8年使った「Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード」の退会と総括

退会理由

2022年2月、SPGアメックスがリニューアルし、「Marriott Bonvoyアメックス・プレミアムカード」となった。
リニューアルにおいては、年会費は3.41万円から4.95万円にアップする代わりに、年間400万円の決済でプラチナステータスを獲得できる特典などが追加された。
「Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カード」が登場、SPGアメックスがリニューアル

Marriott Bonvoyアメックス・プレミアム・カード SPGアメックスからの自動移行

今回、カード更新時期が迫ってきたので、このカードを退会することした。
SPGアメックスに入会したのが2014年なので、あしかけ8年ほどお世話になった。

そして合計27万円の年会費を払ったことになるので、そこそこの思い入れもある。
退会することになって、ちょっと残念。

退会理由としては、やっぱり「年会費の高さ」と「コロナ禍で利用機会が減った」こと。

特にコロナ禍においては海外渡航の機会が減り、国内旅行においては国内系のホテルチェーンも選択肢に入ることから、グローバル系列のホテルに泊まることが少なくなったんだな。

今までは「無料宿泊特典」というお楽しみ特典もあったが、GoToや県民割が続きそうな今年は正直「無料宿泊特典」を使う暇がなさそうだったり、そもそも新カードでは「年間150万円の決済で無料宿泊特典を付与」という決済条件が課されたり。。。
※ただし今年に限っては、新カード継続特典として決済条件ナシで無料宿泊特典が付与される
SPGアメックスからMarriott Bonvoyアメックスへの「継続特典」と「切り替え特典」のキャンペーン

更に、アメックスから「ヒルトン・アメックス」が登場し、旧ヒルトンVISA会員は初年度無料で入会できるキャンペーンがあったことも大きく影響した。
ヒルトン提携クレカがアメックスから登場、ヒルトン・オナーズAMEXカード

せっかくなので初年度年会費無料でヒルトン・アメックスを作り、少なくとも今年はヒルトンをちょっと使ってみようかなと思っている。
そうなると、ますますマリオットを使う機会が減る。

ということで、いったんマリオット・アメックスを退会することにしたというワケ。

ただし、元々自分がSPGアメックスを使っていた理由は「ゴールド資格」「無料宿泊特典」以外に、マリオットのポイントにおける可用性の高さというのがあった。

期限切れナシでポイントをマリオットにプールしておき、必要に応じて「悪くないレート」でANA/JAL(UA/BA)のマイルに交換できるというのは、やっぱり便利。

マリオットのクレカを使っていれば実質的にポイント期限はナシになるし、ホテル宿泊などでも獲得ポイントが増えるので、マリオットのクレカ自体は持っておきたい気がする。

そのため、来年以降は年会費が安い方の「Marriott Bonvoyアメックス・カード」も含め、再度を検討したいなと思います。

電話の自動音声ナビで解約

ということで久々にアメックスのカードを解約することになったんだが・・・

最近のアメックスは、電話の自動音声ナビだけで解約完了まで出来るんですね~。
ちょっとビックリしました。
アメックス カードの解約(退会)

電話したら、音声ナビに従ってカード番号をプッシュしたり、「解約手続きを進める場合は1を押してください」とかの指示に従って、カード解約完了。
あっという間。。。

解約手続きが完了した翌日には、アメックスのWEBサイトでも「解約済み」としてステータス反映されてました。

ちなみに、まだマリオット・アメックスの「無料宿泊特典」が1泊分残ってるんですが、カードを解約してもそちらには特に影響ナシ。
(カード解約とセットでEサーティフィケートが消えるワケではない)

総括

まだ1泊分の無料宿泊特典は残っているが、それ以外の過去の利用実績は、以下の通り。

No無料宿泊特典現金予約の場合
1回目W ニューヨーク タイムズスクエア2.7万円
2回目セントレジス大阪7万円
3回目シェラトン・バリ・クタ・リゾート2.7万円
4回目
(3回分)
リッツカールトン大阪
(×3泊)
5.4万円
合計7年分(年会費計24万円)28.6万円

無料宿泊特典は「継続特典」なので1年目はもらえないワケだが、まぁ年会費3.41万円に対してのコスパで考えると、そこまで悪くなかったかな、と。

ポイントのマイル交換については、ここ数年でUA/BAの国内線マイルがちょっと使いにくくなったり、マリオット→航空会社への交換レートUPキャンペーンが減ったこともあり、使い道がANA/JALに偏るようになってきていた。

SPGポイント購入からJAL国内線利用までの流れ

マリオットのポイントはセールで入手しやすく出口も多様というのが、気に入っていた。

最近は、獲得マイル(入口)もマイル利用(出口)も、全体的にシブくなりつつある。
その動きはアメリカで2015年くらいから少しずつ始まり、基本的には粛々と進んでいる印象。
獲得マイルを「距離」ベースから「金額」ベースに移行する航空会社が増殖中

とはいえ、まだまだマイル活躍の余地はあり、個人的にマリオット経由に関しては「急にJALマイルが必要になったので、マリオットのポイントから賄う」というシーンがたまにある。

そういう意味で、マリオットのクレカは今後も状況をみてリトライ検討しようかなと思います。

ほい。

そんな感じ。

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