JR大阪環状線を徒歩で一周する。「たこ焼き」も食う。住所を学ぶ。
JR大阪環状線を徒歩で一周
大阪には、JR大阪環状線がある。
いつか、一周ウォーキングをしてみたいと思っていたが・・・
今回、大阪旅行のついでに歩くことにした。
ルートは、ランニングコースとして「走ろう。ニッポン」が公開しているものを参考にした。
天王寺駅を起点とする、26kmのコース。
大阪中心部のジャーニーラン。環状線一周コース
しかし、せっかくの大阪旅行なので少々アクセントを加える。
たこ焼きの有名店からローカル店まで、色々食い歩きをしてみたいな、と。
大阪のたこ焼きは、やっぱり美味しいのだ。
大阪のソウルフード「たこ焼き」、オススメは「出汁」や「塩」で美味い店。
つまり、こういうことだ。
26kmのウォーキングは、遂行する。
1時間に1つは、たこ焼きを食べる。
両方やらなくっちゃあならないってのが・・・
「幹部」のツラいところだな。
覚悟はいいか?
俺氏は、できてる。
大阪環状線のルート計画と結果
単に歩くだけなら朝から歩けば問題ないが、たこ焼き屋の開店時間を考慮すると、少し話が複雑になる。
大抵のたこ焼き屋は、そんなに朝早くに開いてないのだ。
一方で、眺望を楽しみながら歩きたいので、日が暮れる前にはゴールしたい。
ということで・・・
事前にコース上の「たこ焼き屋の営業時間」・「区間距離/時間」を練った。
その計画がこちら。
| 到着 | 出発 | 駅 | 時間 距離 | たこ焼き |
|---|---|---|---|---|
| 9:30 | 9:30 | 天王寺 | 0:12 850m | |
| 9:42 | 10:12 | 新今宮 | 0:20 1,400m | 新世界 かんかん |
| 10:32 | 10:32 | 今宮 | 0:09 700m | |
| 10:41 | 10:41 | 芦原橋 | 0:21 1,500m | |
| 11:02 | 11:32 | 大正 | 0:29 2,000m | たこやき 風風 |
| 12:01 | 12:01 | 弁天町 | 0:28 2,000m | |
| 12:29 | 12:29 | 西九条 | 0:16 1,100m | |
| 12:45 | 13:15 | 野田 | 0:23 1,500m | たこたこ |
| 13:38 | 13:38 | 福島 | 0:14 1,000m | |
| 13:52 | 14:22 | 大阪 | 0:25 1,700m | あま福 |
| 14:47 | 14:47 | 天満 | 0:18 1,300m | |
| 15:05 | 15:35 | 桜ノ宮 | 0:22 1,600m | 魔法蛸 (準備中) |
| 15:57 | 16:27 | 京橋 (大阪) | 0:19 1,300m | アスカ 京橋店 |
| 16:46 | 16:46 | 大阪城 公園 | 0:09 650m | |
| 16:55 | 16:55 | 森ノ宮 | 0:17 1,100m | |
| 17:12 | 17:42 | 玉造 | 0:12 900m | |
| 17:54 | 17:54 | 鶴橋 | 0:15 1,100m | |
| 18:09 | 18:39 | 桃谷 | 0:16 1,100m | まことや |
| 18:55 | 18:55 | 寺田町 | 0:11 800m | |
| 19:06 | – | 天王寺 |
たこ焼き屋に寄る場合は、その駅で30分の時間を消費する想定とした。
ポイントは最初のたこ焼き屋「新世界かんかん」で、ここは営業時間が9:30からと早い。
そのため天王寺駅を9:30にスタートすることにした。
たこ焼き屋は「1時間に1店」。
中にはコース上のたこ焼き屋が少ない区間もあるので、位置はバラけている。
さて。
実際に歩いた結果としては、途中経過では遅れがでたりしつつも・・・
9:30にスタートし、18:51にゴール。
計画とのズレが15分だけであった。
びっくり。

アプリで計測した「移動時間」は5:30だが、総所要時間は7:20。
たこ焼きを食う以外はずっと歩いていたので、「移動時間」はもっと長いと思う。
| 歩行距離 | 30km |
| 所要時間 | 7:20 |
実際に歩いた際のメモ
以降、実際に歩いた際の写真など。
※全駅の写真も撮ったが、駅の写真は数が多いので基本的に省略
天王寺駅を出発(9:30)
朝の9:30、満を持して天王寺駅を出発。

天王寺公園を突っ切って歩く。
気分は上々。

新今宮駅「新世界かんかん」(9:50)
新今宮駅から、少しコースをそれて通天閣へ。

通天閣のふもとで、まずは1発目のたこ焼き屋「新世界かんかん」(地図)。
朝の10時前というのに、すでに行列であった。

8個入りで450円。
立地を考えると良心的な価格。
ソース味のみ、現金払いのみ。

マヨネーズかけますか?ときかれて、お願いした。
店先のカウンターで、そのままいただきます。
中がトロトロで、オーソドックスなたこ焼き。
美味しいね。
やっぱりね、こういうオーソドックスなたこ焼き、うまいですね。
大阪。
食い終わったら新今宮駅に戻り、移動を再開。
線路沿いを歩ける場合は、線路沿いを歩いて行く。

大正駅「たこやき風風」(11:05)
今宮駅・芦原橋駅を過ぎて、大正駅に到着。
こちらでは、「たこやき風風 大正駅前店」(地図)に向かう。

「たこやき風風」は、大阪・兵庫のローカルチェーン。
東京にはないので知らなかったが、大阪には結構な数の店舗がある。
味は複数から選べるが、さきほどソース味を食べたので、塩味でいきます。
8個450円、PayPay払いで。

今回、こちらの店を選んだのは、クチコミでコンニャク入りと知ったから。
コンニャク入りのたこ焼きは、食べたことがないんだな。
たこ焼きの中をのぞいてみると、確かにタコとコンニャクの両方が入っていた。

たこ焼きのルーツであるラジオ焼きは、コンニャクが入っていたらしい。
その名残で、大阪のたこ焼きではコンニャクが入っていることもあるんだとか。
実際に食ってみると、うまい。
トロトロの生地に、コリコリとした歯応えのコンニャク。
合うね、これ!!
コンニャクが熱を保ってアツアツなのも良い。
いやー、今後はコンニャク入りのたこ焼きがあるなら、そっち優先だなと思った次第。
食い終わったら、間を置かず歩き続ける。

線路脇の路地裏、生活感のあるルートだったな。
これ、ランニングコースになってるとは思えないな、という(笑)
弁天町駅「旧町名継承碑 六軒町」(12:26)
この日、大阪を歩いていると何度か「旧町名承継碑」というのをみかけた。
東京では、あまりみかけたことがない。

写真は、旧町名継承碑 「六軒町」(地図)。
碑文を読むと、昭和の住居表示(住所の整理)により消えた町名を記念したものらしい。
街の由来なども記載がある。

大阪市旧町名継承碑設置要綱住居表示の実施に伴い、複雑に入り組んだかつての町名・町域を統合整理し、住居表示制度の浸透に努めてきたところであるが、消滅した町名について、住居表示に関する法律の趣旨を踏まえ、地域住民に長年親しまれ、歴史・文化・伝統に培われた旧町名を地域住民の憩いの場所等に継承碑として保存することにより、大阪の歴史を掘り起こし、わが街意識を育て、市民と行政ともどもが街の歴史を刻んだ町名を通じて、郷土意識の涵養を図ることを目的としている。
そういうのもあるんだな~と思った次第。
大阪では、これを撮影収集してる人もいる模様。
大阪市旧町名継承碑・ほぼコンプリート
大阪に限らず、昔の住所って割とカオスだったんだろうな。
そういえば最近、別府のタクシーの運ちゃんと住所の話をしていて、「別府は昭和に人が増えた街なんだけど、みんな山の中にポツポツと家を建てて、建った順番に住所大字をつけてるからカオス。『扇山1958』の隣の家が『扇山4026』とか、数字が飛び飛びでタクシー泣かせ。土地の権利も複雑化しちゃって住居表示とかの整理も進まない」と言っていた。
そんなことを、思い出した。
野田駅「たこたこ」(13:20)
野田駅付近で、再びのたこ焼き。
店名がかわいい「たこたこ」(地図)。

こちらは、クチコミ評価がやたら高いので気になっていた。
味の系統は、ソース・醤油・ぽんずから選べる。
店長オススメは「からしマヨ」らしい。
今回は、「しょうゆマヨ」をいただきました。
先ほど塩味を食ったので、今度は醤油かな、と。

8個400円と、良心的なお値段。
イートインはないので、近くの道路の縁石に座って、いただきます。
食ってみると、うまい!!
なんだろうな、この懐かしい感じは。
学生時代に食った節約メシの「醤油マヨご飯」の感じ?(笑)。
そして生地の出汁と醤油の「和」が、合うんだな~、これ。
タコを噛みしめると、和の出汁をグングン感じる。
生地は、トロトロというより、ぷよぷよ。
ぷよん、ぷよんして粘性あり。不思議な感触。
結果的に、今回食った中では一番うまかった!!
そして、再び歩き始める。
歩いてて、これまた懐かしい看板を見つけた。

最近は、なかなか見ない気がする。
観光地でもないローカルを歩くと、こんなレトロな看板もあるんだな、と。
懐かしいね。
昔はもっとあった気がする。
大阪駅「あま福」(14:39)
大阪駅に到着。
デカい駅なので、どこが本体なのか、よく分からずウロウロ。

駅近のたこ焼き屋に向かう。
「なにわたこ焼き あま福」(地図)。
こちらは素材などにこだわった、「ワンランク上のたこ焼き」を提供しているらしい。
なにわたこ焼き あま福濃厚な旨味が自慢の浪速本格たこ焼き屋です。
店主はミシュランガイドビブグルマン掲載店で修業を積んだ焼き師。
たこは厳選した刺身用真蛸を使用し、生地には京赤地鶏のガラをベースに国産野菜や果物、鹿児島産の鰹、潤目イワシ、メヂカ、さば、昆布などを長時間煮込んだ出汁で味付け。
何にもつけずに濃厚ブレンド出汁の旨味を実感いただけます。
商店街の中にあり、イートインの場合は1ドリンク制。
今回はテイクアウト、店前の道で立ち食いすることにした。

8個で640円。
今回の最高値。
オーダーしてから、出来上がりまで10分かかる。
「濃厚出汁をふんだんに使用し粉を最小限にするため、普通のたこ焼きより時間がかかる」とのこと。
プレーンとごま油を半々で聞いてみたら、できるとのこと。
せっかくなので、半分はプレーンで食ってみる。

外がカリッとした、小粒タイプ。
まず、匂いがすごく良い。
食ってみると、出汁の風味がすごい。
プレーンなのに、出汁の味が濃い。
タコも大きいし、「お値段するだけあるな」って感じでした。
全体的にクオリティが高い。
今回食った中では、2番目にうまかった。
食い終わったら、颯爽と出発。
歩いていたら、サウナ「大東洋」の前を通った。

大東洋は、また行きたいんだよな~。
1回だけ行ったが、サウナはもちろん、休憩所のメシとか雰囲気がすごく良かった。
大阪は梅田、「大東洋」のサウナを満喫する、露天風呂で夜風に吹かれ、サ飯で自分を許す
60円自販機と、ノドボトケ上ル(15:29)
大阪駅の周辺を歩いていたら、60円の自販機を見つけた(地図)。
安いね~。

缶コーヒー(60円)で、小休止。
大阪は格安自販機があるので有名。
自分も昔から「10円自販機」に行ってみたいと思っているが、まだ行けてないんだな。
1本10円って… 格安自販機 大阪に多いのなんでなん?
また、いつか10円自販機探訪はしてみたいな。
更に進むと、「ノドボトケ、上ル」(地図)という店名の寿司屋があった。
大阪って店名のつけ方もうまいよね。ワードセンスがいい。
この店名は、京都の独特な住所表現「上ル・下ル」をもじりつつ、喉仏の動きを表現してる?
たどり着けない…。上る・下るって何のこと?独特な“京都の住所”はこう読み解く
刺さる店名の店は、ほかにもチラホラ見かけた。
桜ノ宮駅「たこ焼き 魔法蛸」(15:49)
天神橋筋商店街を、歩く。
スーパー玉出に入ってみたかったが、先を急ぐことにして、スタスタと歩く。

今回、たこ焼き屋の中でも一番楽しみにしていたのは「たこ焼き 魔法蛸」(地図)。
驚異的なレビュー評価の高さで、気になっていたのだ。
「たこ焼き 魔法蛸」は、天満駅と桜ノ宮駅の中間になる。
早速店に向かってみると・・・

なんと!!

「ただ今ネタ切れ、急いで仕込み中」とある。
おー尿!!
(Oh,No!!)
今回のメインだったのに!!
残念だが、今回は先を急ぐのでそのまま進むことにした。
いつか、食ってみたい。。。
京橋駅「アスカ」(16:34)
京橋駅に、やってまいりました。

駅ビルの地下にある、「アスカ 京橋店」(地図)に向かう。
昔からの老舗らしい。

たこ焼き8個、496円。

柔らかいフニャとろ系。
生姜の匂いが特徴的。
お出汁が効きつつ、あっさり食える。
なるほど~。
こういうのもあるんだな、と。
なかなか美味しかったです。
大阪城と鶴橋(17:06)
大阪城付近では、参考にしていたランニングコースが、かなり線路から離れる。
そのため、大阪城付近は独自ルートで進んだ。
大阪城を眺めながら、歩く。

季節は11月。
17時を過ぎると、だいぶ暗くなってきた。

鶴橋駅の周辺で、商店街を通った。

焼肉で有名な街のはずだが、商店街は意外と人通りが少ないんだな、と思っていたら・・・

鶴橋駅の周辺に、焼き肉屋が密集していた。
人もたくさん。
自分は鶴橋駅で焼肉を食ったことがない。
いつか食ってみたいなと思いつつ・・・
先を急ぐ。
そろそろゴールせねば。
桃谷駅「まことや」(18:07)
本日最後のたこ焼き屋は、桃谷駅「まことや」(地図)。
駅前の商店街に、店舗があった。

「名物 塩チーズ」の、のぼり。
塩チーズ、6個、490円。
受け取ると、「チーズ溶けるまで1分待ってね」とのこと。

たこ焼きを受け取って、そのまま歩き続ける。
1分ほどしたら、その場で立ち食い。
食ってみると、うまい。
塩でしょっぱい感じに、チーズとマヨ、生地のトロトロ感。
そこに青のりがアクセント。
普通のたこ焼きと、だいぶ違う感じになるな。
口がしょっぱいまま、食い進めるとお出汁の旨みモードにもなる。
そしてチーズやマヨで、純和風というより、和洋風の雰囲気。
これは、今回食った中では1番変わり種だったな。
そして、かなりうまい。
ガード下番号の住所(18:27)
ラストスパートで、夜の線路脇を歩く。

写真にある通り、ガード下には店が入ったりしているんだが・・・
ガードに番号が振られている。
この謎の番号はなんだろうな。
今日大阪を歩いてて、他でもチラホラ見かけたんだよな~。
もしかして「住所」?と思ってチェックしたら、住所だった。
例えばガード下の「やきにく萬野 本店」(地図)の住所をみてみると・・・
大阪府大阪市天王寺区国分町21−40 ガード下番号58 60
これは、ガード下番号が58~60、という住所。
おー、そういう住所もあるんだな、と。
ちなみに「やきにく萬野 本店」は58~60よりも広い範囲であったが・・・
店の入口が住所番号として使われるとか、そういうルールなのかな?
分かんないけど。
天王寺駅でゴール(18:51)
そして、ようやく・・・

ゴールの天王寺駅に帰ってきた!!
いやー。
お疲れ様です。
まぁまぁ疲れた。
足がだるい。
帰って、露天風呂に入ろう。
あとサウナ。
「カンデオホテルズ大阪ザ・タワー」に泊まった。大阪中心部のビル31階にインフィニティ露天風呂は、さすがに夜景がスゴかった
まとめ
大阪環状線一周ウォーキングは、一度やってみたかった。
今回はカンデオ・タワー宿泊ための大阪旅行だったが、ウォーキングも実行できて良かったデス。
たこ焼きについては「コンニャク入りのがある」とか、いろいろ発見もあった。
野田駅「たこたこ」は、うまかったな~。
メイン・イベント予定だった「魔法蛸」に行けなかったのは、残念だけど。
発見といえば、歩いていると気になる点を色々見てたら・・・
だいたい大阪の住所周りの話になって、そこら辺も興味深かった。
大阪というと、「大阪環状自然歩道」という300kmのルートもある。
これもいつか歩いてみたいが、300kmとなると、なかなかハードル高いね(笑)
宿泊しながらの歩きになるのかもしれないな。
ほい。
そんな感じ。




大阪住みでも気づかない企画!
完遂!素晴らしいです!
大変さを感じさせないレポ、カッコいい!
どもども。
この日は体調もよく、後半はバテたけど、そこまで辛くもなかったですね~。
ダイエットでジョギングしてる効果がでてきたかも(笑)
普通に観光しちゃうと行くところが固定されちゃうので、ちょっとローカル感のあるエリアも歩けたのは、楽しかったです。