プノンペンで泊まった「Riverview Cambodia Boutique Hotel」、メコン川沿いの中級ホテル(安宿風味)

プノンペンで、メコン川沿いのホテルに1泊した。
「リバービュー カンボジア ブティック ホテル」(Riverview Cambodia Boutique Hotel)。

まぁ、何てことない普通の宿です。どちらかというと安宿に近い、中級ホテル。
トリップアドバイザーの口コミも、1件しかない(2019/01/15時点)。
Riverview Cambodia Boutique Hotel

予約がギリギリになって満室のホテルも多く、選択肢があまりなかった。
「せめてメコン川沿いで、、、」と探したホテルがこちら。

しかしホテルに到達するにも、ひと苦労だった。
空港について、タクシーに乗り込む。市街地までは固定15ドル。

行き先のホテル名を告げるも、運転手「分からない」
しょうがないので、近くにいた別のタクシーの運ちゃんにも声をかけ、スマホの地図を見せる。

しかし、やっぱり通じない。
地図の英語注記が読めないのか、地図自体を読めないのか分からないが、いずれにせよGoogleマップを見せてもダメらしい。(たまに地図を読むカルチャーがない国ってあるしな・・・)

タクシーの運ちゃんは、「どこにあるのか、ストリート名を教えろ」という。
「なるほどそういうことか」と思い、地図からストリート名を探し出し、ようやく行き先が伝わった。
日本以外だと、住所がストリート名ベースの国の方が、断然多いよね。一部のアジアもそうだけど。

タクシーの道中、運ちゃんがホテルについて教えてくれた。
曰く・・・

そのホテルは、最近まで「108ホテル」という名前だったんだ。
108ストリートにあるから、108ホテル。

「108ホテル」って言われれば、すぐ分かったんだけどな。悪かった。
いつの間にか名前が変わったらしい。

多分、経営者が中国人に変わって、名前が変わったんだろう。
名前を変えるのは、中国人の戦略だ。最近は中国経営の宿が増えた。

でも名前を変えたって、ホテルは古いままなんだぜ。
108は、古いホテルだからな。

あんた、名前だけ新しい、古いホテルに泊まるんだな。
ププっ(笑

運ちゃんは、「おまえ、気付いてるか?騙されてるぞ?」と言わんばかり。
可笑しそうに、笑いを堪えながら何度も繰り返した。

「Very very old hotel. But new name.」
(とても、とても、古いホテルだ。でも名前だけは、新しいねw)

運ちゃんの笑いのツボにハマったらしい。
運転中に何度か思い出したように呟き、自分でウケていた。

当方としては特段の面白味も感じなかったが、運ちゃんが楽しそうで何よりではある。

そんなこんなで、30分ほどでホテルに到着した。

「Riverview Cambodia Boutique Hotel」。

ホテルから少し歩くと、スグにメコン川
↓写真の左奥にあるのが、その川である。

早速、チェックインを済ませる。

今回の部屋は、「スタンダード スイート」(5000円/泊)
なかなかのお値段だが、「スイートルーム」なのでしょうがない。
(空室状況が厳しく、スイートルームしか空いてなかった)

部屋は確かに、そこそこ広かった。

無料の水と、コーヒーもついている。
水が付くのは、うれしいね。

バスタブもついている。
値段なりの設備は整っているようだ。

近くにはコンビニ(ミニマート)も2軒ほどあり、隣の敷地にはオールドマーケット
ロケーションも、結構いいんだな。

Very old hotel、but new name(すごく古いホテル、名前だけ新しいね!)だけど。
可笑しそうにプルプルと肩を震わす、タクシー運ちゃんの後ろ姿が頭をよぎる。

よっぽどウケてたよなぁ、あれ。

それはともかく、ホテルを出てメコン川に向かう。
川沿いに長い歩道が整備されていて、端から端まで歩くと30分(往復すると1時間)。

自分は「意味もなく端から端まで歩くのが好きなタイプ」なので、十分に楽しめた。

川沿いにはベンチがあり、飲み物や食い物の露天が出ている。

ちょっと広くなった空間では、青空ダンス教室が開催中。
これ、10年くらい前に来た時もやってたよなぁ。

川沿いには「リバービュー」を謳う飲み屋やレストランが建ち並ぶ。
こういう景色をみると、「アジアにきたなぁ」という実感。

そうこうしているうちに、夜も更けてきた。

歩道に植えられた木には電飾が巻き付けられており、照明代わり。
一石二鳥?のナイスアイディアだな。

これ、木の健康は大丈夫なんか?という気がしないでもないが。

翌朝。

長距離バスに乗るため、早起きした。
朝食は7時から、ホテルのロビーにあるテーブルで。

今回は、朝食付きプランなのだ。
朝食は一応メニューがあり、コンチネンタル・ブレックファーストやアジアン朝食から選択。

コンチネンタル・ブレックファーストを選択した。
チーズを挟んだパン、フライドエッグ、ベーコン、トマト。
十分だ。

長距離バスに乗る前には、万が一にも腹を壊したくないのでパン食がいい。

この後チェックアウトを済ませ、カンボジア随一のビーチリゾート「シアヌークビル」に向かった。
バスで片道6時間。

飛行機も一応あるが、今回はバスで行くことにしたんだな。
安いし。(片道14ドル)

そこら辺の話は、また今度。

そんな感じ。

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tonogata
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