Xperia「Z3 compact」
Xperiaの「Z3 compact」(SO-01G/2014年冬)。
2014年10月下旬発売予定。
サイズ小さなAndroidは少ないので、コレが素晴らしいな、と。
自分は2世代前の「Z1f SO-02f」を買ったばかりなので買えない。
ただ、結構スペックが変わってるので、チェックしてみようかな、と。
まずは、公式の仕様一覧。
2014年冬モデル
Xperia™ Z3 Compact SO-02G | 主な仕様 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
2014年夏モデル
Xperia™ Z1 f SO-02F | 主な仕様 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
2013年冬モデル
Xperia™ A2 SO-04F | 主な仕様 | ソニーモバイルコミュニケーションズ
これを比較したメモにて。
表では、1つ前のコンパクトモデル「Xperia A2 SO-04F(2014夏)」と比べて、変化点があったモノを黄色背景にしている。
また、自分が持っているのが「Xperia Z1f SO-02F(2013冬)」のため、これも右端に追加。
※コンパクトモデルの仕様一覧
機種名 | Xperia Z3 compact SO-01G |
Xperia A2 SO-04F |
Xperia Z1f SO-02F |
---|---|---|---|
発売時期 | 2014冬 | 2014夏 | 2013冬 |
高さ | 127mm | 128mm | 127mm |
幅 | 65mm | 65mm | 65mm |
厚さ | 8.6mm | 9.7mm | 9.4mm |
質量 | 129g | 138g | 140g |
連続待受時間_3G | 800時間 | 500時間 | 500時間 |
連続待受時間_GSM | 620時間 | 410時間 | 410時間 |
連続待受時間_LTE | 650時間 | 450時間 | 450時間 |
連続通話時間_3G | 700分 | 580分 | 580分 |
連続通話時間_GSM | 650分 | 600分 | 600分 |
ディスプレイ | トリルミナス ディスプレイ |
トリルミナス ディスプレイ |
トリルミナス ディスプレイ |
サイズ | 4.6インチ | 4.3インチ | 4.3インチ |
解像度 | 1280×720 | 1280×720 | 1280×720 |
CPU | 2.5GHz クアッドコア |
2.2GHz クアッドコア |
2.2GHz クアッドコア |
電池容量 | 2600mAh | 2300mAh | 2300mAh |
OS | Android4.4 | Android4.4 | Android4.2.2 →4.4 |
RAM | 2GB | 2GB | 2GB |
ROM | 16GB | 16GB | 16GB |
メインカメラ | 2070万画素 裏面照射CMOS ISO感度12800 |
2070万画素 裏面照射CMOS |
2070万画素 裏面照射CMOS |
フロントカメラ | 220万画素 裏面照射CMOS |
220万画素 裏面照射CMOS |
220万画素 裏面照射CMOS |
静止画 | 20.7MP~ | 20.7MP~ | 20.7MP~ |
フラッシュ | 〇 | 〇 | 〇 |
ジオタグ | 〇 | 〇 | 〇 |
スマイルシャッター | 〇 | 〇 | 〇 |
シーン認識撮影 | 〇 | 〇 | 〇 |
動画 | 4K(3840×2160)~ | フルHD~ | フルHD~ |
フォトライト | 〇 | 〇 | 〇 |
顔認識 | 〇 | 〇 | 〇 |
手ブレ補正 | 〇 | 〇 | 〇 |
セルフタイマー | 〇 | 〇 | 〇 |
タッチ撮影 | 〇 | 〇 | 〇 |
オートフォーカス | 〇 | 〇 | 〇 |
日本語変換エンジン | POBox Plus ? | POBox Plus 1.1 | POBox Touch 6.2 |
通信速度 | 150Mbps/50Mbp | 150Mbps/50Mbp | 150Mbps/50Mbp |
VoLTE対応 | 〇 | × | × |
クワッドバンドLTE | 〇 | 〇 | 〇 |
DLNA | 〇 | 〇 | 〇 |
赤外線通信 | × | × | × |
ワンセグ | 〇 | 〇 | 〇 |
フルセグ | × | × | × |
おサイフケータイ | 〇 | 〇 | 〇 |
Wi-Fi | 〇 | 〇 | 〇 |
テザリング同時接続数_Wi-Fi | 10台 | 10台 | ? |
テザリング同時接続数_BT | 5台 | 5台 | ? |
テザリング同時接続数_USB | 1台 | 1台 | ? |
Bluetooth | 〇 | 〇 | 〇 |
WORLD WING | 〇 | クラス5 | クラス4 →クラス5 |
エリアメール | 〇 | 〇 | 〇 |
防水 | IPX5/8 | IPX5/8 | IPX5/8 |
防塵 | IP6X | IP5X | IP5X |
NOTTV | × | × | × |
GPS | 〇 | 〇 | 〇 |
急速充電 | 〇 | 〇 | 〇 |
急速充電2 | × | × | × |
非常用節電機能 | 非常用節電機能 | 非常用節電機能 | 緊急省電力モード |
上記のスペック表に記載がなく、機能変更があった点については、以下。
項目 | Xperia Z3 compact SO-01G(2014冬) |
Xperia A2 SO-04F(2014夏) |
Xperia Z1f SO-02F(2013冬) |
---|---|---|---|
ハイレゾ音源 | ○(対応ヘッドホンは別売り) | × | × |
ノイズキャンセル | ○(対応ヘッドホンは別売り) | × | × |
SmartWatch3連携 | ○ | ○ | ○ |
PS4と連携なんちゃら | ○らしい | 知らない | 知らない |
まぁ、スペック表にない分の変化点は、自分が興味あるヤツだけですけど。
ただ、こうしてみると、前々モデルと前モデルではほとんど差分がなかったのに対し、今回は結構変わってるよなぁ、と。
以下、変更点についてのメモなど。
電池持ちが1.5倍近い
「連続待受時間」、「連続通話時間」。
ざっくり言うと1.5倍近い感じ?
連続待受では、今までの450時間が、650時間に。
この点が、いいなぁ、と。
バッテリーは、2代続けて「2300mAh」だった。
今回の「Z3 compact」では「2600mAh」と、ちょっとだけ大容量化。
あんま変わってない。
どっちかっていうと、内部の省エネ性能が上がった、ということなんでしょうね。
– | Z3 compact | A2/Z1f |
---|---|---|
連続待受 | 650時間 | 450時間 |
バッテリー | 2600mAh | 2300mAh |
公式HPでコンパクト系の
電池が長持ち!
をアピールするのは、「Z3 compact」までなかった。
実使用時間で3日以上の利用が可能です。
電池が長持ちするので、日々のスマートフォン利用も安心です。
Xperia™ Z3 Compact SO-02G | USABILITY | ソニーモバイルコミュニケーションズ
「3日以上」といっても、想定は
Web閲覧等を約30分、メールや通話、SNSアプリ等を約35分、ゲームや動画、音楽を約15分、その他(アラームなど)を約5分の計約85分間/日の利用
ということなので、これをコレを超えることも多いかと思います。
自分は超える。
電車内でドラクエ(DQMSL)やってるから。
しかし「電池持ちが良くなる」のは、間違いないかなぁ、と。
小さく、軽く、なのに「大画面化」
「Z3 compact」は「9グラム」軽くなった。
6.5%の軽量化ということで、これは素晴らしいな、と。
厚さも0.3mmだけ薄くなってるようで。。。
しかし、画面サイズは4.6インチ。
今までは4.3インチだったので、ちょっと画面は大きくなった。
つまり?
ディスプレイとサイドフレームの間隔を極力狭くし、手のひらに収まる軽量コンパクトサイズながら、約4.6インチの大画面を実現しています。
Xperia™ Z3 Compact SO-02G | DESIGN | ソニーモバイルコミュニケーションズ
狭額縁・・・。
うーむ。
羨ましい。
※SO-02f目線
やっぱ時代は「狭額縁」なんすかね。
ソニーのは、シャープみたく「レンズ効果」を使ったものではないですけど。
この感動を多くの人に伝えたい――AQUOS CRYSTALの“フレームレス構造”に賭けたシャープの本気 (1/2) – ITmedia Mobile
まぁ、たった0.3インチの画面サイズ増が、体感的に意味があるか?は、店頭で触ってみないとわからない。
しかし、少なくとも「薄く・軽く」なったのは、素晴らしい。
ISO感度12800のカメラと、4K動画撮影
自分はスマホであんま写真を撮らないので、
ISO感度12800
と言われても、あんまアレなんだけど、、、
まぁISO感度が上がって、「暗いところがよく撮れるようになる」、と。
そういう話ですね。
あとコンパクト系では、初めて「4K動画の撮影」に対応。
ただし。
「Z3 compact」のディスプレイは4K対応ではない。
このため4K動画を撮って、スマホで再生しても、4Kレベルで楽しむことができない。
4K対応の液晶ディプレイとか、テレビとか。
そーゆーのに繋いで、初めて4Kで楽しめる。
https://www.sony.jp/bravia/4k/
4K動画のクオリティはすごい。
これは本当にスゴイんだが、、、
自分は4K対応のテレビとかディスプレイを、もってない。
とはいえ。
4Kじゃない液晶で見ても、「データが4Kだとキレイにみえる」らしい。
今夏のスマホ搭載の4K動画撮影って必要なのか?検証してわかった活用する裏技 – ライブドアニュース
確かに↓とか見てると、キレイな気がしないでもない。
※すでに4K撮影に対応している「Xperia Z2 SO-03F」の例
http://ringo-sanco.com/2014/06/28/xperia-z2-so03f-4k-movie/
ただし。
4K撮影はCPUパワーをかなり食うので、「Xperia Z2 SO-03F」の4K撮影は、「5分で停止」する。
http://digigadge.com/2014/06/xperiaz2so-03f-4k/
んー。
まぁ、とびっきりの画質で、短い動画を、「ここぞ」って時に撮れると思えば。。。
とにかく。
自分も今までは
4K?なにソレ、美味しいの?
って感じだが、一度いろいろ触ってみると、明確に「欲しい」と思うようになったすね。
まぁ、いずれにしろ安価になるまで買えないんだけど。
「デジタルノイズキャンセリング」に対応!
いやー、これ。
これがZ1fの自分的には一番羨ましい。
別売りの専用イヤホン(5,000円くらい)が必要ではあるけど。

ソニー SONY イヤホン MDR-NWNC33 : ノイズキャンセリング機能搭載ウォークマン専用 カナル型 ブラック MDR-NWNC33 B
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: エレクトロニクス
参考。
http://smartphoneokoku.net/archives/700
14夏モデルの「Z2 SO-03F」で初めて搭載。
※大きい方のモデル
ただ、同じく14夏モデルのコンパクト系「A2 SO-04F」には搭載されなかったんですよね。
なので、自分はXperiaでのノイズキャンセルは諦めて、「Bose QuietComfort 20i」を買った。
これは単体でノイズキャンセルが可能なイヤホン。
iPhoneに接続して使っている。
「ノイズキャンセル」も、実際に使うとかなり衝撃を受ける。
これが初めてスマホについた前回モデル「Z2 SO-03F」でもビビったけど、ついにコンパクト機にも載ったかー。。
自分が買った「Bose QuietComfort 20i」は、実力的には相当なモノ。
しかし、そこそこのサイズのノイズキャンセル処理のコントロールモジュールがついて、イヤホンの取り回しが悪いというか、邪魔なんだな。
Xperiaの場合、ノイズキャンセル処理をスマホ本体側でできる。
このため、イヤホン側に余計な部品が付かず、すっきりしている。
※「MDR-NC31EM」の全体画像は以下など参照。
Xperia(TM)ZL2でノイズキャンセリングヘッドセットを使おう:ソニーが好きなきのっぴぃのブログ:SSブログ
この点が羨ましいかな、と。
しかも、自分が買った「Bose QuietComfort 20i」は3万以上するのに、Xperia用の「MDR-NC31EM」は5,000円程度。
安い。
Xperiaの「デジタルノイズキャンセリング」の性能がどの程度か、自分は試してないので、その実力はイマイチわからない。
↑の人のレビューをみると、結構いい感じのようだ。
さすがに「Bose QuietComfort 20i」よりはアレだと思うが、「Bose QuietComfort 20i」よりアレだったら、俺氏、死亡。
いずれにしろ、ノイズキャンセルは
- 仕事中の雑音カット
- 電車内での音楽・ゲームへの没入感アップ
- 飛行機での安眠用
に、かなりハードに使っていて、これはマジで衝撃的に便利。
それがスマホとセットで、安く使えるのはいいかなぁ、と。
まとめ
メジャー更新の回とあって、結構変わったななぁ、と。
ただし、白ロム(回線契約ナシ)で買う場合、XperiaはGPS関係に注意。
Xperia「Z1f SO-02F」の白ロム/MVNOでA-GPSが使えず、GPS測位が遅い件 – やじり鳥
「Xperia J1 compact」(2015/4)、「VAIO Phone VA-10J](2015/3)との比較。
MVNO向け「Xperia J1 Compact」と、キャリア向けXperia(ドコモ)と、「VAIO Phone」の違い
SO-04F(2014夏)とSO-02F(2013冬)の比較についてはコチラも。
Xperia「Z1f SO-02F」(2013年)と「A2 SO-04F」(2014年)の違いを比較チェック – やじり鳥