「パラダイス山元の飛行機の乗り方」を読んだ
パラダイス山元の飛行機の乗り方
「パラダイス山元の飛行機の乗り方」を読んだ。
パラダイス山元の飛行機の乗り方 1日11回搭乗の「ミリオンマイラー」が教えるヒコーキのあれこれ (ダイヤモンドビッグ選書)
- 作者: パラダイス山元
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/02/22
これは基本的に、「飛行機に乗るのが好きな著者」によるエッセイ集。
マイル集めやステータス修行のノウハウ集ではない。
「飛行機が好きな人のエッセイ集」といっても、ピンとこないが・・・
著者の「フライト本数」と「嗜好性」が猛烈に尖っているので、話自体が面白い。
多い日には「1日11回」も飛行機に乗り、年間最多登場回数は1022回。
もちろん既に「ミリオンマイラー」(乗りまくらないともらえない超レアなステータス)。
ただ「搭乗すること」だけを目的として、基本的に空港から外には出ない/観光もしない。
「空港から外に出ない」!!
マジびっくりしちゃう。
飛行機に乗って行って、帰ってくるだけ。
「それって、面白いの?」という気がするんだが、まさしく「それが楽しくて飛行機に乗りまくっている」という。
そして、そのフライト本数はまさしく「雲上レベル」。
そうなってくると、著者が見ている光景が、俄然気になってくる。
何を見ているのか?
どう楽しんでいるのか?
そーゆーのが、エッセイを通して読めたりするワケです。
例えば、自分が「ぶっ飛んでるな」と思ったエピソード。
飛行機に乗りすぎて「悪天候による揺れ」に免疫がつくと、「もっと激しい揺れを好むようになる」という話。
天気が悪い日にふらっと空港に行き、「行き先」に関係なく、「条件付きフライト」(悪天候によって引き返したりする可能性があるフライト)のチケットを選んで買う。
主翼後方の窓際席を選び・・・
弾性限界ぎりぎりの主翼のしなりっぷりに興奮したり、コクピットの中はさぞかし緊張感に溢れているんだろうと想像が付く、補助翼の小刻みな動きに注目
なるほど飛行機って、そう楽しむのかッ!!
とは、ならない。
一般人は、決してならない。
しかし、読んでて面白い。
同系統で秀逸なのが、「パスポートが必要な名古屋」の話。
仕事で普通に東京から名古屋に行くのがつまらないので、色んなルートを試す。
羽田-沖縄-名古屋、羽田-女満別-名古屋、羽田-香港-名古屋、etc・・・
それぞれのルートの「良さ」が具体的に解説される。
読んでるこっちとしては、なるほど、なるほど、と引き込まれる。
そして最後に、
「羽田-フランクフルト-名古屋」。
名古屋に行くのがこれほどアガるルートもないでしょう。
という。
このルートの「アガる理由」も1ページ使って具体的に解説(笑
面白かったです。
その他、飛行機に乗りまくっている著者ならではの観察眼による、CAさんとの機内交流?話。
機内あるあるネタや、著者と同様に搭乗回数が多い「常連客」の振る舞いについてのコラム。
いやー、面白かったですね。
万人に勧められるかどうかでいうと、ちょっとアレなんだけど。
少なくとも、いわゆるSFC修行/JGC修行をやったことがある・やろうとしている場合は、「変な乗り方」という意味で被ってくるところがあるので、共感して「クスッ」となるところが多くなるかもしれない。
そーゆー「修行」についても、「そっと背中を押してくれる」感じのコラムも1本、入ってました。
ちなみに本書は全て機内で書かれたエッセイ集らしいので、修行中の機内で読むと雰囲気でるかもしれません。
どんな雰囲気がでるのか分かりませんが。
パラダイス山元の飛行機のある暮らし―――年間最多搭乗1022回「ヒコーキの中の人」が贈る空の過ごし方
- 作者: パラダイス山元
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
- 発売日: 2016/04/08
こっちは個人的にそれほどアレなんだけど、故・金子哲雄氏との交流を書いたエピソードなんかは、割とグッとくるものが。
そんな感じ。




おはようございます。
かなり以前なのですが“飛行機好きの方”に
「お好みの席は?」と質問したところ、
「主翼後方の窓際席。理由は…‥」
と、ほぼ同一のお答えを頂戴したことがあります。
「へぇー、マニアな方は流石に違うんだ」
と感心したことを思い出しました。
でも・・・私も“心情としては”
少しばかり理解出来ますけれど(笑)
今からFRA-NGO乗るので….Kindle版買っちゃいましたw
どもども。
> H”(エッジ)さん
マニアな人の心眼で見ると、やはり主翼後方の窓際席がアツいんでしょうか。。。
その境地に達するには、相当飛行機に乗らないといけない気がします。。
> gefaessさん
おぉ、早速機内で読書、いいですね。
本の内容は、割と「ついていけない」感もありますが、自分のような弱小修行僧にも、共感できるところがちょいちょいあって、面白かったです。
昨年飛行機に年間137回乗りましたが(JGC修行のため)、山本さんの表記は痛いほど理解できます。流石に国内だけの飛行機搭乗でしたが、座席の選び方、乗っている方々の姿、CAさんの対応など、楽しいことがたくさんありました。改めてパラダイス山本さんの本を読み返し、飛行の楽しさを再確認したしだいです。飛行機好きには絶対、「あるある」と思わせる記述。読んで損はないですね。ぜひご本人にお会いして、飛行機の話をしてみたいですね。
2021年は回数ではなくFPOでJALのプレミア目指す予定です。
どもども。
年間137回は、すごいですね。
もう感覚的には空港が自宅気分になりそうです。
来年もコロナで欠航リスクとかありそうですね。
修行の難易度が1つあがりそう。。。