メインはユナイテッド航空だが、諸事情あって2014年はANAを貯めている。
が、やっぱ基本的にはユナイテッド平(下記カード)が超絶効率。
MileagePlusセゾンカード公式サイト
- マイルでチケットで燃料代なし(ANAと3万とか違う)
- そもそもANAは特典航空券取れない(人気で)
- しかもハイシーズン設定が辛い
- 100円1.5マイル(こんな好条件、他にはない)
- マイル購入が可能
- コレがかなり使える(割引キャンペーンあり)↓
マイル購入が40%割引になる「ユナイテッド航空」プロモ。マイル単価2.3円。 – やじり鳥
ちょっと詳細をメモ。
マイルのアライアンスの前提
世界の航空会社がいくつかのアライアンス(提携)で分かれる。
簡単に言うと2大アライアンス。
「スターアライアンス」と、「ワンワールド」。
同じアライアンス内であれば
- マイルを貯める
- マイル使う
が共有できる。
例えば、ANAで貯めたマイルを、ユナイテッド航空の飛行機で使える。
逆に、ユナイテッド航空で貯めたマイルを、ANAの飛行機に使ったりできる。
これは、ANAとユナイテッド航空が、両者とも「スターアライアンス」に属しているから。
この点が、マイルを集めたことがない人にとって、分かりにくい点だと思う。
同じスターアライアンス内のANA/ユナイテッド航空は、マイルの取得も使用も共有できる。
ANAで貯めてもユナイテッド航空で貯めても同じ。
ユナイテッドのマイルカードを作っても、ANAの飛行機に乗ってマイルを貯めたり、貯めたマイルでANAの航空券がゲットできるのだ。
アライアンス | 加盟会社 |
---|---|
スターアライアンス | ANAやユナイテッド航空など |
ワンワールド | JALやアメリカン航空など |
「どっちのマイルカードでも同じ」なら、ANAでいいじゃん?
日本の会社だし。
いろんなキャンペーンをよくやってるし。
という話だが、航空会社による「違い」もある。
そして、それが問題になる。
ANAのやってるキャンペーンを必死に追いかけて「マイルの奴隷」になっても、決して埋まらない差がでてくる。
そこら辺について。
マイルの有効期限的にANAは厳しい
貯めているマイルの有効期限。
ANAは取得してから3年、ユナイテッド航空は18ヶ月で消滅してしまう。
お、ANAの方が長い。
と思うが、、、
ユナイテッド航空はクレカの支払いでマイルを貯めると、最後にマイルを獲得した時から18ヶ月まで所有マイル全体の有効期限が延長される。
つまり、事実上「マイルの有効期限はなし(永久に消滅しない)」になる。
ANAやJALにはこうしたサービスがないので、厳密に「取得してから3年」で使う必要がある。
1回のフライトではマイルはそれほど貯まらない。
何度も飛行機に乗らない限り、使える分までマイルを貯めるのは厳しい。
いわゆる「陸マイル」という、買い物をしてマイルを貯めても、あんま足しにならない。
その結果、大抵のマイルは3年で消滅していくことになる。
マイルの期限が実質ナシのユナイテッドなら、いつかは無料で飛行機のチケットをゲットすることできる。
ANAは飛行機に乗ってもマイルが貯まらない
「マイル」というのは「距離」のポイント。
基本的にANAでもユナイテッドでも同じだけもらえる。
飛行機的に5000マイルの距離なら、5000マイルがたまるようなイメージ。
それは、どの会社でも一緒。
しかし、ANAはチケット値段別にマイルの加算率が設定されていて、安いチケットだと30%とかになる。
「良い方」(高いチケット)でも70%。
積算条件 | ANA国際線 | マイルを貯める | ANAマイレージクラブ
ちなみに、上記で一般的に購入するチケットは、「エコ割3/5/7」以下(50%か30%)。
それ以上のチケットは、そもそも高くて使わない。
対して、ユナイテッドは基本的に100%。
ユナイテッド便でも、ANA便でも。
こうして、一回飛行機に乗るたびに、数千マイルの違いが出てくる。
ANAは燃料代が別途必要
マイルを使えば、無料で海外旅行に行ける。
と言いたいところだが。。
ANAの場合は「燃料代」が別途必要。
大体2万円〜かな。
安い時期は?「燃油サーチャージ」の推移グラフ(2013年ANA版) – やじり鳥
ユナイテッドなら、マイルで取得したチケットに燃料代が含まれるので、0円。
これがデカい。
「MileagePlusセゾンカード」が高効率
貯めたマイルが自然消滅するのが一番もったいないので、ユナイテッドで貯めることを考える。
マイルの有効期限をなくすべくユナイテッドのクレカについて。
「MileagePlusセゾンカード」。
一般カードは年会費1575円で0.5マイル/100円。
これに「マイルアップメンバーズ」に登録する。
年会費は+5250円=6825円。
すると、、、1.5マイル/100円。
ゴールドカードは、年会費15750円で1.5マイル/年。
獲得マイルのコスパを考えると、「マイルアップメンバーズ」がよい。
ちなみにANAだと年会費14700円のゴールドで1マイル/100円、通常カード年会費2000円で0.5マイル/100円]。
航空会社 | 年会費 | 100円支払での獲得マイル |
---|---|---|
ユナイテッド航空 | 1575円 | 0.5マイル |
ユナイテッド航空(マイルアップメンバーズ) | 6825円 | 1.5マイル |
ユナイテッド航空(ゴールド) | 15750円 | 1.5マイル |
ANA | 2000円 | 0.5マイル |
ANA(ゴールド) | 14700円 | 1マイル |
やはりユナイテッドの「マイルアップメンバーズ」が高効率。
ANAはEdyブーストで100円2マイルくらい叩き出せるが、、、
そもそもEdy以外は1マイルだし、年会費が高くなる。
全ての支払が1.5マイル/100円、というのはかなり好条件。
MileagePlusセゾンカードの支払いで貯まるマイル数
例として、毎月の支払いが5万/10万の場合。
– | 5万 | 10万 |
---|---|---|
月 | 750マイル | 1500マイル |
年 | 9000マイル | 18000マイル |
1年で18000マイルはでかいな。
で、この貯まったマイルで、どこまで行けるのか?
ユナイテッドで航空券の交換に必要なマイル数
※2014/6追記
必要マイル数が改悪されているので注意
ユナイテッド航空の必要マイル数変更(2月〜)。改悪度合いについて。 – やじり鳥
行先 | 必要マイル |
---|---|
国内 | 12000マイル |
東南アジア | 30000マイル |
ハワイ | 45000マイル |
ちなみに、unitedは片道(上記の半額)で使えるので、ミニマムでは6000マイルから使える。
(国内の場合はunitedのマイルでANA便利用(スターアライアンス))
おサイフケータイの支払い(MileagePlusセゾンカード)でマイルが貯まるか
なるべく日々の支払い(電車賃やコンビニ)をマイルに流し込むことを考えると、おサイフケータイでの支払いが便利。
おサイフケータイにMileagePlusセゾンカードを紐付けた場合、マイルが貯まるかどうか?
iDでの支払い | ○ |
QUICPayでの支払い | ○ |
モバイルsuicaでのチャージ | ○ |
Edyでのチャージ | × |
nanacoでのチャージ | × |
Edyつかないのが地味に痛い。
suicaかiDだな。
その他、ユナイテッド航空系の話。
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