2016年に「ストリートフード(屋台)が魅力の旅行先No.1」に選ばれた、バンコク。
道ばたで食う屋台メシは、タイ旅行の醍醐味の1つとなっている。
一方で、バンコク都は衛生面や安全面の問題から、2017年末までに屋台を一掃することを計画。
実際、以前から徐々に規制が厳しくなっており、すでに屋台が姿を消したストリートもある。
本当に2017年末までに「一掃」されるかは不明だが、バンコク都は割と本気のようである。
旅行者としては残念な限りだが、まぁこればっかりは現地の人達の判断なのでしょうがない。
それはともかく、バンコクには屋台で生計を立てている人はたくさんいる。
立ち退きを迫られたその人達は、どうすればよいのか?というのがタイ国内でも問題になっていた。
以前は、シンガポールの「ホーカーズ」(屋台村)のような代替場所も提供する予定はない、ということだったが・・・
最近のニュースで、「ホーカーズのようなフードマーケットを計画している」という話がでた。
http://www.bangkokpost.com/news/general/1273531/new-market-to-be-set-up-for-food-hawkers
The scheme would centre on street food vendors affected by the city’s clean-up campaign.
Street food hawkers and food trucks will be allowed to set up there
曰く、
- 屋台村の場所は、まだ未定
- 立ち退きさせられた屋台は、その屋台村に場所を与えられる
- 200以上の屋台を受入れる予定
道に屋台が溢れるカオス感には代えがたいが、まぁ屋台村でもないよりはいい。
シンガポールのホーカーズも、行ってみると結構面白かったしね。。。
シンガポール「チキンライス戦争」。「天天海南鶏飯」を支えた料理人が経営者との仲違いから独立、2軒先に開店。その悲しみを、俺が。
いずれにせよ、もし街中から屋台が消えてしまったら、旅行者にとってのタイの印象は2017-2018あたりを境に、ちょっと違ってくるかもな、と思った。
まぁ、本当にホーカーズができるんであれば、それはそれで1度は行ってみたいな、と。
そう思いました。
※2017/07/08追記
http://www.bangkokpost.com/news/general/1280427/street-vendors-demand-pavement-space
The pavement along Sukhumvit Road at night or during off-peak hours also has potential as an area