復活の名物駅弁「醤油めし」
松山の名物駅弁「醤油めし」は、素朴な味わいで個人的に一番好きな駅弁だった。
その「醤油めし」だが2018年に製造元の鈴木弁当店が潰れて、消滅。
このご時世、駅弁というのは事業的になかなか難しいらしい。
苦戦する四国の駅弁、松山の「醤油めし」は製造元が事業停止、徳島は駅弁ゼロ県へ – やじり鳥
しかしその後、岡山の駅弁業者が手を挙げ、「醤油めし」が継承されることになった。
以前から交流のあった三好野本店が、レシピを受け継いで「醤油めし」を作ってくれるのだという。
松山駅「醤油めし」(780円)~永遠に守りたい! 名車・0系新幹線と松山の名駅弁!
岡山で作って、毎日愛媛の松山に配送。
なんと松山駅で「醤油めし」が再び売られるとのこと。
これは嬉しい復活ということで、今回は旅行の途中で松山駅に降り立ってみたというワケ。
改札外のキオスクで販売
「醤油めし」は、改札外のキオスクで売っている。
1度駅の建物を出て右に行くと、すぐソコにキオスクがある。
「醤油めし」ののぼりが風にたなびく。
醤油めし消滅のニュースに悲しんだ当方としては、実に感慨深い光景だ。
キオスクに入ると、入口右手、レジ横の棚で弁当を売っている。
「醤油めし」の姿も発見。
毎日岡山から運んでくるため、販売は昼頃から?らしい。
自分は滞在中に2回購入したが、10:30、14:30の時間帯で買うことができた。
あまり朝早いと、まだないのかもしれない。
復活の「醤油めし」は780円。
岡山からの配送料もかかっているのに、以前の800円から20円安くなっている。
「ありがたい」という他ない。
車窓を眺めて実食
早速、電車の中で「醤油めし」を食べてみる。
醤油めし、鶏肉、椎茸、山菜、錦糸卵、竹の子、かぶ漬け、さくらんぼ。
基本は同じだが、おかずの構成はちょっと変わった模様。
錦糸卵の下には、醤油めし。
ほんのり甘い、炊き込みご飯である。
特急いしづち14号にて。
車窓から海を眺めて、駅弁を食う。
いいですなぁ。
ほい。
そんな感じ。