インドネシア42,000 円37,000 円
タイ・シンガポール・マレーシア36,000 円31,000 円
ベトナム・グアム・フィリピン22,000 円19,000 円
東アジア(韓国を除く)20,000 円17,000 円
韓国・ロシア7,000 円6,000 円

JALの燃油代(往復)は以下。

JAL(往復)2023年
4~5月
2023年
6~7月
欧州・北米・中東・オセアニア73,600 円66,800 円
ハワイ・インド・インドネシア47,200 円42,600 円
タイ・シンガポール・マレーシア39,200 円35,800 円
ベトナム・グアム・フィリピン25,400 円22,000 円
東アジア(韓国を除く)17,600 円16,800 円
韓国・ロシア8,200 円7,000 円

JALはANAより10~15%ほど高い。
ANAの価格設定が4月から変わったらしく、それ以前はJALの方が10%くらい安かった。

なお、6月1日以降に発券(≒決済)する分から、上記の値下がりした燃油代が適用となる。
※それ以前に発券した分を6月以降に予約変更(便変更など)しても、差額調整で返金

2013年からの燃油代の推移は、以下。

燃油代の推移 2013年から2023年6月

燃油代は2022年に一気に高騰していた。
最も高かったのは2022年10~12月発券分で、欧州・北米なら往復11.6万円

2023年6~7月発券では、欧州・北米は往復5.8万円
2022年最高値の半額となっている。

欧州・北米5.8万円(往復)は、2013年からの水準で見ると高値圏ではある。
価格高騰前の2022年4月は3.9万円だったので、それに比べてもまだ高い。
思い起こせば、2021年5月までは燃油代が無料だっただしね・・・。

とはいえ、少しずつ落ち着いてきたかなぁ、と思います。

そのほか、燃油代に関する留意事項などは以下を参照。
燃油サーチャージ価格と推移

ほい。

そんな感じ。

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