モーセが十戒を授かったシナイ山に登って、日の出を拝んだ

シナイ山 日の出ハイキングツアー

エジプトのシナイ半島(南部)のビーチリゾートに滞在した際、現地発の登山ツアーに参加した。
モーセが十戒を授かったとされる「シナイ山」(モーセ山/ジェベル・ムーサ)の、日の出ハイキングツアー。

夜のシナイ山を登り、日の出を拝む。

シナイ山は、ベドウィンガイド同行でないと入れない
近くのビーチリゾートであるシャルムエルシェイクやダハブからのツアーがたくさんあり、それに参加するとベドウィンガイドも組み込まれる。

ツアーは各OTAやGetYourGuidなどに、たくさんある。
自分は今回、参加日程で一番安かったKlookからツアーに申し込んだ。

モーゼス山・聖カタリナ修道院 日の出ハイキングツアー(シャルムエルシェイク)

klook モーゼス山・聖カタリナ修道院 日の出ハイキングツアー(シャルムエルシェイク)

シャルムエルシェイク滞在だったので、シャルムエルシェイク発のツアー(ホテルピックアップ付き)。
価格は約5,600円(40ドル)。

なお、各ツアーはだいたい「聖カタリナ修道院」観光とセット売りになっている。
自分は修道院見学は不要だったので山頂ツアーだけのを探したが、なかった。

このツアー、実際に参加した日のタイムスケジュール実績は、以下だった。

時刻活動
20:30ホテル前でピックアップ(バス)
00:30聖カタリナ修道院の手前に到着(駐車場)
00:35St. Helena Gallery見学(地図)
01:00聖カタリナ修道院に向けて徒歩移動開始
01:20セキュリティ・チェック、ベドウィンガイド(2名)が合流
01:30登山開始 – 聖カタリナ修道院付近(地図)
05:00頂上手前、最後の山小屋エリアに到着、日の出まで待機
06:00頂上に移動(地図)
06:20サンライズ
07:00各自で下山
09:00聖カタリナ修道院前の休憩エリアで集合
09:10聖カタリナ修道院の見学開始
10:30帰路のバスが出発
13:30ホテル着

あと動画もとってきた。
ただし夜に弱いInsta360 Go3S、やっぱ暗いとダメダメですね。。。
昼間の画質は、問題ないんだけど。。。

ヤマレコのログも取ってきた。
最近ヤマレコを使い始めた見たワケだが、海外でも使えますね。
※事前にマップはDLしておき、山行計画ナシで山行記録開始

ピックアップ(ホテル)~St. Helena Gallery

ツアー前日にWhatsApp Messengerでガイドから連絡がきて、ピックアップ時間の調整をした。
「Hi do you have excursion to Moses Mountain ?」「yes.pickup is 20:30?」「yes」みたいな感じ。
※現地ではMoses Mountainという言い方が多そうだった(シナイ山)

各ツアーのクチコミをみてると、WhatsAppで事前連絡がくること多い模様。
そこで、ツアー申込時に電話番号をいれておいたんだな(WhatsAppは電話番号が分かればメッセージ送受信できる)。

自分はキャリアがahamoで、海外でもそのままデータ通信が使える。
音声通話もそのままahamoにしていた。
現地SIMを使う場合、現地での連絡用の音声通話の番号をどうするかは、ちょっと注意が必要ですね。
海外旅行で使ってみたeSIM、ahamo・楽天モバイル株主優待・Airaloのまとめ

当日、20分遅れでバスがやってきた。
各ホテルで客をピックアップして回るので、なかなか時間が読めない。

シナイ山ツアー バス

バスに乗って分かったんだが、客の95%がロシア人だった。
エジプトは政治的にロシアと仲も悪くないので、ロシア人にとっては旅行しやすい国らしく。
エジプトの観光客で一番多いのはロシア人らしい(今の戦争が始まってからは減ったとのこと)。

そういえばシャルムエルシェイクのホテルも、客の9割がロシア人だったな。。。

ということで、ツアーガイドの説明は基本ロシア語、サブ音声的に補足で英語。
ロシア語がペラペラなエジプト人ガイドだった。

バスでの移動は約4時間。
トイレ休憩も2,3回ある。

以下はトイレ休憩で使ってた「Wady Megarah cafeteria」(地図)。
写真と店名が一致してないかもだけど。

シナイ山ツアー 休憩所 Wady Megarah cafeteria

ツアーの案内では、朝食は自分で持ってくるよう断りがあった。
自分はホテル内の売店でチョコバーを買って持っていった。
もし手ぶらで出発しちゃった場合、こうしたトイレ休憩の売店でも買えるかもしれない。

ちなみに、こうした休憩所には同じシナイ山行きツアーのバスが何台も止まっている。
トイレ休憩の後でバスに戻る際、自分が戻るバスがどれか覚えておこうかとナンバープレートをみたら、アラビア数字で全く読めず(笑)。
ナンバープレートの写真だけ撮っておいた。

聖カタリナ修道院に到着すると、まずは「St. Helena Gallery」見学(地図)。
小さなギャラリー内をフラフラと見学して終了。

St. Helena Gallery

シナイ山登山

登山の起点となる「聖カタリナ修道院」一帯は車で入れない。
そのため、ちょっと離れた大型駐車場にバスを止めて、まずは聖カタリナ修道院へ徒歩移動。

聖カタリナ修道院への徒歩移動(夜)

10分かそこら歩いたら、簡易的なセキュリティチェックがある。
一人ずつ受けるので、そこそこ行列になる。
自分が参加したツアー・グループも含め、結構な数のグループがいるんだな。

セキュリティチェックを抜けると、ツアーガイドに加えて、ベドウィンガイド(2名)が合流。
いよいよ出発であります。

シナイ山登山 夜

参加したツアーでは、パッケージ内容に「ヘッドライト」とあった。
現実は、普通のハンドライトを参加者に貸し出してた。

自分は日本から「護衛さんライト」(WRC-12NB)を持ってきていたので、ライトのレンタル(無料)は断った。
こっちの方が足下を広く照らせるので役に立つんだな。手を塞ぎたくないし。
夜間のジョギングに最適なライト(ムサシ・パナソニック・ジェントス)

夜間登山ということで、なんといっても星空が美しかった。
今までみたことないくらい、星が見えた。
標高のおかげかもしれないし、雨がほとんど降らず雲がないエジプトの気候もあるかもしれない。

シナイ山登山 夜空の星

登山は合計3.5時間くらいかかった。
ツアー参加者の年齢層は多様で、ご老人もちらほら。
それに合わせてペースが遅いのと、休憩が多いので、実質は2時間ちょいだと思う。

ルート的にも、基本はゆるやかな坂道でキツくない。
ただし7合目からは階段(700段)があり、そこは少しキツい。

途中ではちょくちょく「ラクダに乗らないか?楽に登れるよ」という勧誘がある。
値段は聞いてないが、もしキツい場合は途中でラクダに乗る手もある(ただしラクダに乗れるのは7合目まで)。

登山中、頻繁に山小屋休憩がある。
ドリンクを売ってる山小屋もある。

シナイ山登山 山小屋

10回以上の山小屋休憩があり、短い区間だと「10分歩いたら次の山小屋休憩」とかだった。
なかなか、進まない(笑)

しかし、星が綺麗だし、薄暗く見える山の陰に、ポツポツと灯される登山者達のライト。
夜の山の雰囲気が抜群に良いので、飽きなかった。

シナイ山登山 夜の山

山小屋休憩では、他のツアーグループと一緒になることがある。
そこで、グループの行動はベドウィンガイドが自分の名前で指示する。
自分が参加したの際のガイドは、モハメドさんだった。

  • 「モハメド・グループ、Move!!」(休憩所から出発する時)
  • 「モハメド・グループ、Stay!!」(他のグループが出発の際に、間違ってついてかないように)

そしていよいよ、7合目以降の階段にとりかかる。
700段はキツいけど、そもそもペースがだいぶ遅いので、体力的にはさほどアレだった。

シナイ山登山 階段

列になって、少しずつ階段を登っていきます。

シナイ山登山 階段 遠景

そして、頂上付近の山小屋エリアに到着。
頂上から一段下のエリアに、山小屋が5,6軒ある。
頂上は吹きっさらしで寒いので、そこで日の出までの時間を過ごす形。

シナイ山登山 頂上付近の山小屋エリア

ここでは、温かいコーヒーも飲めた。
150EGP(約450円)。

それから、寒いので毛布の貸し出しもあった。
200EGP(約600円)。
毛布は、結構借りてる人がいましたね。

シナイ山 サンライズ待ち

山頂からのサンライズ

この日のサンライズは、6:20頃とのことだった。
6時くらいに、山頂へ移動開始。

シナイ山 山頂への階段

少しだけ階段を登れば、山頂です。

山頂では、すでに多くの人が場所取りをして、サンライズを待ち受けていた。

シナイ山 山頂の様子

自分は最前列ではないが、ちょっとしたブロックの上に立ってサンライズを待つことに。

ちなみに山頂には、小さなモスク(イスラム教)と礼拝所(キリスト教)がある。

シナイ山山頂 サンライズ直前

山頂は、かなり寒い。
自分は薄手のダウンをもっていたので、だいぶ助かった。

頂上手前の休憩エリアについてから、1.5時間。
ようやく、サンライズ!!

シナイ山 山頂 サンライズ2

ここまでくっきりサンライズをみたのは、初めてだった。
なかなか良かったデス。

シナイ山 山頂 サンライズ

なんといっても、山々の景色が雄大で素晴らしい。
日本だと見れない、砂漠の国の山々。

シナイ山 山頂からの眺め

なお今回の自分の服装備は、Tシャツ+薄手のダウン+ゴアテックスのジャケット
山頂では全部使った。

シナイ山から車で3時間のビーチリゾートでは、余裕で泳げる季節(9月末~10月頭)。
昼間は30度とかでした。
夜のシナイ山山頂は、かなり冷える。。。

下山~聖カタリナ修道院見学

日が昇りきったら、一斉に下山開始。
そこそこの行列になります。

シナイ山登山 下山の行列

いったん日が昇ると、グングン気温が上がる。
Tシャツ1枚になって、下山していく。

シナイ山 下山

陽射しも強く、日焼け止めが必要なレベル・・・。
あとサンブラスも、もってこれば良かった。

シナイ山 麓

ちなみに下山は、各自でダラダラと降りる感じだった。
聖カタリナ修道院前の休憩エリアで集合。

聖カタリナ修道院前の休憩エリア

集合したら、今度は「聖カタリナ修道院」の見学ツアー。

寒さで体力奪われたのと、あんま興味ないのを英語のガイドで聞いてもな~と思い、「ここで待ってるよ!」とガイドに伝えて、カフェでコーヒー飲んでた。

聖カタリナ修道院前のカフェ

聖カタリナ修道院の前に、1つだけカフェがある。
粉コーヒーのアイスで、100EGP(約300円)。

その後、1時間後くらいにバスに戻り、ホテルに向かったのであった。

まとめ

よい日の出ツアーでした。

  • 雨・雲の少ない気候のおかげか、とにかく星が綺麗
  • 荒野感ある山々とサンライズの眺めは、一種荘厳な雰囲気
  • 夜の山頂は非常に寒い(季節に注意)、昼間はめちゃ暑い
  • 登山的な意味では体力的にキツくないが、寒さにHP削られる
  • ツアー・グループが多数、はぐれないようにベドウィンガイドの名前は覚えとく

もともと紅海ビーチリゾートに行きたくて滞在したシャルムエルシェイクだが、このエリアの山というのも一度見てみたくて参加してみた。

日本とは異なる眺望で、なかなか良かったデス。

ほい。

そんな感じ。


tonogata
tonogata

12件のコメント

  1. スゴイですね!
    タイトルだけ見たら冗談かと思いましたが、本当に行かれたんですね。うらやましいです。
    中東シリーズのレポ、楽しみにしております。

    • どもども。
      ちょうど近くのビーチに滞在してたので、山の方も行ってみようかなと。
      貴重なビーチ滞在の日程を消費するので、早くホテルに帰ってきたかったんですが、結局翌日も昼過ぎに帰投って感じでしたね~。

  2. エジプトまで日本からどのように行かれたのか、紅海ビーチリゾートってどんな感じ?なのか、すごく興味あります!

    • どもども。
      エジプトは普通にJALでいきましたね~。カタール航空の共同運行。
      紅海ビーチはいくつかあるようで、有名なのはシャルムエルシェイクとダハブで、今回はシャルムエルシェイクに行ってました。

  3. 私は、カイロからのプライベートツアーに参加したことがありますが、今は、カイロからは無理でしょうか。途中、何回も検問がありました。山頂で毛布に包まって日の出を待ちましたが、寒かったです。
    カタリーナ教会のデイシスは、必見です。絵に引き込まれます。

    • どもども。
      カイロからのツアー、今でもあるみたいですね。
      ただ車でいくとなると通過エリア的に難しいかもしれないですね。飛行機は普通にいけると思いますが。
      教会ガイド、あんまり下調べしてなかったので、何があるのかも特にみてなかったですが、見ておけば良かったかもですな。

        • どもども。
          スエズ運河はちょっと離れたトコロにあって、旅程に組み込みにくい感じがあるので、そういう移動のついでにいけるのはいいですね~。

  4. 普段はANAに寄せていらっしゃるようでしたので、JALは意外でした。スタアラ系でエジプトかと。ビーチリゾートまでは国内線で移動でしょうか?

    • どもども。
      今回も休みが取れるか不透明で割と直前予約気味だったので、あまり航空会社を選べなかったですね~。
      シャルムエルシェイクは空港からすぐリゾートホテルが多数あるので国内線ですね。
      外務省が規定する安全レベルは、シナイ半島だとシャルムエルシェイクとダハブのビーチリゾートエリアのみ、カイロと同じレベル1になってるので、空路で移動する感じです。

  5. いや- すごいですね!子供のころ映画で見た「十戒」の世界そのものでびっくりしました。観光でいけるなんて知りませんでした。

    • どもども。
      山々の景色的には、見事な感じでしたね。
      自分も今回、たまたま現地ツアーで行けるのを知ったんですが、行ってみて良かったデス。

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