Alexa対応の高級スピーカーAmazon「Echo Studio」を買ってから分かったこと

Alexa対応スピーカー「Echo Studio」

Alexa対応スピーカー「Echo Studio」を購入した。
Echo dotやEcho showと同じEchoシリーズの中で、最もお値段が高いスピーカー。
Amazon「Echo Studio」

Echo Studio 外観

echo dotやecho showと比べると、echo studioはサイズが大きくスピーカー性能が本格的。

5方向に向けた5つのスピーカーを内臓しており、部屋の音響特性を自動で判定して最適な音を出す。
echoシリーズでは唯一、Dolby Atmos・Sony 360 Reality Audioなどの空間オーディオにも対応。

echo studio 特徴

echo studioを購入した理由は、Netflixをリッチな音で視聴したかったから
自分の持っているテレビは10年以上前のもので、スピーカー性能もさほど良くない。
現在のFire TV(とNetflix)は「Dolby Atmos」に対応しているが、当方のテレビは対応できてないので、「Dolby Atmos」対応のスピーカーが欲しかったんだな。

さらに、NetflixやAmazonプライムビデオをAmazon「Fire TV」経由で視聴しているので、FireTVとの相性も考えて「Echo Studio」を購入したというワケ。

「Echo Studio」はWiFiスピーカーとしてコードレスで使えるので、部屋内に自由に設置できる。
テレビ周辺のスペースが乏しく、有線のスピーカーシステムを購入する気がなかった自分としては、そこら辺も決め手だった。

「Echo Studio」を購入してから分かったこと

昔から漠然と「欲しいな」と思っていたが、深く検討していたワケではないので、買ってから分かったことが結構あった。

以下、そこら辺について。

上と左右は壁から15cm離す必要がある

音を5方向に出すので、上と左右は壁から15cm離す必要がある。
背面は特に指定ナシ。

echo studio 設置方法

自分はたまたまそういうスペースがあったので、大丈夫でした。
ただ「上と左右に15cm」って、結構設置場所が限定されてくるな~、と。

ワイヤレスで接続できるスピーカーとはいえ、電源コードについては有線が必要。
なので電源コードが届く位置には設置する必要がある。

ちなみに本体サイズは、高さ20cm、直径17.5cm
ズッシリと重い。思ったより「デカい・重い」です。

自分がいま持っているecho showの延長上でイメージしてたので、余計サイズが大きく感じました。

まぁ、それくらい本格的なスピーカーということなんでしょうけど。

テレビの音声も出力できる

まず、Echo StudioはWiFiで「Fire TV」やスマホと接続できる。
しかしオーディオ入力端子として「3.5 mm ミニジャック・mini-opticalコンビネーション」も備えており、「テレビと接続すればそっちの音も出せるんだろうな」くらいに考えていた。
自分は無線で使いたかったので、使う予定はなかったけど。

ただセットアップする中で、FireTVを経由してテレビやHDDレコーダーの音も有線ナシでEcho Studioから出せることが分かった。
※要「Fire TV Stick 4K Max」

セットアップ方法は↓にて動画付きで説明されている。
Amazonサポート Fire TV Stick 4K MaxでHDMI ARCを使用してホームシアターAlexaをセットアップする

テレビやその他のHDMIソース(ゲームコンソールなど)の音声をEchoスピーカーから再生するには、ホームシアターHDMI ARCを使用してAlexaをセットアップします。

ポイントは、Fire TVをテレビのHDMIの中でも「HDMI(ARC)」に挿すこと。
ARCの記載があるHDMIはオーディオ出力も可能ということで、この枠をFireTVに使うと、テレビの音をFireTV→Echo Studioと飛ばせるというワケ。

Echo Studioからテレビの音を出す

HDMI(ARC)の穴については、自分の10年以上前のテレビにも1枠あったので、割と普通にあるんじゃなかろうか。

自分の構成としては、テレビのHDMIに以下を挿している。

  • テレビ
    • Fire TV (HDMI ARC枠)
    • HDD レコーダー (HDMI枠)

この構成で、Echo Studioからテレビ・HDDレコーダーの音を出すことができた。
※Fire TV – Echo StudioはWiFi/BTの無線接続

ただし、たまに「テレビをつけたのに音声が出ないな?」みたいなことがあり、そういう場合はテレビ側のメニューで「テレビから音声を出す」・「シアターセットから音声を出す」(*1)を選択し直すと、Echo Studioから音がでる(逆にテレビから音が出る)。
(*1)テレビの音声を外部スピーカーから出すかどうかの設定で、ブランドによってメニュー名は異なる

なお、Echo Studioから音を出している場合、その音量調整はFire TVのリモコンか、スピーカー上部の音量ボタンから設定することになる。
テレビのリモコンからは音量調整できない。

これもちょっとポイントで、アレクサ応答音声の音量と、テレビ音声の音量が一緒のボリューム設定になるので、テレビのために音量調整していると、「アレクサ応答の声が思ったより大きい!」とか、そういうことが起きる。

そこら辺が、ちょっと残念ポイント。

ランダムな空間オーディオを無料で聴ける

Echo Studioは空間オーディオに対応しているが、自分はそういう音源を持っていないし、音楽系のサブスクリプションを契約してないので、関係ないと思っていた。

ただ無料できけるAmazonミュージックで、空間オーディオも体験することができることが分かった。
Amazon 空間オーディオ
※プライム会員のみかも

「アレクサ、空間オーディオをかけて」「アレクサ、3Dオーディオをかけて」。
これでAmazonミュージックの中から、空間オーディオ対応の音楽がランダムに流れる。
曲名は指定できない。あくまでランダム再生。

「曲名を指定したい場合は、Amazonプライムミュージックに入ってね」というメッセージも再生されるが、ランダムなら無料で聴けるというワケだ。

空間オーディオは「すごい!!」というより、「お、ちょっとリッチな音だな」くらいの感じではあるが、なかなか良い感じではある。
自分はラジオ代わりに、たまにこれを再生するようになった。

自分はいままで部屋内にスピーカーがなかったので相対比較できないけど、結構いいね。
空間オーディオ。

音がリッチに感じるので、特に好きとも思ってなかった曲(ランダム)も、結構いい感じに聴ける。

ステレオペアはStudioとSubのみ

Echoシリーズは2台でステレオ構成にできる。
今回はまず1台だけEcho Studioを買って、良い感じなら将来的にもう1台買い足そうかな、と。

で、それまでの間は現在持っている「Echo Show5」を使って、「Echo Studio」+「Echo Show5」でステレオを試しておこうかなと考えていた。

ただ、ステレオペアで設定できる組み合わせには制限があるのね。
Studioがペア設定できるのは、「Echo Studio」と「Echo Sub」のみ。
Amazon ステレオペア対応のEcho端末

ということで、今後またタイミングをみてEcho Studioを買い足そうかなと思います。

Echo Studioのステレオペアは結構評判もいいみたいだしね。

まとめ

音質的には、めちゃくちゃ驚くほどではない。
でも確実にリッチな音に感じる。
特にNetflixを観る際に、視聴体験が向上しました。

「これはステレオ構成を組みたいな」という感じなので、2台目のEcho Studioも狙っていく予定。

ほい。

そんな感じ。

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tonogata
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