安い時期は?「燃油サーチャージ」の推移グラフ(2013年ANA版)

コチラは2013年版になります。
2014/4の値上を含む、最新の話は↓。

安い時期は?「燃油サーチャージ」の推移グラフ(2014年ANA版) – やじり鳥

「燃油代」、「サーチャージ」、「燃油特別付加運賃」

「燃油代」、「サーチャージ」、「燃油特別付加運賃」と色々略して呼ばれるワケだけど。。。
ANA的な正式名称は、以下。
燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)

「サーチャージ」自体は「割増料」という広範な意味なんすね。
知らなかった。。。
ちなみに「燃油サーチャージ」の説明は、以下がわかりやすかった。
http://www7a.biglobe.ne.jp/~child_plane/oil_chage.html

さて、そんな「燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)」。
来年は色々飛行機に乗る回数が増えそうなので、ちょっと気になって調べてみた。

年間で安い時期とかあるのかな?と思ったが、結論的には特にない模様。
変化はあるが、割りと安定していて、気にする程でもない。

「燃油サーチャージ」の指標と決まり方

・2ヶ月に1度改定される
・指標はシンガポールのケロシン(ジェット燃料)スポット価格(アジアの場合)
・これを元に航空会社が協議し、政府に提出して決定

詳しくはwiki。
燃油サーチャージ – Wikipedia

2013年の「燃油サーチャージ」推移グラフ

ANAの場合、価格改定は以下ページで発表される。
燃油特別付加運賃 / 航空保険特別料金について | ご予約/旅の計画 | 航空券予約・空席照会 | ANA

下記は2013年の燃油代の推移。
※1区間(片道)あたり

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行き先 2012/12~1 2013/2~3 2013/4~7 2013/8~9 2013/10~11 2013/12~2014/3
欧州/北米/中東 26,000 23,500 23,500 21,000 21,000 23,500
ハワイ/インド/インドネシア 16,500 15,000 15,000 13,500 13,500 15,000
タイ/シンガポール/ミャンマー 13,000 11,500 11,500 10,500 10,500 11,500
ベトナム/グアム/フィリピン 8,000 7,000 7,000 6,500 6,500 7,000
香港/台湾/マカオ 6,500 6,000 6,000 5,500 5,500 6,000
中国 6,500 6,000 6,000 5,500 5,500 6,000
韓国 2,500 2,200 2,200 2,000 2,000 2,200

以下、留意点。

  • 1区間(片道分)なので、往復チケットなら倍
  • 1区間毎なので、乗り継ぎ便が入ればその分もプラス
  • キャンセル時は全額払い戻し
  • 出発までに燃油代が改定されても発券済みなら変更なし
  • どの国で発券するかで変わる(日本発券は安め)

「航空保険特別料」とは?

これも何だか知らない間に加算されてるやつですね。
「航空保険特別料金」は、2001年のアメリカ同時多発テロ以降、利用者負担として増えた保険料。
目的地にかかわらず、1区間あたり300円の固定額。

追記

2013/12/26に3月までの情報が発表されたため、表に反映した。
価格変更点は特に無し。

https://www.bousaid.com/category/%E7%87%83%E6%B2%B9%E4%BB%A3/

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