航空券の燃油代が4月発券分から値下げ、ANAとJALがほぼ同額へ(2024年4月~5月発券分)

燃油代(2024年4月~5月発券分)

2024年4~5月発券分の燃油代が出揃った。
現在の燃油代から、ANAは約15%、JALは約25%の値下げとなっている。
JALはここ最近ANAより高く設定されていたが、4月に関してはANAとほぼ同額となった。

ANAの燃油代(往復)は以下。

ANA(往復)2024年
2~3月
2024年
4~5月
欧州・北米・中東・オセアニア76,000 円66,000 円
ハワイ・インド・インドネシア49,000 円42,000 円
タイ・シンガポール・マレーシア40,000 円36,000 円
ベトナム・グアム・フィリピン27,000 円22,000 円
東アジア(韓国を除く)22,000 円20,000 円
韓国・ロシア9,000 円7,000 円

JALの燃油代(往復)は以下。

JAL(往復)2024年
2~3月
2024年
4~5月
欧州・北米・中東・オセアニア87,200 円66,000 円
ハワイ・インド・インドネシア56,400 円42,000 円
タイ・シンガポール・マレーシア46,000 円36,000 円
ベトナム・グアム・フィリピン32,200 円22,000 円
東アジア(韓国を除く)20,600 円17,000 円
韓国・ロシア10,600 円7,000 円

4月1日以降に発券(≒決済)する分から、上記の値上がり/値下がりした燃油代が適用となる。
※それ以前に発券した分を4月以降に予約変更(便変更など)しても、差額調整で徴収/返金

2013年からの燃油代の推移(ANA)は、以下。

燃油代の推移 2013年から2024年5月

燃油代は2022年に一気に高騰していた。
最も高かったのは2022年10~12月発券分で、欧州・北米なら往復11.6万円

現在は、1年前の同月に比べると少し安い。
欧州・北米の場合は、1年前より往復で1万円ほど安いレベル感。

2020年6月~2021年5月や2016年4月~2017年1月は、燃油サーチャージが無料だった。
無料になったのは、シンガポールケロシン市況価格の円貨換算額が、燃油サーチャージ適応外の基準となる6000円を下回ったため。

そのほか、燃油代に関する留意事項などは以下を参照。
燃油サーチャージ価格と推移

ほい。

そんな感じ。

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