SPGアメックス「無料宿泊特典」をリッツカールトン大阪で使って得した金額をチェック

SPGアメックス「無料宿泊特典」

SPGアメックスについては、自分の場合2014年にカードを作った。
それ以来、カード継続特典として毎年1泊分の無料宿泊特典がもらえている。

この無料宿泊特典、過去には「対象ホテルはSPGのみ、カテゴリーは1~6まで」というルールだったが、SPGがマリオット・グループと統合されてからは「対象ホテルはマリオット全体、1泊50,000ポイント分まで」というルールに変わった。

年会費が34,100円と高額なカードなので、無料宿泊特典の価値によってはカード退会も考えたい。というか、最近はまぁまぁ退会も考えてるが、とりあえず新カードがでるまでは、と様子見の構え。

それはともかく、個人的な指標たる「無料宿泊特典の利用実績」については、毎回メモすることにしている。
今回は、その3回目のメモですね。

なお、本来は期限が1年の無料宿泊特典だが、過去に何度か期限延長が発生している。
システムトラブル救済のために1回、コロナ対応のために2回。
そのため通常は貯まることがない「SPGアメックスの無料宿泊特典」を、使わずにとっておけば貯めることができた。

それで今回は、3泊分の無料宿泊特典を一気に使った形。

リッツカールトン大阪での利用実績は5.4万円

今回、無料宿泊特典を使ったのは「リッツカールトン大阪」
「リッツカールトン大阪」に6泊してみた、黒豆納豆オジサンの朝食紀行

計6泊の宿泊について、3泊分の無料宿泊特典を使った。
なお、6泊のうち残りの2泊分はポイント泊、1泊分は有償宿泊となる。

以下、現金で宿泊した場合、無料宿泊(1泊は有償)した場合の価格比較。
※現金宿泊の方は、実際に宿泊した日程についての最安値プラン

リッツカールトン大阪でのポイント泊と現金の場合の比較

ざっくり言うと、諸税・手数料を込みで1泊につき5.4万円
そのうち3泊分について、「無料宿泊特典」を利用した。
合計16.2万円分について無料宿泊特典を使った感じですね。

ちなみに全部キャッシュで予約すると、6泊=32.5万円。
今回はポイント泊も利用したので、キャッシュアウトは5.4万円で済んだ。

過去の無料宿泊特典の実績と比較すると、以下のようになる。

無料宿泊特典現金予約の場合
1回目W ニューヨーク タイムズスクエア2.7万円
2回目セントレジス大阪7万円
3回目シェラトン・バリ・クタ・リゾート2.7万円
4回目
(3回分)
リッツカールトン大阪5.4万円
(×3)

コロナ影響で宿泊費(現金)が安かったという面もあるが、5.4万円分なので、まぁこんなもんかな、と。

ちなみにリッツカールトン大阪は「カテゴリー 7」で、必要ポイント数は通常=6万ポイント、オフピーク=5万ポイント、ピーク=7万ポイント。
平常時だとなかなか「オフピーク=5万ポイント」はとれないが、コロナ影響でオフピーク日もポツポツあったので、これも1つのチャンスかなと思ってリッツカールトン大阪を選択した形。
※SPGアメックスの無料宿泊特典は5万ポイント分までなので、通常だとカテゴリー7での利用は難しい

「泊数2倍キャンペーン」との併用

今回は無料宿泊特典(3泊分)を含んで、合計6泊している。
6泊した理由は「諸般の事情」なんだが、そのうち1泊分をキャッシュで払ったのは、以下のキャンペーンにのっかるため。
マリオットが2月から泊数2倍とステータス基準泊数の50%付与

このキャンペーンには1つチャーミングなポイントがあり、それは「最低1泊分をキャッシュで払えば、無料宿泊分も含めて『エリートナイト・クレジット2倍』が得られる」というモノだった。
マリオット「泊数2倍」プロモでのポイント利用

自分はマリオット修行をする気はないが、ちょうど6泊する予定ではあったので、その2倍のエリートナイト・クレジットを稼いで「功徳を積む」のも悪くなかろう、と考えたというワケ。大した意味はない。
あと、ホントに無料宿泊でも泊数2倍がつくか、実際に試してみたかったというのも、ある。

結果は以下のとおり、ちゃんと無料宿泊分も含めて2倍となり、合計12泊分が加算された。
※まず6泊分だけ加算され、その翌々日にボーナス分も加算された

マリオット「泊数2倍」キャンペーンでのポイント利用実績

なお、このキャンペーンでは「ポイント2倍」というのも発生したが、これについては「キャッシュで払った日の分だけが2倍」となる。
結果、キャッシュで払った1泊分のポイントは、ちゃんと2倍で加算されていた。

「ポイント泊の5連泊で1泊無料」との併用

マリオットでは、ポイント泊で5連泊すると、そのうち1泊分が無料(0ポイント)になり、4泊分のポイントで5泊できるというサービスがある。

今回はそれも併用しようと思ったが、できなかった。

まず、「5連泊なら1泊無料」については、必要ポイント数が一番少ない日程の中で一番早い日に「無料」が適用されるっぽい。
以下のように6万ポイント,5万ポイントが並んでいる場合、一番始めにでてくる5万ポイントの日が「0ポイント」になる。

リッツカールトン大阪でのポイント泊と現金の場合の比較

その上で、無料宿泊特典が適用できるのは5万ポイントの日だけ。
「5連泊で1泊無料」の無料部分とかち合ってしまい、「1泊無料」を実現できなかったんだなぁ。

サポートに電話したら、なんとかなったかも。
予約日程が決まっており、残室数を気にして急いで予約したので、そのまま突っ込んだけど。

通常ポイント泊部分の反省

今回、2泊分については無料宿泊特典ではなく、通常のポイント宿泊を利用した。
必要ポイント数は1泊につき6万ポイントで、合計12万ポイント。

1泊5.4万円だったので、ポイント単価は0.9円になる。

マリオットのポイントは販売セールも実施しており、50%割引で買う場合は0.9円/1ポイント、60%割引で買う場合は0.8円/1ポイント。
マリオットのポイント購入割引セール

今回のポイント泊での利用単価は0.9円だったので、50%割引で買ったポイントをそのまま使ったようなイメージ。

ただしポイント泊ではなくキャッシュ泊であれば、宿泊でのポイント2倍などを稼ぐことができた。
そのため、この単価でポイントを使うのは損なんだよなぁ。。。

とはいえ、今回は「財布が厳しい」「無料宿泊での泊数2倍を試したい」という事情もあり、2泊分はポイント泊をした形。

ポイントは、またコツコツ貯めようと思います。

ほい。

そんな感じ。

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