「ルーブル美術館」すね。あと、「オルセー美術館」。
自分の人生に、「ルーブル」とか「美術館」とかが絡んでくるとは思わなかったんですが。
行ってみると、めちゃくちゃ面白くて。。。
やっぱこう、生でみると迫力がスゴいすね。
ルーブル美術館なんかは、丸2日いっても、全部は見切れなかった。
いやー。
ルーブル、まじハンパねぇ。
それで、ルーブルやオルセーでも使える、パリの美術館のフリーパス。
「パリ・ミュージアムパス」。
今回はこれを使って、便利だなぁと思ったので、そこら辺の話にて。
「パリミュージアムパス」は必要か?
パリに多数ある美術館に入れるフリーパス「パリミュージアムパス」。
対応施設数は、約60件。
まぁ、全部行くことはないけど。
「パリミュージアムパス」を持っていると、(あんまり)並ばずに「優先入場」ができる。
これが便利。
ちょー便利。
厳密に言うと、「パリミュージアムパス」が優先入場できるワケでなく、、、
チケットの事前購入をしていれば、優先入場ができるような運用の模様。
ただ、「パリミュージアムパス」を持ってれば、だいたいの施設に無料で入れる。
散策しながら、飛び込みで入れるのがうれしい。
「並んでるから辞めようかな・・・」とか、ならない。
そこが、いい。
日本語版の公式サイト&事前購入はコチラ。
パリミュージアムパス 日本語サイト | 美術館の共通入場フリーパス券
「パリミュージアムパス」の価格は、日数によって異なる。
2日券 | 5700円 |
4日券 | 7600円 |
6日券 | 9400円 |
※2015/04/11現在のレート
対応施設は、ルーブル、オルセー、ヴェルサイユ宮殿、凱旋門、ノートルダム寺院の塔など、いろいろ。
パリミュージアムパス 日本語サイト | パスの利用可能施設一覧
コレがお得かどうか、というので言うと・・・
「ルーブル」と「オルセー」で、だいたい3000円。
ルーブル美術館 | 12ユーロ | 1500円 |
オルセー美術館 | 11ユーロ | 1400円 |
あと、凱旋門とか、まぁ、いろいろあるだろうから。。。
まぁ色々行こうと思っている場合は、ペイするんじゃないかしら。
あと、事前購入しておけば、現地での無駄な時間が発生しない。
そこが一番ポイントだと思うかな。
まぁ気になる場合、以下のサイトで「お得かどうか」を計算できるっすね。
パリ・ミュージアム・パスって買い? | Notes de voyage
ちなみに、「パリミュージアムパス」を日本で買う場合の注意点。
出発の7営業日前までに購入手続きをする必要がある。
日本ご出発日の7営業日前まで(土、日、祝日、年末年始は除く)にお申込みください。
この期限を過ぎた場合でも、購入は可能。
ただし、別途、宅配便の料金(540円~)が必要。
なので、購入タイミングは注意。
その他、上記の公式サイトで「ミュージアムパス」を買った場合の様子や、現地での使い方などは↓ページ最下部にて。
そもそも「優先入場」とは何か?
まず、「優先入場」の意味について。
「ルーブル」も、「オルセー」も、まずはセキュリティ・チェックがある。
列ができて並ぶのは、その「セキュリティ・チェック」に並ぶところ。
- セキュリティ・チェック(混雑する)
- 入場(チケット・コントロール)(混雑しない)
例えば、↓は「ルーブル」の「ミラミッド中央入口」。
雨の中、傘をさしてめっちゃ並んでる。
多分、雨に降られながら30分以上は並ぶだろうな、、、という。
列の先では、セキュリティチェックが行われている。
これ、一応バッグをX線に通したりする。
なので、時間がかかるんだなぁ。
※飛行機と違って厳しくないようで、ペットボトルの水なんかも持ち込めたけど
さて。
この、「セキュリティ・チェック」への列。
「パリミュージアムパス」を含む、チケット事前購入者は、「別の列」に並ぶことができる。
そして、その列は「スカスカ」だったりする、と。
さっきのピラミッドに近づいてみると、看板が。。。
「チケットの事前購入者の優先入場」と書いてある。
その先を進むと・・・
誰でも並んでないやん!!!
スカスカの中を進むことができる。
別の日の様子。
こちらも、優先入場の列は、あんま並んでない。
ということで、、、
優先入場ができるのと、できないのでは、かなり違う。
30分以上並びそうな列の横をスイスイ行けちゃうんだなぁ。
「パリミュージアムパス」を持って行くか、個別チケットを事前に入手するか・・・
なんにしろ、絶対事前にチケットを買って置いた方が楽っすね。これは。
「ルーブル美術館」での「優先入場」が可能な入り口
自分が使った入り口は、
- 一番有名な「ピラミッド中央入口」
- メトロ駅に最も近い「リシュリュー入口」(パッサージュ・リシュリュー)
の2つ。
両方とも、「パリミュージアムパス」での「優先入場」が可能。
ただ、2つとも距離は離れてない。
混んでたら、違う方に行けちゃう距離。
立体図。
平面図。
また、両方とも「入口」といっても、上述のセキュリティチェックの場所が違うだけ。
セキュリティチェックを抜けると、両方とも「ナポレオン・ホール」(ピラミッドの下)にでる。
※下図の★部分
「ナポレオン・ホール」には、3方向それぞれにシュリー翼・リシュリー翼・ドゥノン翼への入口がある。
なので、どこに行くとしても、入口がどっちかは、あんま関係ない。
どうせ合流するので。
ちょっと、アクセスも含めてチェック。
「リシュリュー入口」(パッサージュ・リシュリュー)
この入口の特徴は、
- メトロ駅から一番近い
- 「優先入場」対象者専用(つまりチケット事前購入者専用)
ということ。
厳密に言うと、ツアー客用のようだが、事前購入者もOK。
まず、メトロ駅。
地下鉄(Métro)をご利用の方:
地下鉄1番線または7番線に乗り、パレ・ロワイヤル/ミュゼ・デュ・ルーヴル駅(Palais-Royal/Musée du Louvre)で下車してください。
ミュゼ・デュ・ルーヴル駅(Musée du Louvre)を降りたら、1番出口へ。
出口=Sortie。
1番出口の階段を上ったら、目の前がルーブル美術館。
横断歩道を渡って、
左右に曲がらず、
そのまま目の前にある小さめの入口を入る。
中に入ってそのまま進むと、ゴール。
みなさん並んでますね。
看板のチェックしてみます。
「チケットを事前購入しているツアー客か、その引率者」
ということで、ツアー用っぽい。
ただ、並んでみると、個人も結構並んでる。
自分は初日、ここから入った。
列に並んでいると、整理のおじさんに質問されるかも。
「お前、チケット持ってるか?」
→持ってない人は、別の入口に誘導されてた。
ミュージアムパス見せればOK。
列が自分の番になると、セキュリティチェック。
まぁ、ゆるゆるだけどね。
さて。
「リシュリュー入口」(パッサージュ・リシュリュー)は、空いているか?
これは、そのタイミングで「団体客がどれだけ並んでいるか」によるので難しい。
ピラミッド入口の方が空いている時もあった。
しかし、こっちは少なくとも、屋根付きで、雨が降ってても大丈夫。
並ぶのはキツくない。
なお、この「リシュリュー入口」が混んでいれば、そのまま「ピラミッド中央入口」にいける。
「リシュリュー入口」の列をスルーして、そのまま奥へ・・・
すると、そのままピラミッドの前に出てくるんだなぁ。
平面図でいうと、↓みたいに突っ切った感じ。
ということで。
メトロからきたら、とりあえずリシュリューの入口に向かえば良いんじゃないかと。
そのまま、ピラミッドへのショートカットにもなるので。
「ピラミッド中央入口」
これは、まぁ、「「優先入場」とは何か?」のトコで書いた通り。
例がピラミッド中央入口なので、そのまんまっす。
こっちは、「優先入場」専用ではないので、ぱっと見ではスゴク並んでいるように見える。
しかし、「優先入場」のレーンをみると、スカスカだったりする。
自分は待ち時間ナシで入った。
「ナポレオン・ホール」の様子
上記の2つの入口は、いずれも「ナポレオンホール」に行き着く。
※下図の★部分
ナポレオンホールには、券売機やチケットカウンターがある。
入場券や、オーディオガイドのレンタル券が購入可能。
チケットを事前購入していない人はここで買う。
しかし、あんま混んでない。
なぜだろう?
個人的には、、、
「チケットを持っているのに優先入場の列に並んでない人」が、かなりいるんじゃないかと、、、
そーゆー気がする。
そして、いよいよ館内へ。
シュリー翼・リシュリー翼・ドゥノン翼への入口(チケットコントロール)がある。
真ん中がシュリー翼。
まぁ、よく分からないという人は、「シュリー翼」へgo。
ホールから階段を上った先が、チケットコントロール。
チケットを見せて、館内に入っていく。
ここも、全然混んでない。
そんな感じ。
「オルセー」での「優先入場」は?
「オルセー」は入口が、建物の正面にA、B、C、Dの4つある。
建物の方を向いて、
左側にA、B。
右側がC、D。
窓ガラスに「A」とか文字が書いてあるので、すぐ分かる。
「ミュージアムパス」含むチケットの事前購入者が「優先入場」できるのは、
「C」(右側)
っすね。
左のA、Bの様子。
雨の中、めっちゃ並んでる。
右のC、Dの様子。
並んでるが、比較にならないくらい、空いている。
ということで。
やっぱ「オルセー」も、チケットの事前購入はした方がよいかな、と。
なお、「オルセー」も並んだ先は、「セキュリティチェック」。
ルーブル美術館と違って、オルセーは写真撮影が禁止なので、館内写真はない。
ただ、構造がシンプルなので、迷うことは一切無い。
そんな感じで。
パリ「ミュージアムパス」の買い方、使い方
日本語版の公式サイト&事前購入はコチラ。
パリミュージアムパス 日本語サイト | 美術館の共通入場フリーパス券
実際に↑のサイトで買うと、ちょっとした観光情報と、日本語の説明書が付いてくる。
「ミュージアムパス」本体は、カードサイズ。
裏面に、自分で利用開始日を記入する。
実際に美術館などの入口では、この裏面の日付を見せる感じ。
チケットコントロールのスタッフは、その日付で有効期限をチェックしている。
なので数字はちゃんとキレイに書いた方が親切かもね。
日付の記入の仕方などは、↓でも説明がある。
パリミュージアムパス 日本語サイト | パスの使い方 ~パリ旅行の必需品~
上記サイトで購入した場合は、紙で「記入の仕方」や使い方の説明書も入ってくる。
(日本語)
ミュージアムパスは、広げると、中に「利用可能な施設」のリストやマップが書いてある。
自分は4日券を買った。
雨が多く、「オープンバスツアー」に乗ろうと準備してたのをやめて、美術館メインにしたり、現地で予定を色々変更したりしたので、フリーパスの良さを実感したっす。。。
パリ観光「オープンバスツアー」(L'Open Bus Tour)のルートとバス停をGoogleMapsで見るためのkml
まとめ
「ミュージアムパス」はあった方がよい。
個別でチケットを現地調達する自信があるなら、そっちでも。
いずれにしろ、「優先入場」しないとキツい。
雨が多いので、そんな中で並ぶのは、ほら。。。
んー。
それくらいかな。
https://www.bousaid.com/tag/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9